スゴレン

「さすがに嘘でしょ」と失笑した男の自慢話8パターン

お酒の席など、ふとしたはずみに飛び出す「男の自慢話」。

「すごいなあ」と率直に感心してしまうものから、「えっ?」と耳を疑うレベルの武勇伝など、内容は多岐にわたると思いますが、「さすがに嘘でしょ」と失笑した経験のある女性は少なくないはずです。

そこで今回は、『オトメスゴレン』読者の女性を対象に、「失笑した男の自慢話は?」というテーマで意見を募集してみました。

ちょっと「?」な自慢話の数々をご紹介します。

【1】「オレ、俳優の○○と昔よくツルんでてさ・・・」など、有名人と知り合いだという自慢話「いまをときめくイケメン俳優と出身大学が同じというのが自慢の知人。

『昔は地味なヤツだったよ』と言うが、年齢差を考えれば、直接の知り合いであるはずがない」(20代女性)といった程度なら、意外とよくある話ですが、「超人気バンドと同郷の男友達は『アイツらに楽器教えたの、オレなんだ』」というのが口グセ。

ギターとベースの違いも知らない彼がそんなことをできるはずもなく、『またその話かよ』と周囲はあきれている」(20代女性)など、度が過ぎると聞き手を苛立たせることになりかねないので、注意しましょう。

【2】「○○大学に合格したが、わざと蹴った」「内定した会社を断ってフリーターになった」など、微妙な経歴の自慢話「学歴コンプレックスを抱いている同僚は、『○○大学には合格したけど、ほかにやりたいことがあったので、わざと蹴った』と主張。

『じゃあなんで受験したの?』と突っ込みたくてウズウズ!」(20代女性)など、経歴に関する微妙な「補足」は、事実がどうであるかはさておき、「イタい人だ」という印象を与えます。

「『内定した会社を断ってフリーターになった』って、自慢のつもりかもしれないけど、ヨミの甘さを自分でバラしているようなもの」(20代女性)というように、女性の見方は案外シビアだと覚えておきましょう。

【3】「億の金を動かしてるんだけど、事情があって身を隠している」など、本当は金持ちだという自慢話「『ウラで億の金を動かしてるんだけど、事情があって身を隠している』と言って、堂々と飲み代を踏み倒す男。

もはや誰も信じていない」(30代女性)など、「本当はお金を持っている」という打ち明け話は、ほとんどの場合、眉唾ものだと受け取られます。

「『オレは田舎の地主の息子で、一生食うには困らない』と口説かれたが、お金があるなら自分のファッションをどうにかしたほうがいいと思う」(20代女性)というように、たとえお金持ちなのが真実だとしても、女性にとって魅力的に映らないケースは少なくありません。

【4】「徳川の埋蔵金のありかを知ってるんだけど・・・」など、話の出どころが都市伝説級の自慢話「『誰にも言うなよ』と前置きして、『徳川の埋蔵金のありか』について語り始めた男性。

『すごいことを知ってるオレ』をアピールしたいのかもしれないが、都市伝説を本気で信じてるなんてドン引き」(20代女性)というように、自慢話のスケールが大きすぎると、むしろ間抜けに見えることがあります。

「『清朝の財宝が』『マルタ騎士団が』など、うさんくさい話ばかり持ち出す知人は、陰で『詐欺師』と呼ばれています」(30代女性)など、警戒されてしまっては元も子もないので、この手の話題はほどほどにしておいたほうが無難です。

【5】「ケガさえしなければ、いまごろオレが表彰台に立っていた!」など、オリンピック選手よりもスゴイという自慢話「北京五輪で金メダルを取った競泳選手に『ケガさえしなければ、オレもいまごろ表彰台に・・・』と悔しがっていた人が、バンクーバー五輪でも『フィギュアの道を諦めなければ自分だって・・・』と言い出したので、さすがに笑った」(20代女性)など、第一線のスポーツ選手に対抗心を燃やしてしまう男性は、「かわいいけど、やっぱりバカ」(30代女性)とバッサリ斬られてしまうのがオチです。

「選手としての記録は、ネットで調べればすぐわかる」(20代女性)というように、大風呂敷を広げすぎると墓穴を掘る可能性もあります。

【6】「○○ってオレの彼女だったんだぜ」など、有名人と付き合っていたという自慢話「ある女優と中学で同級生だった男友達。

『あいつは自分に惚れていた』といばっているが、あとからなら何とでも言えるよね」(20代女性)など、仮にそれが本当だったとしても「嘘つき」呼ばわりされてしまいがちなのが「有名人と付き合ったことがある」という話です。

「『これ、元カノ』と見せられたのは、某グラビアアイドルの写真。

でもよく見たら雑誌の切り抜きだった! プリクラとかならまだしも、ツメが甘すぎる」(10代女性)というように、中途半端な小細工も「みっともない」と思われてしまうのでやめておきましょう。

【7】「高校の入学式で、道を教えてくれた彼女が・・・」など、どこかで聞いたことのある過去の恋愛の自慢話過去の恋愛話は、女の子の興味を引きやすいものです。

しかし「『高校の入学式で、道を教えてくれた彼女が・・・』って、どこかで聞いたことのある物語を得意げに披露されても」(20代女性)というように、底の浅さが露呈してしまうと、かえって逆効果になります。

同様に、話術が達者すぎる場合にも「『おまえはホストか!』と思う」(30代女性)と好まれない可能性がありますが、「本当にあったことなら、やっぱり感動する」(30代女性)という意見にあるように、偽りのないピュアな恋の話には、共感する女性が多いようです。

【8】「オレって結構ワルくてさ・・・」など、事実だったら犯罪レベルの過去のヤンチャ自慢「お酒の席で『オレなんか○○も盗んだことあるぞ!』『隣のクラスのヤツからお金を巻き上げて』と、男同士のヤンチャ自慢がエスカレート。

それって窃盗とか恐喝でしょ!」(20代女性)など、「昔はワルかった自分」を語るのが好きな男性は少なくありません。

しかし「『髪を染めてた』とか、校則違反程度なら笑い話で済むけれど、『いまからでも警察に伝えたほうが』みたいな犯罪レベルの情報は、どう対処したらいいのか」(20代女性)というように、節度をわきまえない暴露話は女性を困惑させるだけだと肝に銘じておきましょう。

身に覚えのある「自慢話」はありませんでしたか? 男性のキャラクターによって、ほかにもNGな話題が考えられると思います。

皆さんのご意見をお待ちしています。

(松田久美子)Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2016年3月12日(土)

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