メリー

何気ない日常に輪郭を。彼と一緒に楽しむ“ふつうの日”を“特別な日”に変える過ごし方

あっという間に日々は過ぎていくからさ出典:unsplash.com付き合って一年。

緊張もせず、互いが一番落ち着く相手同士になってきた。

だからってダラダラ日々を過ごしちゃもったいない気がする。

だって、彼と過ごす時間が永遠に続くなんて約束はないのだから。

でも、頑張りすぎるのは私たちらしくないや。

少し、背伸びが丁度いいくらいだ。

思い出に残る日ってきっと日常の延長線上だ。

そんなデートプランって何だろう?互いにプロデュースし合ってdaiya.00うとうとしながら考えていたら、ぽんっとアイデアが浮かんできた。

「明日のデート、私が彼の着る服を決めて、彼には私が着るのを選んでもらおう」なんだか、楽しくなってた。

普段は“とりあえずジャケット”といったコーデの彼。

そんな彼にはファッションの“力を抜くこと”の楽しみを知って欲しかった。

「BIGサイズのパーカーって俺には可愛すぎない?」なんて照れていたけど、とっても似合っていた。

彼のCUTEな笑顔にピッタリだ。

次は私の番。

上半身をコンパクトにまとめるスタイルが定番の私に彼が提案してくれたのは、オーバーサイズのトップスだった。

「なんだか雰囲気がいつもより緩くなったね。

イイ感じ」とほほ笑む彼。

いつもは強がっちゃうけど、不思議と今日なら彼に甘えられそうだ。

フィルム越しのキミは素敵だeristagramn付き合って一年にもなると、最初に比べ二人の写真が減ってきた。

確かにしょうがない。

お家でダラダラ、たまに買い物が定番だったんだもん。

そうだ、今日は片手にカメラを持ってふらっと散歩してみよう。

もちろん、地元から3駅以内の“ふだんの私たち”が映える範囲でね。

家からスーパーに向かういつもの道も、なんだかフォトスポットのように感じる。

彼は恥ずかしがって、こちらを向いてくれない。

少し先を歩く彼の背中、思わず手を伸ばしたくなった。

piyoooooo123撮影者:@yoshihiro111(Instagram)“写真を撮ってもらうこと”っていつになっても緊張する。

彼がシャッターを押すたびに、いい笑顔を向けられたか、姿勢は綺麗だったかなんて余計な心配しちゃう。

でもさすが、私の彼。

等身大の私がよく撮れていた。

人は自然体が一番美しい。

f_ilm_rたくさん互いを撮り合ったら、「第一回○○町イイ写コンクール」が二人の間で始まった。

評価基準は、私たちが慣れ親しんだ街中をいかに“イイ感じ”に撮影できているかだ。

夢中になって改めてわかったこと、それはこの町が“いい場所”だということだ。

「キッチンは広くなきゃね」なんて言ってkatsumin.m町からは少し離れるが、どうしてもしてみたいデートがあった。

それは「IKEAデート」だ。

何故かって?それは『(500)日のサマー』のワンシーンに猛烈に憧れているからだ。

主人公とヒロインがしていた“夫婦ごっこ”、彼はノッてくれるだろうか?__kaaniiiii意外にも彼はノリ気で「いいねぇ。

映画の再現なんて滅多にできないじゃん」とテンションが上がっていた。

「キッチンは広め、これだけは譲れない」とか「俺、身長高いからこのベッドじゃ無理~(笑)」なんて言いながら未来の生活への妄想を膨らませるのは、思った以上に楽しいことだった。

m___j.17少しの家具の買い足しを終えたら、“食”にすぐ興味が湧くのは彼と私の共通点。

彼の嫌いなもの、私の苦手なもの、お互い理解している分、わざわざ相談しなくてもメニューがスッと決まる。

一年続くってきっと、こういうことだ。

さっき会ったばかり。

だけど友達だお買い物に行ったときにフードコートに寄る以外、外食は基本しない私たち。

最後に外で二人で飲んだのっていつだっけ?イマドキっぽくバルに行くのもいいけれど、二人のキブンにぴったりなのは、赤提灯が掛かっているような地元の居酒屋だ。

地元の人で溢れる店内。

聞こえてくる会話のほとんどがローカルトークだ。

「なんだか、俺たちも町の住人の一人として認められた気分だね(笑)」なんて話しながら料理をほお張れば、マシンガントークがさく裂だ。

話が盛り上がっていると「お姉ちゃんとイケメン君、ここらの人?夫婦かい?お似合いだねぇ」なんて顔を赤くした隣のおじさんが話しかけてきた。

こういう居酒屋の醍醐味は常連さんや店主のあたたかさだったりする。

おじさんも私たちの会話に参加し、さらに盛り上がる。

きっともう友達だ。

日々は、美しい少しの工夫でこんなにも刺激たっぷりのデートができるなんて、やっぱりふだんの生活って輝きに満ちているんだ。

今回のプランを取り入れて、あなたの絶え間ない日々に忘れない思い出の足跡を残してみてはいかがですか?

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