仲良し度は「会話」でわかる。彼との愛情の深さを測る「会話チェックリスト」
どうもあかりです。
ふたりの人間関係の深さというのは、そのふたりの間の会話を聞いていればわかります。
みなさんだって、ファミレスやカフェで隣に座った男女の会話を聞くでもなく聞いていれば、「このふたりは、きっともうカップルだろう」「男の方が女を好きだけど、女の方は見極め期間って感じかな?」とか、その人間関係のステータスについて、かなり具体的な予測を立てることができると思うんです。
他人に対してこれができて、自分と彼氏の関係に対してできないわけがありません。
必要なのは「着眼点」この記事では、彼との愛情の深さを測る「会話チェックリスト」をザクザクとご紹介していきますので、ぜひ、「私と彼って、いまどういう関係?ちゃんとイイ感じに関係深められてるの?」などと思ったときに活用してみてくださいな。
では、いきましょう。
writer:遣水あかり目次1.日常会話編2.ケンカ編3.LINE編4.エッチ編日常会話編毎回のデートで日常的に行われる数々の何気ない会話。
そんな、他愛もない、さりげない会話だからこそふたりの関係性の"濃さ"はにじみ出るものかもしれません。
では、濃密なふたりの会話にはどんな特徴があるのでしょうか。
さっそく、チェックリストを確認していきましょう。
話が「深い」関係性が深いカップルは、必ずといっていいほど日常会話の内容も「深い」です。
この「深い」というのは、小難しいとか、哲学的だとか、結婚とか将来の話をしているとか、そういう意味での深さじゃなくて、「会話の前提事実がたくさんある」ということです。
「前提事実」っていうのは、登場人物とか、話題の対象とかについて、お互いが共通認識として持っている事情ということね。
要するに、ふたり以外の人がその会話に耳をそばだてても、「なんの話をしてるんだろう……」って全然理解ができない。
誰の話をしてるのか、そもそもなんの話をしてるのか。
逆に、テレビや天気の話などは、あまり前提事実がないので、誰が聞いてもわかる「浅い」日常会話です。
愛情の深いカップルの日常生活が自然と深くなるのは、同じテーマで会話をする回数が多いからです。
彼氏の仕事の話や彼女の友達のA子ちゃんの話でも、「はじめて」と「10回目」では、全然深さが違ってくるでしょう?笑顔が多いとってもシンプルですが、会話をしている最中のふたりの笑顔の多さもすごく重要です。
会話中の笑顔の多さは、一番わかりやすい「会話の楽しさ」のバロメータです。
内容がどんなものであれ、ふたりが笑顔で会話をできていればそれだけでいい。
お話ししているとき、彼は楽しそうな表情をしてくれているか。
そして、お話ししているとき、自分は楽しそうな表情をしているか。
この2つをぜひチェックしてみてください。
ふたりにとっての「話す」の価値たとえばデートで、「ただふたりで話すだけ」の時間があるふたりは、かなり仲が良いと思います。
「ただふたりで話すだけ」のことが、ふたりにとってどれくらいの価値のあることなのか。
これを彼とのデートを振り返りながら考えてみてください。
例えば、あまり仲がよろしくないカップルのデートでは、「会話する時間」があんまり用意されていなかったりするものです。
映画とか、ショッピングとか、そういう「話さなくてもいい時間」ばかりで、カフェやレストランで「会話する時間」があんまりない。
これは、ふたりにとっての「話す」の価値があまり高くないということ。
つまり、ふたりにとって「話す」ことがあんまり楽しくない活動だということを意味しているのです。
また、「話していると時間があっという間に経ってしまう」というのも、ふたりにとって「話す」の価値が高いことのサイン。
あなたと彼にとって、「話す」は大切ですか?ケンカ編日常会話ではありませんが、間違いなく、ケンカも「会話」の一種です。
そのため、関係性が深いカップルとそうでないカップルとでは、ケンカにもいくつかの点で違いが生まれてきます。
「自分の言いたいことを言う」より「相手の言いたいことを聞く」カップルにとってのケンカは、自分の言い分で相手を言い負かすものとは全く違うものです。
むしろ、相手の言い分を聞きながら、それと自分の考えとの妥協点を見つけて、うまい具合に着地点(中間地点)を見つけるためのものです。
彼とのふたりのケンカを振り返ってみてください。
あなたか彼が、一方的に相手に対して「これが嫌なの」「こういうふうにしてもらえないと無理」「そんなことしちゃダメだよ。
なんでダメって?ダメに決まってるじゃん」みたいに言いまくり、相手が防戦一方になってしまっている。
これではダメです。
「私(俺)はこう思う。
でも、あなたがそう思ってるんだったら、それは尊重するよ。
ふたりの価値観が違う以上仕方がないし、それはどっちが正しいとかいう問題じゃないから、お互いに譲り合って、今度からはこういうふうにしない?」というふうに、自分の言い分を言いつつも、相手の言い分を十分に聞き、尊重し、ふたりがそれなりに納得できる妥協点を見出せるケンカ。
これが、「仲が悪くなるため」じゃなく「仲が良くなるため」にケンカをすることができているカップルの特徴です。
「関係のない話」や「悪口」がないケンカには、必ずその原因となった出来事やテーマがあるはずです。
「相手がしたことは浮気か」とか「お互いの連絡に対してどれくらいちゃんと返信しなくちゃいけないか」とかね。
仲が良いカップルのケンカを見ていると、このメインテーマに沿って、常に話し合いが続いていきます。
「関係のない話」をしないのです。
