ただ「かわいい」じゃもの足りません。彼氏に「刺さる」彼女になるための3つのコツ
どうもあかりです。
広告業界では、「刺さる広告」が重要とよく言われます。
要するに、一般的な意味で単に「世間ウケ」する、というだけじゃダメで、ターゲットとなる層の人々が「これだ!これこそがまさに自分が追い求めていたものだ!」と、思わずその商品やサービスを買ってみたくなる、使ってみたくなるような広告こそが良いものだ、という考え方ですね。
そして、この考え方はなにも広告に限ったものじゃなくて、恋愛においても当てはまるものです。
「世間ウケ」することは、モテるためには重要かもしれませんけど、「彼氏に愛される」という目的のためには、「刺さる広告」ならぬ「刺さる彼女」になっていくことが大切なわけです。
そこで今回は、「刺さる彼女」になるためのコツについて、「彼に親近感を持たせる」「彼のためだけ」「自分の価値を高く見せる」の3つの観点からお話ししていこうと思います。
writer:遣水あかり目次1.人は、親近感を感じられるものを魅力的に感じるものです2.「俺のためだけ」に男性はグッときてしまう3.「愛して愛して~」と自分を安売りしてはいけません人は、親近感を感じられるものを魅力的に感じるものですまずは「彼に親近感を持たせる」という要素から。
また広告の話に戻りますが、自分が「いいな」と思う広告って、自分がある程度親近感を覚えることができるような人が商品を使ってる、みたいなものだと思います。
自分と生きる世界も、世代も、価値観も何もかもが違う人が、どんなに素敵な商品を使っているのを見ても「いいなぁ」とは感じません。
反対に、たとえば、英会話スクールの広告で「高校3年間でロクに英語を勉強してなかった私でも、大丈夫でした」みたいな広告文句が書かれていると、「あ、私も頑張れるのかも」みたいな気持ちになりますよね。
このように、客観的な「良さ」よりも、「自分にとって魅力的」という親近感のある、主観的な「良さ」が、「刺さる」ためには重要です。
ということでまずは、彼氏から親近感を持ってもらえるような彼女になるために、すべきことをご紹介していきます。
彼のダメなところに共感する繰り返しますが、大切なのは「世間ウケ」ではなく「彼ウケ」です。
だから、「世間的にはよくない」とされる事柄に関してであっても、彼にそういう部分が見受けられるのであれば、「いいね」「わかる」と共感をしてあげるとよいのです。
よくありがちなエピソードとして、「彼氏の部屋が汚いから、勝手に掃除をしたら怒られた」みたいなものがありますが、これはまさに、「部屋は綺麗な方がいいに決まってる」という「世間ウケ」のポジションをとった結果、「彼ウケ」しなかった典型例ですね。
また、「仕事やめたいよ~」「友達付き合いって疲れるよね」みたいな弱音や愚痴を彼が吐いたときにも、「生きていくためには仕事が大事だよ。
頑張ろ」「友達は大事にしなきゃ」みたいな学級委員長的な「世間ウケ」しそうな発言よりも、「わかる~。
今度一緒に有給とってどっか行こっか!」「友達なんていなくていいよ~ふたりで一緒にいればいいんだもん」みたいな、彼に圧倒的に共感をしてあげるような言い方のほうが、はるかに彼はあなたに強い親近感を覚えてくれます。
彼のダメダメな部分を見たときには、「俺と同じような考え方をしてくれる」って思われるためのチャンスなんだと捉えましょう。
彼が好きなものを好きになろうとするもうひとつ大切なのが、「彼が好きなものを好きになろうとする」ことです。
もしもふたりに初めから共通の趣味や何かがあればすでにそこに「親近感」が生まれますが、必ずしもそう都合よくはいかないことも多いでしょう。
そういうときでも大丈夫。
むしろ共通の趣味がないのなら、今から、あなたが「彼が好きなもの」を好きになろうとすればいいのです。
彼がすでに持っている趣味に対して「それって面白いの?」「私もやってみようかなぁ」と関心を示してあげるだけでもいいでしょう。
誰でも、「自分が好きなもの」に対して、他の人が興味を示してくれたとき、理由もなくその相手に対する親近感のようなものが湧いてくるはずです。
それで嬉しくなって、「ここが面白いんだよ」「こういうのも見てみて」と、楽しくていろいろと教えてあげたくなるでしょう。
また、「人が好きなもの」には、その人の人間性が色濃く表れています。
だから、「彼が好きなもの」を好きになろうとすることで、「彼自身」をもっと好きになろうとしている気持ちも伝わります。
一石二鳥ということですね。
「俺のためだけ」に男性はグッときてしまう冒頭でも書いたとおり、「刺さる」ためには、「これは、まさに自分のためにこそ存在するものだ!」と思えるような特徴を備えていることが重要です。
毎朝電車で通勤をしている人にとっては、「世界最高のヘッドフォン」よりも「電車通勤に最適なヘッドフォン」という広告の方が刺さるのです。
同様に、恋愛においても、彼女の中にある「『俺のためだけの彼女』要素」にこそ、彼はときめきます。
彼氏とのデートに「特別感」を出してあげましょう男性は、デートのときの女性の服装やメイクといった「かわいさ」が、世間一般に男子ウケするものかどうかはあまり気にしていません。
それよりも、「その女性が自分とのデートのために、どれくらい気合いを入れてきてくれたのかどうか」の方がはるかに重要なのです。
