透明で不透明な‘愛’に、気づいて。長年付き合う彼氏と貴方に、感じてほしいこと記録
飽きるまで過ごしても、飽きなくて、‘飽きる’という感情そのものが、この人を前にすると消えていく。
飽きない訳ではなくて、ただ飽きるとか飽きないとか、そんな言葉では表しきれない安定感。
異常なほど、落ち着くんです。
好きとかドキドキとか、盛り上がった感情はなくとも、この人じゃなきゃ嫌だと強く思う。
透明なようで不透明な、実体も当てはまる言葉もないこの感情。
■でも、このままで良いのかなって「恋愛のあるべき形って、これで合ってるのかな」と思うことは時々ある。
他の人が、恋人に対してどんな感情を抱いて、どんな愛情表現をしているのか分からないから。
恋愛に正解はないけど、正解がないからこそ難しい。
でも、正解も表す言葉もなくたって、確かめることはできると思った。
記録1:デートもサプライズも、ネタ切れ有名なデートスポットも、気軽に行ける旅行先も、誕生日や記念日のサプライズ企画も、思いつくものは一通り叶え尽くした。
それでも、行きたい場所はない訳じゃない。
ただ、「初めて!」とワクワクする気持ちが薄らいでしまうと思うと、少し億劫になってしまうのです。
|今行けば、また違った世界が昔行った場所は、再び足を運んでもつまらない。
一度したサプライズは、繰り返しても嬉しくない。
そんなはずはないのです。
二度目も三度目もその先も、少しずつ色を変えて、また楽しめば良い。
気付けなかったものに気付いて、見える景色も、感じることも変わっているはずです。
長く一緒にいれば、お互いの好みも少し変化しているかもしれません。
なので、彼に合わせるというよりも‘今の彼’に合わせるという考え方でプランを実行すれば、刺激的で楽しい時間を過ごせるはず。
記録2:結婚、どうする?恋愛に、夢はつきものだと思う。
それが、私や私の周りでは‘結婚’という形式的なもの。
でも、彼は「あまり現実的に感じられないから、何とも」と、いつもの何を考えているのか分からない表情で切り返す。
今すぐにプロポーズをしてだなんて思ってない。
ただただ「結婚したいね」っていう言葉に同調してくれれば、それだけで嬉しいのに。
|‘結婚したいくらい好き’という感情なら「結婚したいね」という言葉を、貴方と違った風にとらえているのかもしれません。
自分の人生も、貴方の人生も、とても大切だからこそ、軽はずみに同調できないだけなのかも。
軽い気持ちで「結婚したい」と口にするのは、‘結婚したいと思えるくらい、貴方のことが好き’という気持ちがこもっているでしょう。
彼も同じくらい大きな愛情を貴方に抱いてさえいれば、ささやかに共感してくれているかもしれません。
記録3:可愛くなっても、反応が薄い出典:www.17kg.shop髪を切った、新しい服を買った、私にとってそれはその月でもトップレベルで重大なこと。
そして、何度も聞いてきた彼の褒め言葉に期待する。
でも、回数を重ねるごとに感動してくれなくなった。
というか、褒めてはくれるけど、‘無理に言わされてる感’が尋常じゃない。
|可愛い姿よりも、愛おしい姿パッチリと化粧をした姿、バチバチにお洒落な服を着こなす貴方のことを、もちろん彼は魅力的だと感じているでしょう。
でも彼はそれ以上に、自分しか知らない愛おしい姿が好きなのかもしれません。
出典:www.17kg.shop眠そうにあくびする姿、ぼんやりテレビを見ながらくしゃっと笑う姿、そんな何でもない瞬間の貴方が愛おしくてたまらないのかも。
でも、‘彼に可愛いと言われたくて頑張っている’という思いが伝われば、彼もきゅんとして喜んでくれるかも。
そういう思いをそれとなく素直に伝えてみると良いかもしれませんね。
記録4:お互いの優しさが、当たり前に出典:www.pexels.com幸せなことが当たり前になっていくのは、長続きの恋愛にはつきもの。
でも少し寂しいようで、悲しいようで、切ない気もしてくる。
小さなことで心が満たされていた昔を、懐かしく感じるのです。
でも、当たり前になっているだけで彼の優しさに気付けている今は、まだ良いと思う。
これから先、慣れすぎて気付かなくなってしまうことが、物凄く嫌だ。
|ありがとうを習慣付ければ、忘れない優しさを感じた時、小さなことでも「ありがとう」と言える素直さを忘れずにいましょう。
言葉にして口に出していれば、彼の優しい言動に気付かなくなるほど麻痺することはないはずです。
出典:www.17kg.shop想いあっている仲であれば、優しい言動も感謝の言葉も、してきた分だけ返ってくるはず。
なので彼の優しさに甘えて怠けるばかりではなく、あなたからも行動を起こしていきましょう。
そうすることで、幸せが持続され、お互いに安心感を得られ続けるはず。
色がないようで、でも鮮やかで透明で不透明な愛情。
確かにここに存在しているんだと思う。
そしてそんな愛情の存在を確かめて、見つけて、喜ぶ二人。
掴みどころのないこの愛情、よくわからないけど煌めいていることは確かなんです。