恋に迷ったときの処方箋「大人な恋」の10箇条
どうもあかりです。
恋というのは、どうしたらいいのか分からなくて迷う瞬間ばかりですよね。
本当に。
そこで今日は、私が恋に迷ったとき、処方箋として活用している「大人な恋」の10箇条をみなさんにもご紹介したいと思います。
もちろん「これが絶対に正解」と言うつもりはありません。
しかし、私の経験だけじゃなく、多くの男性からの意見を取り込んで作ったこの10箇条は、80%~90%くらいのシチュエーションで適切なガイドラインとして機能するものだと信じます。
ではさっそく参りましょう。
writer:遣水あかり目次1.鉄則その1:気持ちはあえて「確認しない」2.鉄則その2:「浮気なんてされるわけがない」でいい3.鉄則その3:デートでは「彼氏側のやる気」に見合ったメリハリを4.鉄則その4:「彼氏に負けた回数」=彼女としての価値5.鉄則その5:「前の恋と同じ失敗」は意地でもしない6.鉄則その6:恋愛日記をつけよう7.鉄則その7:恋愛は「片手間」でいい8.鉄則その8:「かまってちゃん」はそろそろ卒業しよう9.鉄則その9:彼氏の「恋愛以外の顔」をリスペクトしよう10.鉄則その10:彼氏の頑張りを認めてあげよう鉄則その1:気持ちはあえて「確認しない」恋愛をしていると、相手の気持ちを確認したくなることがたくさんありますよね。
「彼氏は本当に私のことが好きなんだろうか?」と。
ですが、相手の気持ちを確認しようとすることには、実はデメリットしかありません。
まず1つ目のデメリットが「気持ちを確認することで、本当の気持ちを確かめられるはずがない」というものです。
「私のこと好き?」みたいに聞かれたときに、彼氏が「もちろん大好きだよ」と答えてくれたとして、あなたはそれで「そっか、よかった」と安心できるのでしょうか。
きっとできないはずです。
なぜなら真の不安の種は、「普段の彼の言動から『好き』を感じ取ることができないこと」にあるからです。
気持ちを確かめたって、この不安の種が取り除かれるまでは安心なんてあり得ません。
だから気持ちを確認することには意味がありません。
むしろ、気持ちを確認することで、単純にウザい奴と思われるというデメリットも無視できませんね。
「子供っぽい」と思われて、自分の評価を落とします。
結局、「相手の気持ちが気になる」という問題は、ただ時間だけが解決することができるものです。
時間をかけて、ゆっくりと彼の言動から確かめる以外にはありません。
しんどくて地味だけれども、これが「大人な恋」の掟なのです。
鉄則その2:「浮気なんてされるわけがない」でいい大好きな相手との交際ほど、浮気が気になってしまうものです。
しかし、逆説的ですが、大好きな相手との交際ほど「浮気なんてされるわけがない」という心構えで臨みましょう。
「相手のことを信じる恋」じゃないと楽しくないし、逆に、「相手のことを信じない恋」は楽しくないだけじゃなくて、相手のことを問い詰めたり、疑ったりしてしまい、やっぱりここでも「子供だ」「ウザい」と思われて却って彼氏が浮気に走るリスクが高まります。
仮に「浮気なんてされるわけがない」と思っていて裏切られてしまっても、それはそれで「ひどい人だった」とスッパリお別れができるので、心配いりません。
逆に彼氏のことを信頼しておらず、浮気を想定してしまっている女性に限って、いざ浮気をされたときにそれを許してしまい、不幸な恋がますます不幸になっていきます。
そもそも浮気なんて、彼女に心配なんてされなくてもしちゃいけないことです。
自分の彼氏を、この最低限のルールすら守れないダメな相手だと想定しながら恋をするなんてどこか間違っているし、それが健全な「大人な恋」だとは思えません。
「信じる」と言っても簡単なことではないのだけれども、とにかくまずは「疑う言動」を一切やめるところから始めましょう。
鉄則その3:デートでは「彼氏側のやる気」に見合ったメリハリを本当はいつも全力のデートができれば一番よいのですが、そこは「大人な恋」ですから、毎回常に全力ではどうしても限界があります。
仕事とかで疲れている日もあるし、メイクや洋服にかけられる金銭面での限界もありますよね。
そのため、メリハリをつけることで全然問題ないのですが、その場合には彼氏のやる気を基準にメリハリをつけるのがおすすめです。
具体的には、・彼氏が「ここ予約したよ!」的なデートでは、全力のおしゃれで応える・おうちデートやファミレスなどの気楽なデートではある程度手抜くみたいな感じでしょうか。
男性が彼女に求めるかわいさは、自分がそのデートにかける労力・想いのレベルに比例します。
なのでこれを基準にメリハリをつけてあげると、外しません。
鉄則その4:「彼氏に負けた回数」=彼女としての価値「大人な恋」を実践する素敵な彼女でいるためには、まず「彼氏に負けた回数」=彼女としての価値だと認識しましょう。
たとえば、彼氏にイライラさせられたりしたときにもグッとこらえてケンカが勃発しないようにしたり。
あるいは、彼氏に「モテるアピール」をされたときにも「私だって」とせずに流したり。
こうやってあなたが試合に負けて勝負に勝ったとき、必ず彼氏は「うわ、彼女めっちゃ大人だな」と惚れなおしているものです。
恋愛では、勇気を持って負けまくりましょう。
鉄則その5:「前の恋と同じ失敗」は意地でもしない「大人な恋」とは、前の恋での失敗を乗り越えて、新しい恋では成長した自分で頑張ることができる恋のことです。