逆に、ケンカを通じて関係が悪化する一方のカップルは、油断するとすぐに「関係のない話」をしてしまいます。
「相手がしたことは浮気か」について話をしていたはずなのに、いつの間にか「そもそもデートに誘ってくれる回数が少ない」とか、関係ないけどとりあえずいままでムカつくと思っていたことや、「いつか言ってやりたい!」と内心抱えていた不満をぶつけている。
この時点で、目的が問題解決から相手を傷つけることに変わってしまっているんです。
同じように、悪口を言うのもやはり仲のよくないカップルのケンカの特徴です。
当たり前ですが、「悪口」が正当化される場面はありません。
悪口を言うことで仲がよくなることなんてありえないし、問題解決がしやすくなるなんてこともありえません。
お互いに相手のことが嫌いになる可能性が上がるだけです。
ぜひ、彼とのケンカを振り返ってみてください。
LINE編忘れてはいけません。
LINEだって、文字を通じた立派な会話です。
あんまり他のカップルのLINEのトーク履歴を目にする機会はないかもしれませんが、私は幸い職業柄その機会に恵まれておりますので、愛情が深いカップル、そうじゃないカップルのLINEの違いを、ご紹介してみようと思います。
「話題を作ってる感」がないラブラブなカップルのLINEを見せてもらうと、とにかく「話題を作ってる感」が全くないことに気がつきます。
「てか、〇〇君て〇〇好き~?」「ねえねえ、今度はいつ会えそう?次のデートはどこ行こっか」みたいなのって、送ってる側の一生懸命さというか、「なんとかラリーを終わらせたくない」という書き手の想いがどうしようもなくにじみ出ていますよね。
もちろん、こういうのを送るのが悪いなんていう意味じゃありません。
付き合いたての頃とかは、こういうやりとりがあっても仕方がないでしょう。
関係性が深まってくると、ポンポンと自然に話題が浮かんできて、どちらかが特別意識をしなくてもスムーズに会話が進んでいくようになる。
これは、LINE上での会話でも、対面での会話でも変わりませんね。
「話すことがあればLINEしてるけど、別に話すことがないのなら、無理にLINEする必要ないよね」と肩の力が抜けていくのも、重要です。
「?」があんまりない先ほど紹介をした「話題を作ってる感」と似ています。
が、こちらのほうがパッと見で判断しやすいかもしれませんね。
ふたりの最近のLINEを見返してみて、「?」がたくさんあるか。
昔から「好きな人と連絡を続けるには、『?』を必ずつけましょう」みたいによく言いますが、まさに「?」というのは、「なんでもいいからとにかく話を続けたい」ときについ使ってしまいがちなものなんです。
実際、一番仲がいい親友とのLINEを見返してみてほしいのですが……どうでしょう。
全然「?」がなくないですか?お互いに言いたいことを言いっぱなしで、それで延々とトークが続いていく。
彼とそういう関係になれていたら、いいですね。
エッチ編「あれ?」と思ったでしょうか。
しかし、屁理屈でもなんでもなく、エッチだってカップルにとっては超重要な「会話」のひとつです。
あなたと彼は、エッチという会話を通じて、ちゃんと愛を交換し合うことができていますか?「お互いに」してる?会話と同じように、エッチだって"双方向"でなくちゃいけません。
彼があなたに一方的に何かをし続けているだけ。
あるいは、あなたが彼に一方的に何かをし続けているだけ。
このどちらも、一方が他方に対して一方的に延々と話し続けているだけの会話と何も変わらないのです。
いいエッチでは、必ず、片方が相手に何かをしてあげれば(気持ちよくしてあげれば)、今度は相手が何かをし返してあげる、という流れがあるはずです。
こうやって代わりばんこに相手のことを気持ちよくしてあげることを通じて、お互いに「好き」を伝え合っているのでしょう。
テクニックとか、耐久力とか体力とか、そういう"スポーツ"的な面はどうでもいいのです。
「お互いに」の要素があるかどうかを、ぜひチェックしてみてくださいね。
「相手の反応」が一番大事会話でも、必ず「相手の反応」を重視するはずです。
自分の話しで相手がつまらなそうにしていたら、いくら自分が話したい話題であっても、いいところで切り上げる。
逆に相手が楽しそうにしていたら、尺を長めにとってたっぷりと話して、笑わせてあげる。
少なくとも、ラブラブで、一緒にテーブルを挟んで話しているだけで楽しいと感じられるカップルの会話は、そうなっているはずです。
エッチでも、これはとても重要なこと。
たまにこういう男性がいます。
前戯も、挿入も、なにからなにまで「マイペース」で、相手の反応どうこうよりも、「すぐ挿れたいから前戯は短めで」「彼女がちょっとキツそうだけど、自分がイクところまでしたい」みたいな、自分本位のエッチをする人が。
きちんと彼女の反応を見ている彼氏は、彼女の様子を見ながら、そしてときに「挿れていい?」「痛くない?」と直接聞いて確かめながら、エッチを進めていくものです。
もちろん、彼氏彼女を逆にしても、同じことがいえます。
「自分の気持ちよさ」はもちろん大事だけど、それ以上に、「相手の反応」を重視しているか。
次に彼とエッチをするときには、こういう視点で見てみましょう。
以上、ザーッと9個、紹介してきました。
「9個中何個当てはまればOK」という基準はなく、むしろ「多ければ多いほどいい」ということになるでしょう。
ひとつでも当てはまらないものがあったら、今後はそうなっていけるように頑張ってみましょう。
ちなみに私は、9個中5個。
まだまだですね……。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)