長く愛され続ける彼女と、すぐ終わる彼女の「やっていること・いないこと」
「私の恋愛っていつも短命に終わってしまうのはなんでなんだろう?」「あのカップルはどうしていつまでもあんなにラブラブでいられるんだろう?」そんな疑問にお答えします。
長く関係が続くカップルと、短く終わるカップルでは、彼女の「あり方」が180度違うのです。
長く愛され続ける彼女を「長寿彼女」、すぐ終わる彼女を「末期彼女」として、その違いをご説明しましょう。
writer:川口美樹好きすぎるゆえに、束縛するか放任するか相手のことが好きだ、という気持ちはどんな女性でも同じです。
しかし、その気持ちの持っていく先が違います。
長寿彼女は、好きすぎて「相手の自由を奪いたくない」と考えます。
彼の意思決定を尊重し、彼の仕事や活動を支援しようと心がけます。
末期彼女は、好きすぎて「相手をがんじがらめにしよう」と考えます。
自分の気持ちを最優先して、彼の仕事や活動の邪魔をしようとします。
前者は相手をコントロールしないように配慮し、後者は相手をコントロールしようと操作します。
彼氏は大草原を駆け回る気持ちになれる長寿彼女を愛し、鳥籠の中に閉じ込めようとする末期彼女から逃れようとするのです。
音信不通を、心配するか疑うか毎日LINEが来ていたのに、あるときパタッと連絡が途絶えて既読スルーになる。
その時に、長寿彼女は真っ先に相手の体調や、何かトラブルに巻き込まれていないかを心配します。
末期彼女は、「他の女と会っている?」「私のこと嫌いになった?」と見当はずれな勘違いを起こし自滅します。
前者は、前提として相手のことを信用しています。
後者は、前提として相手のことを疑っています。
彼氏は、信用してくれている長寿彼女を信用しようと思い、疑っている末期彼女のことを疑い始めるのです。
会えない時に、楽しめるか寂しがるか長寿彼女は、会えない期間が長くてもへっちゃらです。
なぜなら彼が人生の全てではないので、他にもやるべきことがたくさんあるからです。
末期彼女は、会えない期間が続くとメンヘラになります。
なぜなら彼が人生の全てで、他にやることがないからです。
前者は、人生を充実させるのは恋愛だけではないと知っています。
後者は、人生を充実させる術を恋愛以外に知りません。
長寿彼女は彼氏に嫉妬され会う時間を作らせますが、末期彼女は彼氏に嫌悪され会う時間を削らせます。
すれ違った時に、話し合うか喧嘩するか長寿彼女は、彼氏とのすれ違いをチャンスと捉え、「あなたのことが知りたいから」と話し合いの場を設けようとします。
末期彼女は、彼氏とのすれ違いをピンチと捉え、「わたしのことを知って欲しいから」と感情的に言いたいことをわめきちらします。
前者は価値観の違いを認めようとするあり方、後者は価値観を同じにしようとするあり方です。
彼氏は自分の口に耳を傾けてくれる彼女のことを味方だと捉え、自分の耳を口元に引っ張ろうとする彼女のことを敵だと認識します。
長期彼女と末期彼女のあり方の違い長寿彼女は、恋人同士だからこそ、その関係に甘えすぎることなく、相手を理解し、自分を律し、不平不満をもらさず、あくまでも日常の連続の延長上に相手との未来を描きます。
末期彼女は、恋人同士だからこそ、その関係に甘え、自分を理解させ、相手を束縛し、不平不満ばかり口にして、恋愛が非日常を届けてくれるという夢物語を描きます。
長寿彼女は出会えたことに感謝し、付き合えたことに感謝し、一緒に居られることに感謝し、その人とその人の周囲の人に支えられながら、末長く幸せに暮らすのです。
末期彼女は出会えた奇跡を忘れ、付き合えた奇跡を忘れ、一緒に居られる奇跡を忘れ、二人だけの狭い世界を構築しようとするあまり、周囲の人から煙たがられて、一人寂しく暮らすのです。
さて、あなたはどっちの彼女でしたか?(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)