これを実践するために、ぜひ「前の恋と同じ失敗」は意地でもしないぞ、と強く心に誓ってください。
しかし残念ながら、人は前の失敗をすぐに忘れてしまう生き物です。
「喉元過ぎれば」なんとやら、というやつですね。
なので、上記の誓いを確かなものにするために、「前の恋での失敗」をメモ化して、いつでも手元に置いておくことをおすすめします。
「ケンカのときにすぐに『別れる』って言わない」とかね。
単に頭の中で「同じ失敗はしないぞ」と意識するよりも、こうやって可視化した「過去の失敗」を折に触れて何度も見ることで、次同じようなシチュエーションになったときにこれを繰り返さずに済む確率が劇的に上がります。
鉄則その6:恋愛日記をつけようぜひ、恋愛日記をつけてみるのもおすすめです。
鉄則その5は、昔の恋の話でしたが、それに限らず、「このときこう思ったからこうしてみたらうまくいった」といった成功体験や、逆に失敗体験を、自分のペースでメモに書き留めておきましょう。
原理は勉強と同じです。
数学の問題の解き方をノートに書くのは、「いま出来ても後でやり方忘れるから」「この苦手な問題の解き方を整理しておく」みたいな理由によるものですが、恋愛だって、ひとつの交際の中で何度も何度も同じようなシチュエーションが繰り返されるものですので、同じテクニックが通用するのです。
あとは単純に、後で昔の日記を見返して「こんなときもあったな~」みたいに懐かしんで楽しむことができる、という利点もあります。
鉄則その7:恋愛は「片手間」でいい恋愛は、「ガチる」とあまりいいことがありません。
恋愛というのは、「余裕」がないと絶対にうまくいかないものだからです。
余裕がないと、相手にすがってしまいます。
また余裕がないと、相手を責めてしまいます。
逆に余裕があると、イイ感じに「追いかけたい存在」で居られます。
感覚的には、常に頭の中の50%は、彼氏以外のことで占めておくとよいでしょう。
もちろん、いきなりこんなことを言われてもすぐに頭の中に余裕が生まれるなんてほど単純ではありません。
そこで、「私、いまはあまり余裕ないかも」「ガチってるかも」という人は、「まずは形から」ということで、彼氏以外との時間を無理やり作り出すことから始めましょう。
彼氏とデートをしない時間(平日の夜や休日の片方など)に、いままでは家でだらだらしていたところを、習い事を始めてみたり、友達を誘ってどこかに出かけたり、勉強をしたりして、「強制的に彼氏以外のことを考えざるを得ない時間」に変えてしまうのです。
そうすると次第に、だんだんと頭の中に「彼氏以外」の領域が拡がっていくはずです。
鉄則その8:「かまってちゃん」はそろそろ卒業しよう「大人の恋」をすることを決意したら、「かまってちゃん」とは決別することを誓ってください。
これは大人の恋にとって害悪でしかありません。
相手が高校生であればともかく、大人の男性相手に「かまってちゃん」が通用することなんてほとんどありません。
こちらの期待通りに心配してくれて、構ってくれることなんてほぼ皆無です。
しかも仮に期待通りに構ってもらえても、構ってくれている最中の彼氏を突き動かしているのは「愛情」ではなくて「不安」です。
ドーピングでかさましした見せかけの愛情で喜んでいるうちは、幸せになんてなれないのです。
たしかに「一途」になることには勇気が要ります。
彼氏に負けたような気もするし、それによって裏切られるリスクも負うことになりますからね。
しかし裏切られる心配をしてロクなことがないのは、「鉄則その2」で書いたとおりです。
また、大人な男性ほど、「一途な彼女」をとても重宝します。
安心して、恋愛以外の私生活や仕事に集中できる「安定した彼女」の存在はかなり貴重なのです。
鉄則その9:彼氏の「恋愛以外の顔」をリスペクトしよう彼氏の仕事や趣味をリスペクトしてあげられるのが大人の彼女です。
そういった彼氏の「恋愛以外の顔」をリスペクトするということは、彼氏の存在そのものを尊敬することです。
逆に、「対自分との彼氏」しかリスペクトできないとすればそれは「愛情」ではなくてただの自分勝手。
「彼氏が好き」じゃなくて、「私が好き」なだけなのです。
「自分を大切にしてほしい」と思うことも全然問題ありませんが、それと同時に、彼氏が自分自身のことを大切にする時間と心の余裕を認めてあげましょう。
鉄則その10:彼氏の頑張りを認めてあげよう最後に、彼氏があなたとの交際において色々とやってくれている様々な「頑張り」を認めて、感謝をしてあげましょう。
「これをしてほしい」と彼氏に対して不満を覚えることもたくさんあると思います。
しかし、その不満よりも、「これをしてくれてありがとう」という感謝の方こそ、たくさん彼氏に伝えてあげてください。
恋愛は、試験とは違いますので、「彼女に答えを教えてもらうこと」が目的じゃありません。
むしろ逆で、「自分がしたことを『正解だよ』と言ってもらうこと」が目的なんです。
冒頭でも書きましたが、今回ご紹介した内容はあくまで「指針」です。
なので、最後はご自身の直感に従いながら、「これはたしかに大事かも」と思っていただけたものを適宜実践してもらえたらと思います。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)