食事デートでハズレ料理が出たときのスマートな対応9パターン
せっかくのデートなのに、店がハズレで料理がおいしくない…。
こんなとき、どう振る舞えば場の空気を悪くせず、相手に好印象を与えられるのでしょうか。
今回は10代から20代の独身女性96名へのアンケートを参考に「食事デートでハズレ料理が出たときのスマートな対応」を紹介します。
【1】その場では何も言わず、店を出てから「いまいちだったね」と切り出す「感想は共有したいけど、店の人の前で文句を言うのは大人げないかも」(20代女性)というように、本音は店を出てから言うと、スマートな気遣いを印象付けられそうです。
正直過ぎるリアクションは子どもっぽく見えるので、避けたほうがよいでしょう。
【2】表情で察して、さりげなくほかの料理やデザートを注文する「揚げ物とかアイスならハズレは少ないはず。
気をきかせて頼んでくれたらうれしい」(20代女性)というように、メニューを変えれば粗が目立たなくなることもあります。
どうしてもおいしくない場合は、早々にデザートをオーダーして、口直しを図るとよいかもしれません。
【3】「今度はもっとおいしい店を探しておくよ」と次の約束につなげる「盛り上がらないとこっちも凹むから、次の話が出るとほっとする」(10代女性)というように、料理のせいで気まずいムードを招くと、相手の女性も気に病んでしまうかもしれません。
デートで緊張しているのはお互いさまなので、へこたれず前向きな姿勢を見せてあげましょう。
【4】雰囲気を壊さないよう「面白い味だね(笑)」と言葉を選ぶ「明るく茶化して言ってくれたら、逆にそこから会話が弾みそう」(20代女性)というように、料理のまずさを別の切り口で話題にする手もあります。
「個性的」「懐かしい味」など、肯定的な表現を選ぶとよさそうです。
【5】「あまりおいしくなかったね、ごめんね」とストレートに謝る「黙ってるとかえって気まずい。
さらっと言ってくれるほうがいい」(10代女性)というように、取り繕おうとせず、素直に失敗を認めたほうがよいこともあるようです。
重い印象にならないよう、あっさりと口にするのがコツかもしれません。
【6】「次行こう、次!」と明るく笑い飛ばす「暗くなられるとこっちが困る。
切り替え上手な人なら男らしくて好印象」(20代女性)というように、店選びの失敗をものともしないポジティブな姿勢が、評価を上げることもあります。
特に女性が年下や控えめなタイプなら、早めに次の店を提案するなど、積極的にリードしてあげましょう。
【7】あえて「どう改善すればおいしくなるか」を熱心に考える「どんな香辛料を足せばいいか言い合っていたら、好みが似ていて意気投合(笑)」(20代女性)というように、無理に話を変えようとせず、「料理のまずさ」を前向きに議論する方法もあります。
お互い料理好きなら、これをきっかけに距離が縮まるかもしれません。
【8】残す罪悪感を軽減するため、女性の分まで頑張って食べてあげる「さすがに半分以上残すのは悪いから、手伝ってもらいたい」(20代女性)というように、どうしても完食がキツイ状況なら、助け舟を出してあげると喜ばれそうです。
ただしフランス料理などの場合、取り分けは本来マナー違反なので、店を選びましょう。
【9】「味はいまいちだったけど、一緒にいられて嬉しかった」と笑顔で礼を述べる「私を大事に思ってくれているんだと感動して、店のことは忘れそう」(10代女性)というように、デートに関する肯定的な言葉には、失敗をカバーする働きがあるようです。
別れ際、目を見てにこやかに伝えれば、おいしくなかった店のことより、あなた自身の印象のほうが強く残るでしょう。
店を選んだのがあなたなら、女性側から「おいしくない」とは言いづらいもの。
かといって、料理について何も言わないのも不自然です。
状況に合った上手な切り出し方ができれば、逆に評価が上がる可能性もあるので、腹をくくって「災い転じて福となす」を狙いましょう。
(さのちあき/OfficeTi+)【調査概要】期間:2015年4月10日から17日まで対象:合計96名(10代、20代の独身女性)地域:全国方法:インターネット調査Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2016年2月24日(水)