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あなたが彼氏に伝えている「好き」は、本気の「好き」ですか?

どうもあかりです。

「気持ちは思ってるだけじゃなく、相手に伝わらなくちゃダメ」とはよく言いますよね。

実際に、自分が彼氏に対して心の中で感じている「好き」と、実際に彼氏に伝わっている「好き」のレベルが違うというのはよくあることで、自分は「大好き!本気で好き!」と思っているつもりでも、彼氏にそれが伝わっていなければ残念な結末になってしまうかもしれません。

そこで今回は、『あなたが彼氏に伝えている「好き」は、本気の「好き」ですか?』をテーマに、本気の「好き」の伝え方について考えていきましょう。

writer:遣水あかり「好き」を伝える方法は、たったの2つ「好き」は目に見えないものです。

だから「好き」を彼氏に伝えようとするときには、①「比較」と②「行動」の2つが重要。

この2つによって、本来は見えないはずの「好き」を上手にビジュアル化していくことができます。

実際、彼氏に「好き」の気持ちを上手に伝えて、それによって彼氏からも「お返し」の深い愛情を勝ち得ることができる女性は、この2つを本当に上手く使いこなしているものです。

①「比較」と②「行動」の2つを、順に見ていきましょう。

「あなただけが好き」って本気?①「比較」は、「あなただけが好き」という、オンリーワンの気持ちを伝えるために役立ちます。

さて、あなたの彼氏があなたの誕生日に、ものすごく長い、素敵な「お誕生日おめでとう」メッセージをくれるとしましょう。

それはそれで嬉しいですが、もし彼氏が「他の女性にも」LINEやSNSで言っていたらどうでしょうか?正直、複雑ですよね。

だったらそれよりも、彼氏は他の女性には一切メッセージせずに、ただ自分の誕生日にだけ、LINEでも電話でも直接でも、「お誕生日おめでとう」と一言言ってくれる方が、圧倒的に嬉しくありませんか?結局、「彼女にめっちゃ素敵な『誕生日おめでとう』を伝えるけど、他の女性にも最低限のメッセージもする」というのは、「1つの大きなパイを彼女と他の女性で分け合うときに、彼女の取り分だけが大きい」ということと同じ。

これに対して、「彼女にはシンプルな『誕生日おめでとう』だけ。

でも他の女性には一切メッセージなし」というのは、「1つの小さなパイを、彼女にホールであげる」ということと同じ。

どっちが「オンリーワン」かは明らかです。

彼氏に「好き」を伝えるときにはこれを意識することが重要です。

彼氏に「異性モテ」を自慢してしまっていない?「あなただけが好き」って本気?彼氏にこんなふうに不安に思われてしまいやすい女性にありがちな言動のひとつに、「異性モテ」を喜んだり、自慢したりしてしまうというのがあります。

「デートに誘われた」「LINEが来る」「芸能人の〇〇に似てるって言われた」などなどを、一見迷惑そうな顔をしながらも、でも内心は(彼氏に心配してほしい)、(構ってほしい)といった気持ちで、彼氏に伝えてしまっていないでしょうか。

しかし、「異性モテ」を嬉しいと思うこと、まんざらでもないと思うことは、『私はあなた以外の人間からの好意によって自己承認欲求を満たすことができてしまいます』と言っているのと同じです。

これは逆に、『あなたからの好意だけでは、足りませんよ。

自己承認欲求を十分に満たせていませんよ』と伝えているのと同じです。

そんなのを彼氏が喜ぶはずはありません。

むしろ、「異性モテなんてどうでもいい」の気持ちを見せつけましょう。

デート中に男性からLINEが来たら、彼氏に「あ、〇〇君からLINE来ちゃった」とかはいちいち言わずに、無視したり、「ごめん、今デート中!」と返信をしたり、あるいは単純に、「自分が異性にモテた話」を一切しないようにするだけでも十分です。

彼氏だって、「俺の彼女は俺と付き合ってから一切モテていない」とは思っていないでしょうから、こうするだけで、「彼女は、異性モテとかどうでもいいと思ってくれているんだな」と思ってもらえます。

「八方美人」から「一方美人」に先ほどご紹介したパイの例をもう一度思い出してください。

たとえばInstagramで、いろいろな男性とコメントのやりとりをしたり、男性の投稿写真にタグ付けされているような女性は、たいていの場合、彼氏にそのことを不満に思われているものです。

いくら彼氏との間でラブラブなLINEをしていても、彼女がSNS上で他の男性とも仲良さげなやりとりをしていると、結局「俺は他の男とパイを分け合っていて、ちょっと俺の取り分が多いだけ」と思えてしまうからです。

自分が「オンリーワン」とは思えない。

逆に、「SNS(ほとんど)やってません」という女性はすごくモテるのですが、これがどうしてかわかりますよね?「浮気する心配がないから」というのは不正確です。

それ以前に、「そもそも異性に興味がないこと」=「彼氏にパイを(他の人と分けずに)丸ごとあげていること」が伝わるので、彼氏としては、自分が愛されている感じがすごくするからです。