要するに、オン(彼氏とのデート)とオフ(彼氏以外と会うとき)とのギャップが大きければ大きいほど良し、ということ。
もしも職場や学校が同じで、普段の服装やメイクを彼に見られる機会がある、ということであれば、単に職場や学校のときとはガラっと変えた外見でデートに行くだけで、この「特別感」は醸し出せるでしょう。
しかし、職場や学校が違う場合には、単にデートでおしゃれをしただけでは、彼から見て、はたしてあなたのおしゃれが「特別」なものなのかどうかがあまりよくわかりません。
そこで、そういうときにはちょっとした工夫によって「特別感」をうまく伝えてあげる必要があります。
たとえば、デートの待ち合わせのときなどに「この服どう?新しく買ってみた」「この髪型、似合うかな?」と言ってみたりするだけでも、「このおしゃれはあなたのために特別にしてきたものです」感が伝わるでしょう。
また、普段の職場や友達との飲み会での写真を見せたりすることによっても、さりげなく、「デートのときと、それ以外のときとでは、おしゃれ度が全然違うんだよ」というのが伝わりますね。
彼におねだりをされたときには「特別だよ?」と言いながら……もっとストレートに、そして効果的に「『俺のためだけの彼女』要素」を押し出す方法がコチラです。
彼におねだりをされたときに、単に「わかった」「いいよ」と答えるんじゃなくて、「特別だよ?」「こんなのOKするの、あなただけだからね?」と言いながら応じてあげるんです。
まさに「この広告を見たあなただけに30%オフクーポンプレゼント!」的な引力があるフレーズですが、恋人からこういうことを言ってもらえると、やっぱり「自分は特別愛されてるんだ」という気分になれるので、嬉しいですよね。
彼から「今から会いたいよ~」とおねだりされたときなどにぜひ使ってみてください。
「愛して愛して~」と自分を安売りしてはいけません「安売り」広告は、良くありません。
なぜって、そんな広告の仕方だと、まるで「誰も買ってくれないのです。
だからお願いします。
買ってください。
」と言っているようなものだからです。
そうじゃなく「この商品は価値があるものです。
別にあなたが買ってくれなくてもいいけど、買わないと、損するかもよ?」的な、「高売り」の広告でなくちゃいけません。
私たちも、彼女として、自分自身と「安売り」広告しないように、彼氏にとって「愛する価値がある」女性に見られるように、振る舞いましょう。
過剰に愛情表現を求めすぎないこと愛情表現を求めすぎてしまうことは、「安売り」広告の典型例です。
広告に「買ってくださいお願いします。
買ってくださいお願いします。
買ってくださいお願いします。
」と無限に書いてあるだけの商品を買おうと思うことはなかなかないでしょう。
「ああ、この商品は人気ないんだな」と感じて、むしろ買う気がそがれてしまうはずです。
「好きって言って」みたいなセリフが禁句だとまでは言いませんが、ほどほどにして、どうしても愛情表現のラリーをして楽しみたいときには、彼に言わせるんじゃなくて、自分から「好きだよ」と伝える方針でいきましょう。
「この子の彼氏だからこその特権」は、「特権」のままで「価値がある彼女」でい続けるために必要なことは、「この子の彼氏だからこその特権」を、ずっと「特権」のままでキープし続けることです。
もっともわかりやすい例で言うと、「自分の裸」です。
「彼女の裸」って、まさに「この子の彼氏だからこその特権」なわけですが、たとえば彼女が裸族だったり、裸族まではいかなくても、家にいるときに油断しすぎて、下着はその辺にほっぽり出されているし、お風呂上りにもいろいろ見えてるし……というのでは、最初は「彼女の裸を見られるなんて最高!」と思っていた彼も、次第に彼女の裸に対して何も感じなくなってしまうでしょう。
裸に限らず「すっぴん」などもそうですね。
男性は、裸もすっぴんも見たがりますが、それはそれらを見ることが「彼氏としての特権」だからです。
見せるべきときに見せ、それ以上は見せないようにする。
そういった日常的な努力が、あなたの「彼女としての価値」を保つために必要なことです。
「私の生活」を充実させることもうひとつ最後に、「価値がある彼女」でいるために大切なことを紹介します。
それが「私の生活」を充実させること、です。
要するに、「仕事も(恋愛以外の)プライベートも、うまくいってますよ」という感じをちゃんと出すこと。
「私は仕事も恋愛以外のプライベートも全然暇で全く輝いていませんが、愛してください」というのは、「私は誰からも買ってもらえないので、買ってください」広告と全く一緒です。
そんな商品は、誰も買いたくありません。
だから、「愛される彼女」でいるためには、恋愛だけを頑張ればいいというものではなく、むしろそのためには、恋愛以外の面で日々を充実させるモチベーションと行動力が重要なのです。
盲点かもしれませんが、「愛され力」が足りない女性は、ココが圧倒的に足りていません。
「恋愛」というフィールドの中でだけ、「愛されるコツ」を探そうとしてしまっているのです。
ということで、今回は以上です。
口で言うは易し行うは難し、ですので、今回ご紹介したものはすぐさま実践できるものばかりではありませんが、手近なものから試していってみてください。
そしてひとつひとつ、達成していきましょう。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)