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男性に「ねぇ君たち絶対サクラだよね?」と散々聞かれて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポートvol.6】

【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポート/モデルプレス】この連載では、ラブ・コラム担当編集部員“酒池肉林子”が出会いスポット「相席居酒屋」にガチで足を運び、そこで直面した現実を基に楽しんで出会いを掴むための掟をご紹介。

今回のテーマは「男性に“ねぇ君たち絶対サクラだよね?”と散々聞かれて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条」。

相席居酒屋の楽しみ方や出会いの掴み方を独自の目線で紐解いていきます。

男性に「ねぇ君たち絶対サクラだよね?」と散々聞かれて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポートvol.6】/photobyいらすとやどうも、男と酒が大好きなのにナンパされると一気に怖気づき「ト◯トロの末裔だから森に帰るの!」と言ったり、元カレが残した3ケタの借金に追われながらも酒に溺れたりしている酒池肉林子(しゅちにくりんこ)と申します。

さあ、3連休目前。

うっひょよーい!とテンション上がっている読者の皆さんが、さらにテンション上がってしまう連載が今回も始まりました。

酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポート/photobyいらすとや先日、友達から「何が相席居酒屋はオアシスだ!お前は馬鹿か!知らない間に借金作っているのにも驚きだわ!」と一通のLINEが入りました。

いや、あの、今さらすぎませんか…?この連載も気がついたら6回目。

今さらなお説教を頂いてびっくりしています。

でもやっぱり…アソコはオアシスなんです!さあ今宵も皆さんで叫びましょう!せーのっ!(C)モデルプレスはい、ありがとうございます。

つい一昨日、男友達に「そろそろ会わないと寂しいよ~」と女を出したLINEを送ったら既読無視をくらいました。

忙しいのかな?と思い。

共通の友達にその事を話したら「飲んだくれているブスから何か来た~ぐらいにしか思ってないんじゃね?」「あ、それか酔っ払っているって思われているかもな」と言われました。

女を出しても何も良いことがありません…私の女の出し方が間違っているのでしょうか?というか、そもそも妄想であれこれ語るな!!!私の女心を抉りやがって!!!!!さて、余談もさておき。

今回は女性同士でも仲良くなれる出会い系で知り合ったH香と一緒に相席居酒屋へ行ってきました。

H香は一言で言うと「キャバ嬢をしている人」です。

コミュニケーション能力に長けています。

そしてなかなか賢い人です。

個人的にはこの手の人たちの中では一番に好きです。

そして美人です。

「相席居酒屋行くの~?私、完全に仕事モード入っちゃうよ~?」と騒いでいるH香を横目にノコノコ戦場へと向かう私。

私「もう何でも良いから、サブカル酒豪ブスを助けて欲しい」H香「何でも良いからサブカル酒豪ブスを助けて欲しいって、具体的にどこから?」私「色々あったけど相席居酒屋の沼から抜けられないし男友達から悪口のLINE届くし、カップ酒片手に一人で近所を徘徊するし、岡田将生みたいなイケメンと出会えないし生活と肝臓が壊れそう」H香「じゃあもうサブカル卒業して整形しな!あと岡田将生捨てろ!」アドバイスがちょっとズレています。

1巡目で“サクラ説”を疑われる無事に入店し、30分後に1巡目の相席開始。

男1:30代前半。

IT関係の仕事をしている。

少々モサッとした雰囲気の男子。

男2:20代後半。

飲食店勤務。

白シャツが似合う爽やかな黒髪男子。

2人は昔にしていたバイトが一緒だったのだとか。

バイトの関係が今も続くって羨ましい~なんて会話をしながら乾杯。

そこから自己紹介をしていくうちに、男2の方がとんでもない事を言い出しました。

男2「失礼を承知で聞くんだけど…サクラじゃないよね?」私とH香は固まります。

H香「え~そんなわけないじゃ~ん!私たちちゃーんと出会いを求めてここに来ているの♡」さすがキャバ嬢。

コミュニケーション能力がめちゃくちゃ高くて尊敬する。

男1「でもサクラ居るんじゃね?って俺ら話していて…」私「そもそも、相席屋においての“サクラ”って何?」私は疑問を投げかけます。

彼ら曰く…/タダ飯タダ酒を目当てに来ている可愛い女の子\…って事は私、可愛く見られているー!?と興奮。

私「それってもしかして私たちが可愛いってこと!?♡」サブカル酒豪ブス、ここぞとばかりにキャピります。

男1&2「…」はい、すいませんでしたー!調子に乗りましたー!どう考えてもH香の方が可愛いですよねー!ごめんなさーい!今のキャピり、忘れてくださーい!つーか反応がストレートすぎて尊敬するわ!何だこの人たち!すげぇ!!男性陣「サクラだよね?」VS私「こんなブスのサクラ嫌でしょ?」そこからも「サクラだよね?」攻撃は続きます。

