彼氏に「別れたい本当の理由」を告げた方がいいワケ・5選
交際期間が長くて言いだしづらかったり、相手の悲しむ姿を想像すると心苦しくなって言えなかったり……。
別れたくともなかなか言い出せないことってありますよね。
相手と揉めたくないあまり自然消滅を狙うというケースもありますが、勇気を出して別れたい理由を伝えることがプラスになることもあります。
このたびハウコレが行ったアンケート「Q.別れたい本当の理由を彼に告げますか?」では伝える……32%、伝えない……68%、との結果になったのですが、相手を傷つけたとしてもちゃんと伝えることを選んでいる人もいるのです。
相手に別れを伝えた理由をさぐってみましょう。
writer:神崎桃子1目次1.1.「心変わり」が原因だから2.2.このまま続けても進展がなさそうだから3.3.自分が逆の立場だったら知りたいから4.4.引きずって欲しくないから5.5.そのあとの相手の恋愛のことを考えて6.最後に神崎桃子から愛のメッセージ1.「心変わり」が原因だから・他に好きな人ができたと素直に伝えた。
(23才/女性/医療・福祉)・気持ちが冷めた(24才/女性/学校・教育関連)……「ほかに好きな人ができた」。
たとえその時は責められたとしても、心ここにあらずの人とデートを続けることのほうが相手にとっては屈辱です。
心変わりが原因の場合は、相手にそのまま伝えた方が、相手もすっきりと納得できるかもしれません。
2.このまま続けても進展がなさそうだから・何年か付き合っても、将来のことを考えてるように感じなかった。(20才/女性/大学生)・彼からの愛情を感じられなくなったから。
(25才/女性/学校・教育関連)……自分との将来を真剣に考えてくれない男性や、一緒にいて愛情を感じられなくなった相手はこちらからふってあげるのが正解です。
相手がなんとなく冷めているのを感じたり、相手の気持ちに不安や疑いを感じた時には、別れの決断の実権は女性が握っているようなもの。
男性は悪者になりたくないので自分の方からは別れをなかなか切り出しません。
3.自分が逆の立場だったら知りたいから・私が逆なら知りたい。
(21才/女性/専門学校生)・自分も別れる時本当のことを言って欲しいから。
(18才/女性/大学生)……意外と多かったのが「自分がフラれる立場だったら本当のことを知りたいから」という理由。
「自分がされて嫌なことを相手にはしない」「自分がされたいことを相手にしてあげる」……これは恋愛に限らず、人間関係でも言えることで、何か行動を起こすときは相手の立場に置き換えて考えてみることが大切です。
4.引きずって欲しくないから・自分が言われる立場ならヒドイ理由でも聞きたいから伝える。
その方が一時は傷つくし、辛いけど、立ち直りは早かった気がするから。
逆に曖昧なまま別れると引きずる…(26才/女性/医療・福祉)……たとえその時は深いダメージを負ったとしても、それは一時的なもの。
きっぱり言われた方が立ち直りは早いものです。
ハッキリ告げられることによって、相手はその恋に無理にでも終止符をうたなくてはならなくなります。
別れたくない側が一番辛いこととは、心のどこかで「待っている自分」なのです。
曖昧にされると人はどこかで期待して「きっとやり直せる」と思ってしまうもの。
「もう元には戻れない」ときちんと断ち切ることこそ思いやりでもあり、相手が未練タラタラで引きずってしまう時間を必要以上に奪わずにすむのです。
5.そのあとの相手の恋愛のことを考えて・私が伝えなかったら誰が伝える(笑)別れるとしても元彼女として、彼氏をしつける責任がある私のあとに付き合う女の子に同じ思いをさせないように(20才/女性/大学生)・我慢していた事を全部書き出して伝える。
何度も注意しても、大して効かなかった相手には「別れる程嫌だった」と伝えておかないと、次の人に迷惑がかかる。
(27才/女性/医薬品・化粧品)・次の恋にいかしてほしいので。
(30才/女性/フリーター)……自分がフる罪悪感よりその相手の先の恋愛を見越し、次の恋愛がうまくいって欲しいからこそ別れの理由を伝えるというもの。
一度縁あった相手に対しては最後まで誠実に向き合っていたいものです。
最後に神崎桃子から愛のメッセージこちらから別れを切り出すのは苦しくとも、もしあなたがはっきりした理由も告げられないままに相手が離れていってしまったら?何度もメールしてもなかなか会ってもらえなかったら?なんとなく避けられて曖昧なまま逃げられてしまったら?……誰でも面と向かって言われないとなかなか吹っ切れないはずです。
長いこと悩み続け「自分のどこがいけなかったのか」と自問自答する時間を無駄に費やすこととなります。
誰もがうまく別れることは出来ませんが、ちゃんと別れることで相手に誠意を示すことは出来ます。
『早めに楽にしてあげる』ことこそ最後にできる彼への思いやりなのです。
(神崎桃子/ハウコレ)1