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男性が彼女に伝える「好き」と、伝えず心の中に閉まっておく「好き」の違い

どうもあかりです。

タイトルにもあるとおり、私たちが異性、とりわけ恋人に対して感じる「好き」には大きく2種類あると思っていまして、それが「言葉に出して伝える『好き』」と「言葉には出さない『好き』」なんですよね。

いわゆるモテテクや愛されテクといったものは、基本的に前者の「好き」をもっとたくさんもらえるようになることを想定したものだと思うんですが、今回は、「言葉には出さない『好き』」の大切さについて認識をしてもらった上で、実際にこのタイプの「好き」も彼からたくさんもらえるような女性になってもらいたいと思います。

writer:遣水あかり目次1.男性が彼女に伝える「好き」と、伝えず心の中に閉まっておく「好き」の違い2.「好き」って言われるだけじゃなくて、「好き」って思われる彼女にもなろう男性が彼女に伝える「好き」と、伝えず心の中に閉まっておく「好き」の違い男性が彼女に伝える「好き」と、伝えず心の中に閉まっておく「好き」の違いについて簡単にお話してみようと思います。

人は「分かりやすいもの」に対して「好き」と伝える生き物人は基本的に「分かりやすいもの」「目に見えるもの」に対して「好き」という感情を積極的に表現する生き物です。

恋愛では、基本的に彼氏から「好き」と言ってもらえるのは「分かりやすい言動」「目に見える言動」であることが多いです。

かわいい服を着てみたとか、彼氏にキスをしてみたとか、彼氏にプレゼントをあげたりとか、手料理を作ってあげたりとか、彼女のそういう「分かりやすい」言動に対して、男性は「かわいいじゃん」「そういうの好き」みたいに「好き」を言葉に出していきます。

「好き」って言われていればそれでいいのか問題たしかに、かわいい服を着たり、メイクを頑張ったりして、彼氏から「好きだよ」って言われることはとても嬉しいし、大事なことです。

でも、果たしてそれだけで満足していていいのでしょうか?たとえば、昔付き合った人のどこが一番好きだったかを思い出したりしてみると、「なんだかんだすごく優しかったところ」とか「いつも一途でいてくれたところ」とか、そういう「分かりやすいもの」でも「目に見えるもの」でもないような部分を思い浮かべたりしがちです。

そして決まって、そういう部分に関しては、付き合っているときですら、「好きだよ」と言葉で伝えたことはなかったんじゃないでしょうか。

そう。

私たちって意外にも、「あえて『好き』とは公言しないもの」が一番好きだったりするんですよ。

実はBLが好きとか、あんまり有名じゃない芸人やYouTuberが好きとか、インディーズのアーティストが好きとか、「分かりやすいもの」よりも、むしろそういった「自分だけがひそかにツボってるもの」に対して、一番強い「好き」を感じるものだと思うんです。

もちろん、外見的なかわいさみたいなものに対して「好きだよ」と言ってもらえることも大事だけど、彼氏からの愛情を一発屋芸人の一時的なブームみたいに終わらせないためにも、「この子のここ、実は超ツボなんだよなぁ……。

わざわざ『それ好き』って言うような部分じゃないんだけど」と思われるような、彼氏を自分のコアなファンにできるような彼女になっていくことがとても重要だと思うんです。

そのためには、「分かりやすいもの」でも「目に見えるもの」でもないけれど、彼氏の心にひそかに、でも確実に深く刺さるような要素を備えていく必要がありますので、みなさんにぜひご参考にしてほしい「言葉には出さない『好き』」の例をいくつかご紹介していこうと思います。

「好き」って言われるだけじゃなくて、「好き」って思われる彼女にもなろうさて、「好き」って言われるだけじゃなくて、「好き」って思われる彼女にもなっていくために私たちが日常的に実践すべきこととはいったいなんでしょうか。

明確な答えがあるわけではありませんし、ここで紹介するものが「全て」というわけではありませんが、男性目線でとくに響きやすいと思われるものをご紹介してみます。

安心させてくれる「付き合っていて、(浮気されちゃわないかな?大丈夫かな?)って余計な心配をすることなく付き合うことができる彼女って、すごく評価できる。

仕事が忙しくて会えないときとかでも、不安なしで安心して仕事に集中しつつ、次のデートを心から楽しみにできるから、『好きだな』って感じやすい」(広告/24歳)「安心させてくれる恋人」というのは、言葉にしないけれども心の中で「好き」って感じる最たる例かもしれませんね。

おしゃれだったり、プレゼントをしてくれたりすること比べると「地味」ですし、何か具体的な行動をするわけでもなく、むしろ「(相手を不安にさせるような)行動をしない」ことによって生まれる価値なので、「好きだよ」という言葉による愛情表現の対象にはなりにくいですが、こうやって会っていないときなどに心の中でひそかに「好きだなぁ」「いまの関係、めっちゃいいな」と思ってもらいやすい要素です。

このように思ってもらうためには、とにかく「不安にさせるような行動を減らすこと」に尽きますね。

一緒に居るときに極力異性の話(元カレの話を含む)をしないように心がけたり、異性からのLINEが届かないようにメッセージをやりとりするタイミングを工夫したりなどの小さな部分から始めてみたらいいのではないかなと思います。

