スゴレン

和気あいあいとした雰囲気を台無しにする「迷惑な鍋奉行」9パターン

気の合う仲間と鍋を囲むのが楽しい季節。

とくに気になる女性が参加する鍋パーティーでは、つい張り切りたくなるものですが、和やかなムードをぶち壊しにしないためには、やりすぎに注意が必要かもしれません。

そこで今回は、10代から20代の独身女性116名に聞いたアンケートを参考に「和気あいあいとした雰囲気を台無しにする『迷惑な鍋奉行』」をご紹介します。

【1】「触るな!」とほかの人に鍋をいじらせない「鍋の前に通せんぼしてるみたいに陣取ってて、みんな困ってます」(20代女性)というように、あまりにすべてを仕切りたがると、煙たがられてしまいそうです。

せめて、参加メンバーの誰もが鍋をつつけるように配慮するのが、真の鍋奉行でしょう。

【2】「お前、肉取り過ぎ!」といちいち人の動きを監視する「『取った肉の数、数えてんの!?』と一時、騒然となりました!」(20代女性)など、鍋を見張っているかのような発言は、湯気でポカポカになったみんなの心と体を一気に凍らせてしまうかもしれません。

多少偏った取り方をする人がいても、大らかな気持ちで見守りたいものです。

【3】「具材同士のハーモニーが大事なんだ」と鍋の中をぐちゃぐちゃに混ぜる「正直、食欲がなくなりました」(10代女性)というように、一般的でない作法を押し通すと、どうしても生理的に受け付けない人も多いようです。

口に入れるものだけに、万人が受け入れられるようなやり方を踏襲するほうが無難でしょう。

【4】「遠慮しなくていいから!」とお腹いっぱいなのに小皿いっぱいによそう「ダイエットを妨害するつもりなんでしょうか」(20代女性)など、相手の意向を無視して取り皿を山盛りにするのは、場合によっては嫌がらせになってしまうかもしれません。

鍋奉行なら、「もういい」が遠慮なのか本気なのかをしっかりと見極めるべきでしょう。

【5】「あと30秒待って!」と仕切り過ぎて自由に食べさせない「『それがベストタイミングだから』って言うけど…」(20代女性)というように、絶妙な火の通り具合を教えてあげようとして、逆に不満を抱かせてしまうパターンです。

「あと30秒待つと最高においしいかも?」ぐらいのアドバイスにとどめたほうが、相手も受け入れやすいかもしれません。

【6】「○○ちゃん、ホタテ好きでしょ?」とお気に入りの女子だけに良い具を分ける「かわいい子ばかり選んでよそっているのが、あまりにもわかりやすくて」(10代女性)など、不公平な分配の仕方は、特定の女性をひいきしているかのような印象を与えるかもしれません。

楽しく鍋を囲む仲間同士なのですから、あくまでも平等に取り分けるべきでしょう。

【7】「和牛ばかりが良い肉とは限らない」とウンチクばかり言いたがる「あいづちを打つのに忙しくて、鍋に集中できなかった」(20代女性)など、空気を読まずに豊富な知識を披露しようとして、鬱陶しがられる失敗例です。

どうしても講釈をたれたければ、食後のデザートまで待ちましょう。

【8】「にんじんは短冊切りだろ?」と下ごしらえした人にダメ出しする「『私たちだけに任せておいて、あとから何言ってんの!?』と女子チームから総スカンでした」(20代女性)など、何の手伝いもせずに細かく口だけ出す行為も、ヒンシュクを買いそうです。

こだわりがあるのなら、「短冊切りが好きだから、俺にやらせて」と申し出て自分でやりましょう。

【9】「直箸でオッケーだよねー」と自分の箸で取り分ける「『もしこの人がインフルエンザにかかってたら…』と考えた途端、箸が進まなくなった」(20代女性)というように、一度口をつけた箸を鍋に入れることに嫌悪感を催す人もいます。

感染防止の観点からも、取り分け用の菜箸を使いたいものです。

鍋は、ある程度、打ち解けた間柄でなければ囲みたくないもの。

鍋奉行を務めたければ、「親しき中にも礼儀あり」の精神で、気配りを忘れないようにしましょう。

(倉田さとみ)【調査概要】期間:2015年6月2日から9日まで対象:合計116名(10代、20代の独身女性)地域:全国方法:インターネット調査Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2016年3月12日(土)

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