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告白されることと、愛されるの違い。彼氏に飽きられる女性、愛される女性

どうもあかりです。

私たち女性にとって「付き合う」と「好きになる、愛する」というのは少し違うと思いますよね。

あくまで「付き合う」というのは、告白されたりして、「とりあえず付き合ってみて、好きになれるかどうかを確かめてみるのもアリかな」的な意味合いしかない場合がありますよね。

もちろん、付き合う時点で既に彼のことが大好きというパターンもあるかもしれませんが。

男性でも、これは基本的に同じです。

なので、「告白された」「告白のときに好きって言ってもらえた」ことに慢心せず、そこから「愛される」にステップアップしていくことが重要です。

今回は、このステップアップに必要な努力、心構えについて探っていきながら、交際後に彼氏から飽きられてしまう女性、交際後にもっと愛される助成の違いについて見ていきましょう。

writer:遣水あかり「告られる」から「愛される」へのステップアップに必要なこと「告られる」から「愛される」にステップアップを果たすためには、大きく分けて、「深化」「進化」「変化」の3つの「化」が必要です。

順に見ていきましょう。

深化:「本当の私」を見せられるか冒頭でも少し触れたところですが、「付き合う」(告白する)というのは、所詮「この人のことをもっと知っていきたい」「この人のことをもっとそばで見てみたい」と思うことに過ぎません。

そのため、付き合った後に男性が期待しているのは「付き合う前に見ることができなかった彼女の姿」いわば「本当の私」なのです。

例として適切かどうか分かりませんが、付き合った後に「本当の私」とか「素の自分」とかを見せることをしないのは、言ってみれば、「袋とじを楽しみにしてこの雑誌を買ったのに、袋とじの中身が白紙だった」というようなものです。

この点について、具体的にどういったことを意識すべきかについては、後ほど失敗例について見ていく中でご紹介します。

進化:「新しい私」を見せられるか交際後、「本当の私」を見せることはとても重要です。

しかし、それだけで足りるというものでは残念ながらありません。

先ほどの袋とじの例ですが、たしかに袋とじが期待通りの内容だったとしても、一度袋とじを読んでしまえば、その雑誌は用無しでしょう。

ずっと興味を持ち続けてもらうためには、例えば雑誌であれば連載モノの企画のように、「次も読みたい」と思えるようなコンテンツが必要です。

これは恋愛でも同じで、「この子の傍にずっといたい」と思ってもらえるためには、常に「新しい私」が生まれ続けるように、自分自身を進化させること、つまり「アップデート」させていくことが重要です。

この点についても、後ほど失敗例の中で具体的に見ていきます。

変化(しないこと):「変わらない方がいい」ものもある「進化」は大事。

しかし、その一方で、「変わらない方がいい」ものだってあります。

そもそも、彼氏の側が「この子と付き合いたい」と思ったからには、「この子の、ココが好き」と思った部分が何かしらあるはずで、そういった部分については絶対、交際後でも変えずにそのままキープした方がいいのです。

よく言われることですが、恋愛でも、「変えるべきところは変える。

守るべきところは守る」という姿勢が重要です。

「告られる」から「愛される」へのステップアップの失敗例さて、ずいぶんと抽象的な話が続いてしまいました。

ここからは早速、「告られる」から「愛される」へのステップアップにおける具体的な失敗例について見ていきます。

「深化」「進化」「変化」の3つのポイントについて、具体的にどういったことを意識する必要があるのかについてイメージを深めていただければと思います。

彼氏が抱いている"だろう"私のイメージを守りすぎた「付き合っても、なんか自分の殻を破ってくれないというか、交際前とあんまり変わらない感じがして、ふたりの距離を縮められずに別れてしまった」といった体験談は、実際に複数の男性から似たような話をよく聞くものです。

いわゆる「付き合ってみたけど面白くなかった」と言って振らてしまうパターンの典型例ですね。

先ほどの3つの「化」に当てはめると、「深化」ができなかったパターン。

告白をされる側だと、「彼氏が好きになった私は、きっとこういう私だ」と想像をして、その「彼氏が抱いている"だろう"私のイメージ」を必要以上に守り過ぎてしまうことがあります。

それ自体は悪いことではないですが、「付き合いたい」はあくまでも「もっと知りたい」の意味なので、変に彼が抱いているだろうイメージにこだわる必要はありません。

しかし、いきなり「はっちゃけてみろ」と言われてもそう簡単じゃないのも分かります。

やっぱり、交際初期は緊張しますしね。

でも、せめて「私はもっとはっちゃけていいんだ」と意識するだけでだいぶマシだと思いますし、それこそ、静かなカフェとか家とかじゃなく、ガヤガヤして人の多いにぎやかな場所でデートをしたり、適度にお酒の力を借りたりして、「本当の私を出しやすい工夫」であれば、いくらでも思いつくはずです。

「素」を見せるつもりでトキメキまで洗い流してしまったとはいえ、「はっちゃけすぎ」もよくありません。

笑い話みたいですが、「すっぴん見せたら喜ぶ」というありがちなアドバイスを真に受けすぎて、いきなり初めてのおうちデートでガチのすっぴんを見せたら、おそらく幻滅されるか、そうじゃなくても、多少はガッカリされてしまうはずです。

