時を超えて、想い人へ届けます。百人一首から連想する女の子の恋わずらいSTYLE
恋わずらいをしたようです_どうやら私、あの人への想いを募らせてしまったようなんです。
この気持ち、わかってくれる人はいますか?実は今も昔も、同じ恋わずらいをしている人たちがいるんです。
小倉百人一首には恋の歌が数多く存在しています。
昔の女性も同じように悩んでいたのかも。
今回は小倉百人一首に収録されている女性が詠んだ歌から連想して、その人にぴったりなお洋服やメイク、ネイルを紹介します。
中世に生きた、彼女たちと想いをシンクロさせて、その悩ましい恋を考えていきましょう。
_有馬山有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする大弐三位(だいにのさんみ)という紫式部の娘で平安時代中期の女流歌人とされている女性が詠んだこの歌。
想い人が自分に対して、「もう私のことは好きではなく、他に好きな人がいるのでしょう。
」と言った時の返歌です。
「笹の葉が風になびいてそよそよと音をするように、あなたのことを忘れることは決してありません」という意味です。
現代でも、好きな人に少し素っ気なくしている時に、たまたま他の男の人と仲良くしてしまって、その人から嫉妬されることってあると思うのです。
でもそれって、相手が素っ気なくしたから、自分も素っ気なくしてしまうということもありますよね。
この歌でもそのような面に触れています。
出典:shutterstockお互い、信頼しきれていないからこそ心配になり、このようなすれ違いを生んでいるのです。
心配させない態度って大切です。
お互いが本命であるとわかるように、あなたはその人にしか見せない女性らしいワンピースで、「あなたのことが好き」とアピールすると、彼もドキッとしてくれるかも。
シアーチェック小花柄ロングワンピース¥5,292風になびく緑色のワンピースは、この歌全体のイメージに合いそうですね。
本命であることをお互いがちゃんと意識すれば、すれ違いも少なくなるかも。
LOVEサイトで詳細を見る_やすらはでやすらはで寝なましものをさ夜ふけてかたぶくまでの月を見しかなこちらは赤染衛門(あかぞめえもん)という中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人で、歌人の方が詠んだものです。
想い人を待っていたのに来なかった時に詠まれたもので、意味は、「あなたが来ないと知っていたら、すぐに寝たのに、いつのまにか夜が更けて西の空にかたむくほどの月を見てしまった」というもの。
現代でも、ずっと彼を待ってしまうということ、ありますよね。
LINEの返信でも同じことが言えそうです。
「待たせてもいいや」と彼に思わせてしまっているから、こういう問題が出てきてしまうのかも。
待ちぼうけをうまく使って、彼を夢中にさせちゃいましょう。
出典:lipscosme.comずっと月を見ていたら、その光がまぶたに落ちてきたような、キラキラする目元で彼を虜にしちゃいましょう。
キラキラした目で見つめる女性が近くにいるのなら、きっと彼も振り向いてくれるはず。
シャイニーシャドウ¥1,080シルバーのラメアイシャドウで、月の輝きのような目元に。
彼はあなたを待たせてもいいとは思わないかも。
LOVEサイトで詳細を見る_音に聞く音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)が詠んだ句で、当時、現代でいうプレイボーイだった藤原俊忠(ふじわらのとしただ)からもらった句の返歌です。
意味は「評判の高い高師の波のように、有名な浮気者のあなたを心に掛けることはない。
」というもの。
人気者で、女性にモテモテのあの人のことが気になって仕方がないけど、好きになってはいけないという恋を経験したことがある女の子は多いはず。
好きという気持ちはあっても、大きなアピールに出ることができないということってありますよね。
なので、ちょっと控えめに。
でもあの人の波のイメージに染まるブルーで、心でそっと想いたい。
そんなあなたは、青のフットネイルで波とあなたを溶け込ませて。
マニキュア¥1,404いろはネイルのマニキュアは和の雰囲気があり、百人一首の恋の歌とリンクできそう。
青色に染めて、密かにあの人を想って。
LOVEサイトで詳細を見る時を超えて、想い届く百人一首に収録された歌を詠んだ女性も、現代の女の子と同じような悩みを抱えていたのかも。
力を借りて、あの人への想いよ、届け。