「すぐに別れない」「愛が深まる」賢い女のケンカ作法
みなさん、こんにちは。
コンサルタントの木村隆志です。
毎日さまざまな恋愛相談を受けていますが、このところ気になっているのは、「小さなケンカで別れてしまう」カップルの多さ。
特に10代から20代前半のカップルは、思わず言い過ぎてしまったり、突然投げやりになってしまったり、ケンカに対する免疫のなさが破局につながりがちです。
ただ、昔から「ケンカするほど仲がいい」と言われるように、ケンカは決して悪いものとは言えません。
今回はケンカを上手にすることで愛情を深める方法を紹介していきます。
writer:木村隆志5目次1.1.彼ではなく、彼の行動に限定する2.2.具体的なフレーズを入れて話す3.3.批判ではなく、感想という形で伝える4.4.どんなケンカでも最後は「ありがとう」5.ケンカしながら彼をコントロール1.彼ではなく、彼の行動に限定するどんなに怒りたいことがあったとしても、彼そのものを否定してしまうのはNG。
もし「自分が悪い」と思っていても「それはないだろう」と感じて逆ギレしたくなってしまうからです。
もし怒るとしたら、彼ではなく、彼の行動に限定すること。
「あなたは好きだけど、あの行動はやめて欲しい」というスタンスで伝えれば、彼の返事は変わるものです。
2.具体的なフレーズを入れて話す「冷たい」「ひどい」などと抽象的に話すだけでは、「ただ責めている」ことになり、自分はどんどん感情的になり、彼は逆ギレしたくなってしまいます。
「何がどう冷たいのか」「どんな言葉がひどいと思ったのか」、具体的なフレーズを入れて伝えるようにしましょう。
たとえば、「メールの返信が3日後なのは冷たい」「『面倒くさい』なんて言うのはひどい」など、彼が「ここがまずかったのか」と理解しやすいフレーズを使ってください。
3.批判ではなく、感想という形で伝えるさらなるケンカ上級者は、「冷たい」「ひどい」というフレーズすら使いません。
まずは主語を「あなた」から「私」に変えること。
すると内容も「彼への批判」から「私の感想」に変わり、強い印象を抑え、彼が受け入れやすくなるのです。
前の例で考えると、「メールの返信が3日後だと、(私は)悲しいな」「『面倒くさい』なんて言われると、(私は)寂しいな」と伝えることで、彼は素直に聞き入れやすくなります。
ただ、「こうして欲しい」という自分の願望を押しつけないように注意しましょう。
4.どんなケンカでも最後は「ありがとう」ケンカの大小を問わず、最後に「いろいろ言ってごめんね」「話を聞いてくれてありがとう」の2つは必ず伝えるようにしましょう。
「私から折れたくない」と考える人もいるでしょうが、この2つのフレーズを言われた人は、「そう言われたら受け入れるしかないかな」「ここでさらに怒るのも子どもっぽいな」と受け入れざるを得なくなるもの。
つまり、実質的には先にこの2つを言った方が勝ちなのです。
さらに、彼から「オレの方こそごめん」「本当にいい子だな」と仲直りのフレーズが返ってくる可能性も。
そうさせるためにも、できるだけケンカがエスカレートする前に伝えましょう。
ケンカしながら彼をコントロール長い時間を一緒に過ごすほどケンカの機会は増えがちですが、大切なのは「彼とは相性が良くない」と決めつけないこと。
そもそも、感情的にならず、会話を重ねさえすれば、どんなカップルもそれなりに仲良く過ごせるものです。
ここで挙げた4つのことに注意できればケンカを恐れる必要はありません。
むしろケンカの機会を利用して、彼の行動をコントロールすることで、理想の恋人に近づけることも可能なので、ぜひ覚えておいて欲しいと思います。
(木村隆志/ハウコレ)5