彼氏を「元カレ」との勝負に勝たせてあげる男性は、「彼女の周りの異性」という現在進行形のライバルだけでなく、「元カレ」という過去のライバルのことも意識しています。

というより、「彼女と一度愛し合った」という意味では、誰よりも手ごわい最大のライバルだと認識されていることも多いです。

さりげなく、彼氏に「元カレ」との空想上の勝負に勝たせてあげるのがイイ彼女であり、ナイスな「好き」の伝え方です。

そのために使えるキーワードは、以前から何度もお伝えしている「初めて」と「一番」です。

デートでも、エッチでもなんでも、「ここ来たことがある」「これやったことがある」「これ知ってる」みたいに言うのはダメです。

そう言われたときに、必ず男性は「元カレと付き合ってたときかな……」が思い浮かべて、「負けた……」と感じます。

しかし、いつも「こんなの初めて」「今まで一番楽しい」などと連発していれば、男性は自然と「俺がこの子にとって、今までで一番の彼氏だ!」と自信を持てるようになります。

「あなたのことが大好き」って本気?本気の「好き」を伝える方法の2つめは、②「行動」でした。

要するに、「口だけではいけませんよ」ということです。

「好き」なら身体が勝手に動くもの「本が好き」と言う人に対して、「じゃあどんな本を読むんですか?」と聞いてみたところ、「いや、本は好きだけど読まないんです」と言われたらどう思うでしょうか?「いやいや、それ『好き』って言わないから(笑)」と激しくつっこむはずです。

だってそんなの、ボケとしか思えませんものね。

しかし、恋愛になると「彼氏のことが大好き!」と言いながら、その「大好き」を行動に表さない女性がとても多いです。

つっこみ待ちですかね。

「好き」ということは「それをやる」ということです。

だから、一切行動に表れない「好き」は、とても薄っぺらく見えるのです。

恋愛においては、まだまだ今のご時世でも「男性が女性を引っ張る」というのが一般的ですので、どうしても行動をサボってしまいがちになるのはわからなくもありません。

しかし、だからといって「行動しなくていいよ」と彼氏が思ってくれているわけではありません。

むしろ、今までの女性、多くの女性がしてこなかったことをするだけで、あなたは一歩進んだ存在になれることでしょう。

たとえば、私がお気に入りでよくやっているのが、彼氏の家に遊びに行くときにコンビニに寄って彼氏の好きそうなお菓子やお酒、アイスなどを買っていってあげることですが、こういうのだけでも全然いいと思うんです。

大事なのは「何かをする」で、「何をするか」はたいして重要じゃありません。

「約束」はしただけで満足するな「もうこの人とLINEしないから」「飲み会に行くときには終電で帰るから」彼氏に対する「好き」を表すために、「約束」を使う女性もいますよね。

これはこれでいいことだと思います。

いわば「約束」も「行動」の一種ですから、嫌いじゃありませんよ。

しかし、「約束」は厳密には「行動」そのものじゃありません。

「行動の宣言」です。

後々、その宣言通りに「行動」をしなければ、約束をしないで行動をとらなかったときよりも悪印象です。

「嘘をついた」ということになりますからね。

なので、当たり前ですが「約束」をしただけで満足してはいけません。

男女限らず、どんなに小さなことであっても、恋人からされた「約束」というのは必ず覚えているものです。

そもそも、できない約束なら絶対にしないこと。

「やりたいなとは思うけど、守れるかわからない」なら約束を使って「有言実行」をしようとしないで、「無言実行」を目指せばいいのです。

それなら失敗をしても「嘘つき」とは思われないから。

逆に、「これは絶対に守れる」と思えるものなら、積極的に「約束」を使って「有言実行」していくといいでしょう。

これをすると、彼氏からの信頼がグッと増します。

「清濁併せ吞む」ことができてこそ真の「好き」「好き」とは、相手を「背負う」覚悟があるということです。

「付き合う」ということは、相手の悪い部分を知ったり見たり、あるいはふたりの関係が険悪になって、「もうこの人と一緒に居たくない」と思ってしまうような瞬間すらも味わうことを、覚悟することです。

もしも相手のよいところ、ふたりで過ごす楽しい時間だけをエンジョイしたいというのなら、お友達でいればいいし、それこそセフレにでもなってしまえばいいのです。

この「清濁併せ吞む(せいだくあわのせむ)」覚悟ができているかどうかで、どれだけ「マジ」で好きかどうかが伝わるものです。

たとえば、彼氏にイラっとしたり、けんかになったときにすぐ、「もう別れる」「距離を置きたい」と言い出したり。

あるいは、彼氏が落ち込んだり悩んだりしているときにはあまり積極的に手を差し伸べようとせずにフェードアウトして、また元気になったら調子よく「また遊びに行こ!」とまた現れる。

これは明らかに「よいとこどり」をしようとしていることが見え見えです。

そうではなく、けんかになっても「一緒に話し合って解決しよ?」と言ったり、彼氏が悩んでいたりすれば「私でよければ話聞くよ?」「悩んだりするんだね。

意外(笑)。

でもそういう一面も知れてよかった」と言ったり。

こういう行動によってこそ、本気でマジの「好き」は伝わるものです。

ということで、今回はこの辺で。

この記事を読んで、あなたは今まで、彼氏に本気の「好き」を伝えることができていたと胸を張って言えますか?難しそうなら、ぜひこれを機に私と一緒に精進していきましょう!(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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