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春は「別れ」の季節?今のカレと好きな人、新しい恋愛を始める前に考えたいこと

春は「別れ」の季節_新しい生活が始まってから1年が経った。

出典:unsplash.com昨年とは違って新生活にも慣れてきたし、周りにいる人ともそれなりに親しくなって。

学校が離れた彼氏くんと会う時間は減ったし、話したら喧嘩することのほうが増えてしまったなぁ…。

そんなこともあって、同じ大学のAくんに好意を寄せつつある。

本当にそれでイイのかな?出典:unsplash.com「今度別れ話をして、彼と別れたらAくんに気持ちを話そうと思ってる。

」親友のBちゃんにそんなことを話すと、意外な返答が。

「本当にそれでイイの?」あれ、応援してくれると思ったんだけどなぁ…。

もしかして、BちゃんもAくんが好きなのかな?なんて考えていると、彼女はこう続けたの。

■相手の立場でちゃんと考えていた?出典:unsplash.com「喧嘩になっていたのは、いつも自分の気持ちをぶつけていたからじゃない?ちゃんと彼の気持ちも考えた?」ちょっとだけギクりとした。

会えなくて寂しいとばかり言って、忙しい彼が悪いとばかり思っていた。

出典:unsplash.com「もうちょっと彼の気持ちも考えてあげても良かったんじゃないかな?でなきゃ、次誰と付き合っても変わらないかも。

」普段、私の幸せを誰よりも願ってくれているBちゃんだからこその厳しめのお言葉。

私も「別れを決める」前に、落ち着いて自分自身を見つめ直さなきゃいけなかったんだね。

彼と合わないと感じる・すぐにケンカになってしまうなどの場合は、あなた自身も彼に対して厳しくなっていないか考えてみる必要があります。

たとえ長く付き合ってきた恋人同士であっても、完全に相手を理解したり意見が一致するということはありません。

少しの行き違いに目くじらを立ててしまっていないか・自分の気持ちだけを優先させていないかといったことに目を向けてみて、自分から歩み寄れるポイントを探ってみましょう。

出典:woman.mynavi.jp■「問題の解決」に対して努力した?出典:unsplash.com「気持ちをぶつけ合って喧嘩はしても、どちらが悪いとかだけで本質的な解決をしようとしてなかったんじゃない?」忙しい彼と会えないことを怒ってばかりいたけれど、たしかに先に予定を聞いたりすれば、喧嘩は減らせたかもしれない。

「寂しいのは君だけじゃない」という言葉に、もう少し聞く耳を持てばよかったのかな。

出典:unsplash.com「なんだか自分の悪いところばっかり見えてきた(泣)」そんな風に言った私に、「今気づけたんだから大丈夫だよ。

どの道に行ってもこの先には活かせるでしょ?」Bちゃんは優しくこう言ってくれた。

今の恋愛だけが全てではないから、気づいた時に変わればいいんだって背中を押してくれたんだ。

■全てが悪い思い出ではなかったでしょ?出典:unsplash.com「全てが全て、悪い思い出ではなかったでしょ?」色々なところに行って、楽しいこともいっぱいあった。

喧嘩ばっかりしてたから、彼の良かったところなんてしばらく忘れていたな。

出典:unsplash.comお金をかけずともどこに行っても楽しくて、誕生日には素敵なプレゼントをくれて…。

幸せだった日々ももちろんあったんだ。

好きなところもたくさんあったんだ。

でも思い出せなかったからこそ、喧嘩ばかりになっちゃったのかも。

心理学では恋愛のピークと言われる3カ月を過ぎると、相手の欠点が目立つようになると言われています。

恋愛感情の盛り上がりで見えてこなかった部分を冷静に見られるようになってくるためですが、もし別れを考え始めたのがその頃であれば、「意識的に彼のいい部分を見る」ことをおすすめします。

また、ほかの異性と比較して彼を下に見ている場合も同様です。

あなたが最初に惹かれた彼の魅力を、もう一度きちんと思い出してみましょう。

出典:woman.mynavi.jp■つらい気持ちの穴埋めではない?出典:unsplash.comまるでドーナツの穴のように、心の真ん中にぽっかり空いてしまった穴を埋めるための恋ではない?「心の奥に残る彼への気持ちがあるのなら、まだ別れるのは早いかもよ。

」出典:unsplash.com一人とは言わないけれど、恋人がいなくても大丈夫な「強さ」は必要。

「彼氏」がいないことへの焦燥感とか不安ではなく、「その人」と一緒にいたいという気持ちで付き合わないとダメだよ。

そんなBちゃんの言葉が沁みた。

■「良い」部分より「ダメ」な部分を出典:unsplash.com「人間誰しも良い部分とダメな部分があるから。

ダメな部分をどれだけ認められて支え合えるかが大事だよ。

」恋は盲目。

1年一緒にいたAくんの欠点なんて見てなかった。

「もし付き合えたら、Aくんの欠点も見えてくるかもしれないけど、その時、あの決断はミスだったなんて言えないからね。

」出典:unsplash.com人と深く関わってくる中で見えてくる良さ・悪さを、私たちは、無意識の中で認め合ったり許したりしているんだね。

時間が経つにつれて、良さを当たり前だと思って、悪いところが許せなくなって、関係に終止符を打ちたくなるんだね。

長続きする関係を望むなら、それを忘れないことが大事なのかも。

■本当に後悔しない?出典:unsplash.com最後に1つだけとBちゃんが言った。

「もし彼にすぐに新しい彼女ができても、後悔しない?引きずらない?」Aくんとは付き合える確証がない、彼はもう誰かに狙われているかもしれない…。

「その中でも、これでイイと思うなら応援するよ。

」誰かに取られて初めて気づいては、遅いんだよね。

出典:unsplash.com人の関係って難しいから、「本気」であればあった分だけ取り戻せない別れのほうが多い。

あとから後悔するような決め方だけはしちゃいけないんだ。

もし思わぬ道に行ってしまっても、その責任は自分自身にあるんだね。

春は「別れ」の季節だけど出典:unsplash.com結局、Bちゃんと考えた上でも彼とはお別れすることにした。

なんだか残るものはあるけれど、後悔はないから前に進める。

春は「別れ」の季節だけど、本当は次の春だって一緒にいられる関係を築かなきゃいけないんだよね。

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