これでずっとラブラブ。彼氏との口喧嘩から永遠におさらばする「秘密のメソッド」
手前味噌な話で恐縮ですが、僕は妻付き合ってから1年間、結婚してからの1年間、一度も喧嘩をしたことがありません。
というか、妻に限らず社会人になってからというもの、誰かと喧嘩した記憶がありません。
ただ、怒りの感情は毎日沸いてます。
イラっともするし、「ザッケンナよ◯ソが!」と思うこともあります。
加えて何かを我慢しているわけでもありません。
言いたいことは言うし、不満は相手にきちんと表明します。
それでも、誰かと衝突したり喧嘩をしたことはないのです。
今日は、この記事を読んでいるあなたに、生涯誰とも喧嘩せずにハッピーに生きるために僕が実践してきたことを公開します。
writer:川口美樹激怒にはびっくりするくらいメリットがないと知る僕が誰かに激昂したことがあるのは、小学生の時に一回、高校生の時に一回、大学生の時に一回です。
1回目は、一個上の学年の子をグーで殴り鼻血を出させてしまった、暴力による激怒。
2回目は、自分へのからかいが度を越していた人たちへの、「ええ加減にせぇよ」という恐喝による激怒。
3回目は、サークルの和を乱す勘違い女に対しての怒りを自身のケータイにぶつけるという、「モノに当たる」系の激怒。
どれも相手に反省をさせるという意味では一定の効果は得られたものの、自分の心は荒むし、周囲からは恐れられるし、自分の持ち物は壊れるしで、びっくりするぐらいメリットがありませんでした。
(あなたにも心当たりがありませんか?)それらの経験から、「怒り」という感情自体は悪いものではないが、「怒ること」はものすごくデメリットの大きい行為だ、ということを学んだのです。
自分の怒りは紙とペンでぶちまけるそれでも自分の怒りが溜まりに溜まって仕方がないときは、まずは紙に書き出します。
スマホでもなくPCでもなく、紙に書くのがいいです。
なぜならその筆跡や筆圧に感情が乗るからです。
文字をデータにしてしまうと自分の感情をいまいち把握できません。
紙に書くときは、いい子ぶらずに罵詈雑言の限りを尽くして怒りをぶつけてください。
相手が大好きな彼氏だろうと何だろうと遠慮はいりません。
「わたしはこんなに怒っているんだ」ということを自分自身が理解するために必要なことですから。
そして、これ以上書ききれないと思ったところで、一旦冷静になって読み返してみる。
そうすることで自分の一番大事にしたい気持ちに気づきます。
それでもハッキリしない場合は、一人カラオケに行って、これまた罵詈雑言の限りをぶちまける。
これでほとんどスッキリするはずです。
いずれにせよ「わたしは彼にこう言って欲しかったんだ。
こうして欲しかったんだ」とわかること、これがこの作業の目的です。
では、その大事にしたい気持ちをどのように伝えるのが良いのでしょうか。
やって欲しいことは、感謝の気持ちで育成していく例えば、あなたが彼にもっと「好きだ」と口に出して欲しい、と思っていたとして、一番センスがないのは「もっと『好きだ』って言ってよ」と命令すること。
人に何かを「やれ」と言われて、正直に行動を移す人はほとんどいません。
上下関係ではなく、対等な関係ならなおさらです。
そうではなく「やってくれたことへの最大限の賛辞を送る」のです。
もし何処かのタイミングで彼氏からの「好き」を受け取ったのであれば、「わたし、自分に自信がまだまだ持てないから、あなたにそうやって口にしてもらえるとすごく嬉しいし、自分の自信にもなる。
言ってくれなかったらわからなかった。
恥ずかしかったと思うけど、口に出してくれて本当にありがとう」と、言われた側が恥ずかしくなるほどの感謝を述べましょう。
人は他人からの「ありがとう」がもらえることがわかっているものに最もモチベートされるので、そんなにもわかりやすく「ありがとう」を伝えてくれるということがわかれば、放っておいても、またやってくれるようになります。
この時に注意したいのは、褒めない、ということ。
褒めも確かに一定の効果はあるのですが、褒めるという行為は上のものが下のものを評価する、という側面があるので、人によっては「お前に褒められても嬉しくはない」と感じてしまうことがあります。
人を動かすときは、命令よりは褒め、でも褒めよりもっとすごいのがありがとう。
これを覚えておいてください。
怒りはあなたの「本当に大切にしたいこと」を教えてくれる毎日生きていれば何かしらの「怒り」の感情が出て来ることは、自然なことです。
その怒りに蓋をして見て見ぬ振りをすると、そのうちとんでもない量になって手がつけられなくなります。
怒りは、あなたが彼に大切にして欲しいと思っていることへの裏切り、からくることがほとんどです。
つまり怒りの感情が出てきたときは、あなたの本当に大切にしたいことに気づくチャンスでもあるのです。
言い換えれば、あなたの怒りは「彼とうまくやっていきたい」という想いの現れでもあるんです。
それを感情的に相手にぶつけても彼は受け取れません。
きちんと受け取りたくなる形にして、伝えるようにしましょう。
そうすればあなたは一生、大好きな人と喧嘩をする必要がなくなりますよ(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)