仕事を尊重し、応援してくれてる「いままでは仕事で忙しいことを元カノにディスられまくっていたので、いまの彼女は逆に『頑張って!』と応援してくれるので、それだけでありがたいなと思っています。

もちろん、かわいいところとかも好きだけど、そういう俺の仕事に対する理解が深いところが一番好きかもしれません。

『他になかなかいないぞ』っていう意味で。

かわいいだけの人なら、言ってしまえば他にもたくさんいるので……」(教員/29歳)この前、知人女性の結婚式に出たのですが、そのときの二次会で行われた定番のクイズ大会で、新郎の男性が「新婦の一番好きなところはどこでしょう?」というノロケクイズを出していました。

そしてなんと、正解は「仕事を尊重してくれるところ」だったんですよね。

曰く「どれだけ仕事が遅くなっても、文句を言わずにむしろ応援してくれて、体調を心配してくれるところが大好き」とのこと。

これは、目立つ/目立たない以前の問題として、そもそも恋愛とは直接関係がないことなので、あんまり「好きだよ」とは言ってもらいにくい部分ではあると思うんです。

しかし、彼氏の仕事を尊重するというのは、そのまま彼氏の生き様を尊重するということにもなるわけだから、彼氏から高く評価してもらえることは当然といえば当然のことなのですよね。

必ずしも特定の男性にこだわりがあるというわけではなく、「デートをしまくって、とにかく楽しい恋がしたいの!」と思っている人もいるはいると思いますが、そうではない限り、この姿勢を持ってあげることは大事なことだと思います。

「安定感」がある「付き合っていて、安定感がある人とない人っているよね。

安定感がない人は、さみしくてすぐに泣いたり、怒ったり、さみしいからって友達と朝帰りをして憂さ晴らしをしてみたりする人。

感情の起伏が激しいのはそれはそれで見ていて面白いし、かわいいなぁとは思うけど、疲れてしまうので、結局安定感がある人が一番落ち着くというか、『実家』みたいな『やっぱり最後に戻ってくるところはココだな』感がある」(通信/26歳)学生から大人になるにつれて、「安定感」という要素はますます重要になっていきます。

学生の頃は、時間的な余裕もあるし、体力もあるので、安定感がなくて感情の起伏が激しい相手とでも、なんとか付き合っていくこともできます。

頻繁にけんかをしたり、夜遅くまで電話に付き合ったりして寝不足になったり、凹んだりしても、授業中に寝たり、というか学校をサボったりしてうまく帳尻合わせをすることができました。

しかし仕事を持つ社会人となると、そういったことは難しくなる。

「かわいい」とかそういうのだけじゃなくて、「安定していて付き合いやすい」という地味な要素が、極めて大切になるんです。

「彼氏の前では感情を消せ」というわけではありません。

ただ、怒りやさみしさといったネガティブな感情をなるべく自分の中で消化して、仮に彼に伝えなくちゃいけないとしても、会えない日に「電話していい?」と言うんじゃなくて、会ったときに直接言うまでは我慢できるくらいの自制心を持つことは、「安定感」を出すためにも重要でしょう。

彼もおっしゃるように、安定感のある恋人はまさに「実家」です。

実家に帰って「お母さん、実家が大好きだよ」と言う人はいないと思いますが、心の中では誰もがきっとそう感じているはずです。

「他の女性とは違う部分」を持つ「俺の彼女は、最近の人にしては珍しくツイッターもインスタグラムももやっていない。

それが人として客観的な意味で『良いこと』とは思わないけれど、そういうところがかなり好きではある」(公務員/27歳)言葉ではうまく説明できないけれど、そういうのなんとなく分かる気がしますよね。

私も以前付き合った人が、暇なときにはスマホとかじゃなくてずっと小説を読んでいる人で、「そういうところ、好きだなぁ」と思っていました。

言葉で「好き」って伝えるようなポイントではないんだけれどもね。

やっぱり、「この子じゃなきゃいけない」的なレベルまで深く愛されるためには、「他の女性とは違う部分」がひとつやふたつは必要だろうと思います。

もちろん、自分自身に「他の女性よりも圧倒的に容姿が優れている」みたいな特長があればそれで十分だけれども、それだけで差をつけられるような女性は世の中多くないでしょう。

「他の女性とは違う部分」って、どちらかというともともと持っている性格というか、人柄的なものであることが多いでしょうから、「彼氏に愛されるように、他とは違う部分を持とう!」と意識して作れるようなものじゃないかもしれませんが、もしも自分が周りから「変わってるよね」「珍しいね」と言われるようなことがあれば、彼との関係においても、自分のそういうところをいつまでも大切にしていくことが愛される秘訣かもしれませんね。

会ってるときに「好き」と言われることよりも、会っていないときに「好きだなぁ」と想われる方が、なんか彼女としてより深く愛されているような気がしませんか?この記事を参考に、そういう彼女になれるように一緒に頑張っていきましょう。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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