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「愛されようとしないことが愛されるための一番の近道」を実践する具体的手順

どうもあかりです。

タイトルにもある「愛されようとしないことが愛されるための一番の近道」とのスローガン。

よい響きですよね。

みなさんも一度くらいは耳にしたことがあると思います。

実際、このスローガンは非常によいところを突いているなと感じますね。

では、「愛されようとしない」って、具体的にどんなことをすればよいか?という点がわかりにくいと思うので、この記事でわかりやすく説明していきたいと思います。

writer:遣水あかり目次1.「愛されたい」と思うこと≠「愛されよう」とすること2.自分の「愛されよう」言動をチェック3.「愛されようとしない」の具体的実践「愛されたい」と思うこと≠「愛されよう」とすること誤解しないでほしいのですが、「愛されたい」って思うこと自体が悪いわけありません。

その気持ちまでなくしてしまったらもう付き合ってなんていられないし、そもそも「愛されたい」って気持ちは「好き」って気持ちと表裏一体なので、彼のことを「好き」でいる以上、「愛されたい」って気持ちを減らしたり失くしたりすることなんてできるはずがありません。

ですが、「愛されたい」という気持ちを実現するために、「愛されよう」とする行動をとることは少し安直です。

人間は基本的にあまのじゃくです。

親や先生に「宿題をしなさい」と言われると「いまからやろと思ってたのに……」とやる気を失うように。

恋愛でも、彼女が「私のことをもっと好きになってください!」感を露骨に出されると、彼氏はどうしても興冷めしてしまうのですよね。

とくに男性は、「女性を追いかけて、自分に振り向かせる」プロセスに大きな恋愛的喜びを見出す生き物だという点も忘れてはいけません。

この、人間だれしもが持つあまのじゃくな性格と、男性特有の「追っかけて振り向かせたい願望」の2つを考慮すれば、「愛されたい」からといって「愛されよう」と行動することは得策ではなく、むしろ、「愛されようとしないこと」によって彼の愛情を引き出す戦略の方が圧倒的によいと分かります。

さて、基本を押さえたところで、より実践的な内容に入っていきましょう。

自分の「愛されよう」言動をチェックせっかくですので、自分が現在、彼に「愛されよう」とする言動をどれくらいとってしまっているのかを簡単にチェックしてみましょう。

全部ではありませんが、およそ代表的なものは網羅したつもりです。

気にかけてもらおうと自分の近況を報告しまくる「私は今日〇〇をした」的な内容のLINEや電話が多め。

あまりにも頻繁過ぎなければ、これをやったからといって嫌われることはないでしょう。

ただ、「愛され」という観点から見れば、こういった近況報告はあまり理想的ではありません。

当たり前のことですが、放っておいても、気にかけなくても、勝手にあっちの方から近況報告をしてくる相手のことを、誰も気にしたりはしないのです。

心配してもらおうとモテをアピールする露骨なものか、さりげないものか、その程度にかかわらず、自分のモテを彼にアピールしてしまう人は、長期的な目で見れば「愛され」からは遠ざかっています。

「A君からデートに誘われた」「B君に告られた」といったモテのアピールによって、一時的には彼の関心を引くことはできるかもしれません。

しかし、「不安にさせて愛されよう」というマインドセット自体に重大な欠陥があります。

人は、不安だからではなく、その人を信頼できるからこそ、愛するのです。

モテのアピールは、一見それっぽい効果のありそうな「愛されよう」言動ですが、実は「麻薬」のようなものです。

その場限りでは効果があるように見えるけど、長期的にはむしろ彼の気持ちは離れていく。

「この人と一緒にいると、いろいろと不安が多いな」と感じてしまう恋人とは将来を考えることができません。

彼氏に時間を捧げてしまう一言で表すと、「尽くす」という言葉になるでしょうかね。

空いてる時間を、彼とのデートに全振りする。

逆から言うと、彼氏以外との時間がない。

これも一見彼氏のために頑張ってるというか、彼氏大好き感が出ていてかわいいのですが、長期的に見ると、たいして「愛され」の役に立ちません。

なぜ、彼氏に時間を捧げるのがダメか、じゃあ具体的にどんなふうに過ごしたらいいかは後程詳しく解説します。

彼のことをいろいろと知ろうとしすぎるもちろん彼氏のことを理解するのは大事ですが、「私はあなたにとっても興味があるんだよってことを分かってもらおう」ということまで意識する必要はありません。

たしかに男性は自分の仕事の話をしたりするのが好きですが、だからって仕事に関する質問をしまくったりなんてしなくていいです。

単純に、相手から質問をされまくると、なんか媚びられてる感じがしてウザいです。

男性には、「彼女にもっと俺のことを知ってほしい」と思わせて、彼女に質問をされて、ではなく、自分の方からいろいろと自分のことを話してしまうように仕向ける方が得策なのです。

彼にいろいろと優しくしすぎる愛されたくて、なんでもしてあげる。

これも典型的ですね。

ですがご存知のとおり、古今東西、「優しすぎる恋人」は愛されません。

「恋愛はゲーム」とまでは言いませんが、多少なりとも、刺激とかスリルとか、面白さ的な要素がなければ楽しくありませんよね。

少しくらい難易度が高かったりする方が燃えるものです。

優しくしすぎると、あなたとの恋が彼にとって「イージーモードの恋」になってしまうので、結果的には「物足りない恋」になります。

「愛されようとしない」の具体的実践それでは最後に、「愛されるために、あえて愛されようとしない」ことの実践編です。

といっても、基本的には今さっきご紹介した「愛されよう」言動のチェックリストの各項目の裏返しですので、勘のいい方は、さっきのリストを読みながら、「ああ、こうすればいいのね」と理解していただけたかもしれませんが、一応、ひとつずつおさらい的にご紹介していきますね。