要するに、「深化」(本当の私を見せること)と「変化」(変えるべきでない部分は変えないこと)のバランスのお話しです。

バランスとしてちょうどいいのは、「すっぴん風メイク」です。

これは何もメイクそのものに限らず、普段の態度や接し方でもそう。

あくまでも、(少なくとも交際初期の段階では)彼氏が見たいと思う「本当の私」とは、壁であぐらをかいたりゲップやおならをしまくる「リアルガチの本当の私」ではなく、「かわいくて、あなただけに見せる本当の私」なのです。

「素」を見せるつもりでトキメキまで洗い流してしまったということのないようにしましょう。

彼氏が好きで、恋に没頭しすぎてしまった一般的に、恋愛では、その恋にハマり過ぎると失敗しやすいです。

このことを身をもって知っているという人も多いのではないでしょうか。

先ほど「進化」(新しい私を見せること)が大事だと書きましたが、それに関するお話です。

なぜ恋に没頭しすぎると、うまくいかないのか。

それは、「付き合った時点の私」が、その後いっさいアップデートされなくなってしまうからです。

たしかに「恋を通じて成長」ということもありますが、大部分は「恋愛以外での成長」の方が割合的には大きいです。

学生から社会人時代にかけて誰かと付き合っていた人なら分かると思いますが、社会人になって働き始めると、人はものすごく成長して「大人」になります。

このように、やっぱり恋愛だけじゃなく、恋愛以外のことを一生懸命に頑張っている人は、人間的な魅力が向上し続けるのです。

逆説的ですが、「頑張りたい恋ほど、頑張らない。

」というのが大事です。

「頑張らない」というのは、「恋に没頭しすぎず、それ以外にも興味関心、そして時間を向ける」という意味ね。

もちろん忙しすぎるのは逆効果ですが、男女限らず、「仕事を頑張っている人は、恋愛もうまくいく」というのは多くのカップルに当てはまることだと思います。

「愛されてるし大丈夫」と油断してしまった付き合ってから、「愛されてるし大丈夫だろ」と油断をしてメイクや服装が急にダレると、高い確率で男性は彼女に飽きてしまいます。

これは「変化(しないこと)」(守るべきものは守る)の重要性を現す例ですね。

それからこれは、「進化」の重要性を示すものでもあります。

交際後も、交際前と変わらずに「かわいくいるための努力」を続けてくれる彼女に対して、男性は「5年後、10年後になっても、この子はずっと今みたいにかわいくいてくれそうだ」と期待を抱きます。

もちろん、年を取れば多少の老化には勝てませんが、あなたは彼にとって「好きな人」なわけですから、それだけである程度、かわいさに関しては下駄を履いている状態です。

なので、「かわいくいるための努力」によって、この老化という生理現象に打ち勝つことだって無理ではありません。

失敗例から考える、「ずっと愛される女性」の特徴さて、最後に、これまで紹介した「深化」「進化」「変化」の3つのポイントと、それらに関する具体的な失敗例から、「ずっと愛される女性」の特徴を紐解いていきましょう。

「この子のこんな姿を知っているのは俺だけだ」と思える相手「深化」(本当の私を見せること)に成功した女性は、彼氏から「この子のこんな姿を知っているのは、この世で俺だけだ」と思われているものです。

先ほども書きましたが、要するに、「かわいくて、あなただけに見せる本当の私」を見せることができているということですね。

あくまで一例ですが、・彼氏に対しては、悩んでいたり迷っていたり、弱い自分を見せてあげる(ただし愚痴ばっかりにならないように加減は重要)・性的なものに対して興味がなさそうに見えて、彼氏とふたりきりになるとイチャイチャしたがるなどが男性から評判のいい「本当の私」です。

彼氏彼女の関係になれば、「自分は本来どんな人間か」なんて関係ありませんので、別に演技とか捏造とかじゃなく、「彼氏の前でだけ見せるかわいい私」を上手に演出してみてください。

「人間的に成長したな〜」とお互いに言い合える相手「進化」(新しい私を見せること)に成功すれば、きっと彼氏にこう思ってもらえる。

まず、あなた自身が恋だけに没頭せず、きちんと仕事なども頑張ることで、人間的に魅力を増していくと、彼氏も負けじとそれに感化されて、「俺も仕事頑張ってもっといい男になろう」とか「彼女の周りの男に負けないようにもっといい彼氏になろう」とかヤル気を出してくれるようになるはずです。

このような関係性は、誰にとっても理想的なものであるはずですので、きっとあなたの彼氏も手放そうと思えません。

「何かを頑張っている彼女の姿」「向上心のある彼女の姿」というのは、恋人である以前に、人として彼氏の心を撃つはずです。

でも、「付き合う前と変わんないな」と思える先ほど「変化(しないこと)」でも書いた通り、どれだけ長く付き合っても、「(よい意味で)昔と変わらない」部分があるのがいい彼女です。

そして、「守るべきところは守る」を実践するコツは2つあります。

1つが、「ここが好きだよ」って交際当初に言ってくれたことを、絶対に忘れないこと。

どんな男性でも、必ずこれがあるはずです。

忘れないようにしましょう。

そしてもう1つが「付き合っていること」を当たり前に思わないようにすること。

先ほどのメイクや服装の例がまさにそうですが、「付き合っていて当たり前」「好かれてるし大丈夫」と思ってしまうと、自然と気のゆるみが出て、「かわいさ」に陰りが出ます。

必要以上に不安になる必要はないけど、「いつだってどんな女の子よりもかわいくいないと、彼氏に嫌われちゃうかもよ、私!」と気を引き締めて付き合うことが重要です。

ということで今回はこの辺で。

またお会いしましょう。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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