ああガッカリ…美術館デートを台無しにする「ダメな感想」9パターン
美術館といえばしっとり系デートの定番スポットですが、普段行き慣れていない男性は、場違いなコメントを連発しがちなもの。
あまりにトンチンカンだと、「こいつダメだ」と女性から見切りをつけられてしまうかもしれません。
そこで今回は、10代から20代の独身女性118名に聞いたアンケート調査を参考に「ああガッカリ…美術館デートを台無しにする『ダメな感想』」をご紹介します。
【1】「1枚いくらするのかな?」とそろばんをはじく「何度も話題にされると小さい男だなと思います」(20代女性)というように、美術品の価値を金額でしか測ることができないパターンです。
むしろ互いに「これは1000万パワーだな」と作品自体のすごさを評価したほうがポジティブなデートになるでしょう。
【2】「この絵がなんで100万円もするの?」と作品を侮辱する「その場で作品を売っている展覧会でありがち」(20代女性)というように、値札を見てはいちいち驚いてしまい、一緒にいる女性を微妙な気持ちにさせるパターンです。
「値札を見ずに当てあいっこゲーム」をしたがるのも、下品だと見なされそうなので気を付けましょう。
【3】「こんなもん俺にでも描けるよ」と無駄な対抗意識を燃やす「特に現代美術に多いですね。
その思いつきが評価されているのに…」(20代女性)というように、外野で野次っているだけの態度がみっともないと思われるパターンです。
せめて「やっぱりクリエイティブの世界は一番最初にやったもん勝ちなんだなあ」くらいの皮肉に留めておきましょう【4】「これの何が面白いの?」と想像力のなさをうかがわせる「意見が違って当たり前ですけど、自分がいいなと思っているものを理解されないと残念」(20代女性)というように、頭ごなしに作品を否定して、女性を悲しませるパターンです。
せめて相手の顔色をうかがいながら言葉を選んだほうがいいでしょう。
【5】「あの漫画のキャラみたい」とたとえ方のレベルが低い「こっちが元ネタだから!そんなことも知らないの!ってがっかり」(20代女性)というように、教養のなさがバレて失望されるパターンです。
作品の発表年を確認しながら「あれに似てるけど、この作品からインスパイアされたのかな」と切り出すのが無難でしょう。
【6】「うわー、超エロい!」と幼稚なことしか言わない「そういう展示ならいいんですけど、下ネタ目線でしか作品を見られないなんて」(20代女性)というように、中学生レベルの思考しかできず、呆れられるパターンです。
せめて「見てると恥ずかしくなるね」くらいのウブなコメントなら、ほほえましく思ってもらえるでしょう。
【7】「人多すぎ、みんな暇なんだな」と周囲の客を馬鹿にする「しょうがないでしょ、話題の展示なんだから。
『おめーもその一人だよ!』とキレたくなります」(20代女性)というように、自分のことを棚に上げて女性をムッとさせるパターンです。
行列にイライラするのも器の小ささを露呈するので、ぐっとこらえましょう。
【8】「これ、グッズ売りたいだけだよね」と失礼な邪推をする「こっちが必死にグッズ漁っている最中に言われると萎えます」(20代女性)というように、商業主義だと批判して、相手を不快にさせるパターンです。
ただし、場の雰囲気に呑まれて散財しがちな女性には、「それ本当に欲しいの?」と自制を促してもいいかもしれません。
【9】「なんか、すごい良かったね」とふんわりした表現でごまかす「ちょっとくらい気の利いたコメントを言えばいいのに、バカっぽい」(20代女性)というように、自分の言葉で感想を述べることができず、底の浅さを見透かされるパターンです。
せめてひとつ気になった作品を挙げて具体的に語るだけでも印象が違ってくるでしょう。
なにもわからなければ、その場では「余計なことを言わない」のが基本かもしれません。
そしてあとで話し合うネタを探しながら作品を鑑賞する、という態度で臨めばよいでしょう。
(熊山准)【調査概要】期間:2015年5月7日から14日まで対象:合計118名(10代、20代の独身女性)地域:全国方法:インターネット調査Photo:AllimagesbyiStock最終更新日:2016年2月26日(金)