男性陣「サクラだよね?」私たち「いやだから、違うってば!笑」男性陣「本当~?」本当だっつーの!!と心の中で半ギレになりながら私はハイボールを飲み続けます。

それでも彼らの“サクラだよね?”攻撃は止まりません。

私は決定的な一言を突きつけました。

私「こんなブスのサクラ、嫌でしょ?」3秒ほど変な空気が流れた後、男性陣はこう言い返します。

男性陣「いや、君みたいな絶妙なブスが一番サクラっぽい」おーーーーーーーいーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!絶妙なブスとか言うんじゃねえ!!!!!!!!!!!!!!!!私「絶妙なブスって言ったな?」男性陣「言った」私「おっしゃ見てろお前ら!ここから本領発揮すっからな!」そう言って私はお酒を取りにいくのでした。

H香「いや!ブスって言われたんだから化粧直しにいけよ!」そんなH香の声を右から左に流して、焼酎を飲もうとします。

サクラじゃないことを証明したいから飲みまくってコミュ力アップさせた私「よし、みんなかんぱーい!」謎の2回目の乾杯をして、私はグイグイとお酒を飲みます。

男性陣「いや、だからそれがタダ酒になってサクラって疑っちゃうんだよ」私「サクラってのはそこそこ可愛くないと疑われないんだぞ!」男性陣「うん…」私「じゃあ私、可愛いじゃん!可愛いってことじゃん!」男性陣「うん…そうだね…」男性陣が引いているのが分かります。

そんなに引くならさっさと席替えしろー!!!と心の中で叫びます。

H香「この子、化粧をしっかりすれば可愛くなれるからさ!ほら林子、化粧直してきな!」私、無理やりポーチを持たされてお手洗いに行かされる。

男性陣「席替えの希望出すのとか止めてね~!面白いから!」H香「出さないから安心して~♡」私、いそいそと化粧を直す。

「何しているんだろう…」と悲しくなりました。

サクラじゃないことを証明したいから自虐に走った化粧直しから帰ってきた私。

男性陣の反応は…「…おうおう、まあ良いんじゃね?」すっげ~~~微妙な反応じゃねえか~~~~~!!!!!!恥ずかしいからせめて「マシになったね」ぐらいは言って欲しかったんですけど~~~~~!!!!!!サブカル酒豪ブス、若干傷ついたわ~~~~~!!!!!「ま!地盤が元から歪んでいると補正を頑張っても限界あるよね!!!!ガハハ!!!!!」「もうね、私みたいなブスのコミュニケーションとるのが苦手な女は焼酎のロックをグイグイ飲まないとダメなの!!!!!」「知っている!?私、お酒で色んなモノを隠しているの!」(ここ重要です)H香も男性陣も若干、引いています。

私自身もこの辺の記憶が曖昧のまま書いています。

相席居酒屋で飲みすぎるってバカなのか、私は。

出会いも何もねえじゃん。

マジでサクラ化しそうじゃん。

アホかよ。

もはやネタ化してきて疲れたので席替えしたもはやサクラ?がネタ化してきた頃。

私はこんなことを思うようになりました。

/席替えしてえ\という訳で席替えの希望を出して、彼らとはさようならしました。

…え、連絡先を交換したかって?そりゃあ…ご想像にお任せします///ちょ、あっ、ごめんなさい!しました!はい!サブカル酒豪ブス、調子に乗りました!!!カップ酒の瓶を投げないで!せめてカップ酒のふたぐらいにしといて!!!!みんな!!この5ヶ条覚えておけよ!!/photobyいらすとや以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈っています!また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。

~余談:H香からお説教をくらうサブカル酒豪ブス~H香「あそこって本当にオアシスなの?」私「うん、オアシス」H香「もっと他に良いとこあると思うんだけど」私「私だって良いとこ行きたい!でもサブカル酒豪ブスが馴染めるわけない!!」H香「まずその自尊心の低さをどうにかしろ」同じようなことを別の人にも言われたな~…自尊心が高くなるような恋がしたいです。

(modelpress編集部)【NotSponsored記事】

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