「ミステリアス」とまではいかなくても……さっき、近況報告をしすぎるなとお話ししましたね。

気にしなくても勝手に近況報告をしてくれる相手のことなど、誰も気にはならないとも。

私が恋で大切だと思うのは、彼に「彼女はいま何してるかな?」とたくさん思わせること。

彼がこう思った数だけ、彼はあなたのことが好きになっていきます。

想えば、気持ちは募るということです。

だから、ミステリアスな彼女とまではいかなくても、自分の私生活を全部彼氏に伝えたりなんてしなくていいので、彼氏が「今日は何してたの?」と質問してくるような塩梅を目安に生活してみるのがちょうどいいかなと思います。

モテは、アピるのではなく感じさせようモテも、わざわざアピールする必要はありません。

彼氏と彼女というのはと~っても近い距離に居ますから、放っておいても、相手の「モテ」のレベルがどれくらいかなんて手に取るように分かるものです。

あなただって、彼氏がどれくらいモテているのか、彼氏がたとえなんにも言わなかったとしてもそれなりの精度で把握できる自信はあるでしょう?ということで、あなたのモテレベルがゼロじゃない限り、あえてアピールなんてせずに放っておく。

そうすれば彼は勝手に感じ取ってくれる。

嫉妬や独占欲を掻き立てることもたまには有効かもしれませんが、それには「アピる」じゃなく「感じさせる」程度で十分です。

「アピる」までいくと、先ほど書いたとおり、「麻薬」の副作用が出てきてしまいますからね。

「彼氏との時間」と同じくらいに「彼氏以外との時間」を大切にしよう先ほども書いたとおり、「彼氏に時間を捧げる」のはあまりよろしくない行動パターン。

そして同じく先述のとおり、男性は「女性を追っかけ、振り向かせる」ことが大好きですが、仮に、交際後に彼女が自分の時間を全部彼氏に捧げてしまったら、「彼女を追っかけ、振り向かせる」余白がゼロになってしまいます。

私の経験則上、彼女の側が彼氏だけじゃなく友達などとたくさん遊んでいて、彼氏がたまに「たまにはもうちょっと俺を優先してよ」と冗談交じりに、でもちょっとマジに、彼女に文句を言ってしまうくらいの関係性、バランスが一番ちょうどいいのです。

これって彼が彼女と付き合う前に、彼女を落そうと一生懸命にデートに誘っていた頃の関係性と似ていますが、こうやって男性が好きな子を自分の方に引っ張ろうと頑張っている状態が、一番男性の「好き」を掻き立てるんですよね。

なので、「彼氏との時間」と同じくらいに「彼氏以外との時間」を大切にしましょう。

「質問」よりも、「話を聞いて笑う」こと男性には、「彼女にもっと俺のことを知ってほしい」と思わせて自分から話させるべし、というのも先ほど書いたとおりです。

そうするためには、彼を質問攻めするのではなく、単に彼が喋っているときに、彼の話を笑って聞けばそれで十分です。

もちろん相づちとかは必要でしょうけど、「それって何?」「なんで?」などと質問を繰り返して無理に話を広げようとなんてしなくていいのです。

「聞き上手はモテる」と言いますが、この言葉を勘違いして、ただのインタビュアーみたいになってしまわないようにしてください。

モテる聞き上手というのは、男性の話を笑顔で聞ける女性のことなのです。

「この子の笑顔がもっと見たい」と思ってもらえれば、それだけで勝手に「もっと話したい」って思ってくれますからね。

「適度に厳しい人」を人は無意識にリスペクトすでに書いたとおり、彼氏に優しくしすぎてはいけません。

不思議なことに、人は、自分に対して適度に厳しい人をリスペクトする習性があります。

優しいだけの上司は舐められます。

むしろ後輩に慕われるのは、「ときに厳しく」という要素を持った先輩です。

これは恋人間でも同じです。

母みたいに口やかましくなってはいけませんが、彼氏の顔色ばかりを見ていないで、嫌なことをされたら「嫌だ」とはっきり言う。

人間的に未熟だったり、問題があると感じたら「そういうこと止めた方がいいと思うよ」と心を鬼にして言う。

その瞬間は彼は機嫌を損ねるかもしれませんが、少したって落ち着けば、「この子って頼りになるな」と内心思ってくれるはずです。

そういう機会を積み重ねていくことも大切ですね。

「愛されようとしないことが愛されるための一番の近道」と言いますが、単純に「愛されようとしない」で恋愛をすることって、すごく楽ちんでもありますよね。

恋人の顔色ばかり気にしないで、ある程度自由に、自分らしさを保ちながら付き合っていい、ということですから。

そうやって自分らしさを保ちつつ付き合うことによって、自分がよりのびのび、イキイキとしていられる。

そして、イキイキとした自分は、彼氏から見ても魅力的に映るので、そういう意味でも「愛されようとしないこと」は「愛され」に繋がるのかもしれないな、と最後に思いました。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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