【恋愛相談】「彼からのLINEとか愛情表現が減った気がします。大丈夫?」ほか
どうもあかりです。
不定期でお届けしている恋愛相談記事です。
今日も答え甲斐のある、みんなのためにもなりそうなご相談がふたつほど私のもとに舞い込んできましたので、ビシバシとお答えしていこうと思います。
「彼からのLINEとか愛情表現が減った気がします。
大丈夫?」と「彼から『結婚』の話題が出てきませんが、彼は私との将来を考えていないのでしょうか?」、参りましょう。
writer:遣水あかり目次1.「彼からのLINEとか愛情表現が減った気がします。
大丈夫?」2.「彼から『結婚』の話題が出てきませんが、彼は私との将来を考えていないのでしょうか?」「彼からのLINEとか愛情表現が減った気がします。
大丈夫?」「付き合って1か月です。
付き合う前からいままでは、彼のほうから毎日のように私にLINEをしてくれたり、会ったら『かわいい』とか『好き』とか言ってくれたんですが、最近はそういうのが減っています。
なんというか……大丈夫なのでしょうか」(通信/24歳)〔遣水あかりの回答〕大丈夫です。
というか、こういうタイミングに「大丈夫」と思って余裕のある振る舞いをしておくことが、後々の彼との交際を続けていくうえで、長期的に重要になってきます。
少し、具体的にお話しましょう。
「好き」の盛り上がり方の違い前提として理解しておくべきは、男女の「好き」の盛り上がり方の違いについてです。
まず私たち女性側から見ると、「付き合ってから、徐々に相手に対する気持ちを高めていくもの」というふうに考えがちです。
告白をされて、「うん、付き合ってみるのも、悪くないかもな」と感じて、彼氏彼女としてデートをするようになって、デートを通じてお互いに相手のことを知っていくなかで「あ、こういうところいいな」「実はこういう人だったんだ。
いい意味で予想外」みたいな驚きや発見を通じて、どんどん「好き」を深めていく。
これが女性サイドから見た場合の、「好き」の盛り上がりかたです。
しかし、男性の側から見てみると、事情は少し違ってきます。
基本的に男性の場合には、「告白」のタイミングで「好き」はひとまずのピークを迎えます。
それもそのはずで、「好きです。
付き合ってください」という、もしも断られたら人格全否定に近いような絶望と屈辱が待っているような行動に出るなんてそれこそ相当な勇気ですが、それほどの勇気を出すには、それだけ相手のことを「好き」と思っていないとできないことです。
女性のように「うん、とりあえず付き合ってみても、悪くないかもね」くらいの好きレベルじゃ、こんなとてつもない勇気を必要とする告白に挑むことなんてできるはずもありません。
実際にも、この「好き」の盛り上がり方の違いを体感することだってあるはずです。
たとえば、まだ付き合いたてのころだというのに、彼から「毎週会おうよ!」と誘われて「え、毎週……?会うのは楽しいけど、私にはまだお友達との付き合いとか、趣味とか、いろいろと続けたいことがあるから、いきなりそこまで恋愛にコミットするのは無理だよ……」と内心感じたり、彼から「愛してるぅ!一生一緒にいてくれぃ!」と元気よく言われて、「なんか……早いな……」と少し気後れしてしまったりしたことがあるんじゃないでしょうか。
これがまさに、男女間の気持ちの盛り上がり方にありがちな違いです。
そして一番重要なことは、「男性は告白時にピークを迎えた後、ちょっとすると『好き』の気持ちが少し落ち着く」ということです。
「冷める」じゃありません。
「落ち着く」のです。
「ひとまず、無事に『付き合う』っていう目標を達成できたぞ」という安心感や満足感のせいで、"交際初期"の時期を過ぎることまでに、「好き」の気持ちはいったん小休止を迎えます。
好きな子をゲットするまでの間、全力疾走で駆け抜けてきたわけですから、多少のおやすみは仕方がないでしょう。
それが、付き合ってちょっと経ったタイミングで、LINEが減ったり、愛情表現が少なくなってしまう理由です。
しかしそれは、上記で説明したように、基本的にどんな男性にでも起こる現象ですから、「飽きられた?」と悲観しなくちゃいけないようなものじゃありません。
振り返って「この子とはずっとうまくやっていけるか」の目安になるLINEや愛情表現が減ることを、悲観しない。
これにはもうひとつ大切な理由があります。
以前に知人男性からこんなひと言を聞いたので、ご紹介します。
「別に嫌いにはなっていないけど、彼女に対する気持ちが少しフラットになるときってある。
わざわざ彼女には言わないけど、仕事が忙しかったり、普通に気持ちの波だったり、そういうことが付き合っている間に何度もある。
そういう時期に、"うまく付き合えたか"って、その子とこれからも将来的に上手に付き合っていけるかを判断する基準というか、ポイントになる」要するに、LINEが減ったり、愛情表現が少なくなったりという「好き」の周期的なものを、「冷めた」と勝手に勘違いをして大騒ぎをしてしまうと、「この子、付き合いづらいな……」思われてしまうかもしれないということ。
逆にそういう時期にこそ、「余裕」な感じでひょうひょうと過ごすことで、「この子、バランス感覚あるじゃん」と思ってもらえる。
交際初期に限らず、男性の彼女に対する気持ちが落ち着く時期は、今後もたびたび、不定期に訪れます。
そうなったときにも、「俺と彼女なら大丈夫」と思ってもらうためには、これくらいのことで動じていても仕方がない、ということなのです。
「彼から『結婚』の話題が出てきませんが、彼は私との将来を考えていないのでしょうか?」「彼と結婚したいです。
だけど、なかなか結婚の話が出てきません。
一緒に住むような話は出たり出なかったりしますが、『結婚』という具体的な話になると、彼は必ず口を濁します。
彼は私との将来を真剣に考えていないのでしょうか?」(一般職/23歳)〔遣水あかりの回答〕彼女との将来を真剣に考えている彼氏こそ「結婚」という具体的なワードを使うことを避けがちです。
形式面はともかく、実質面で彼との関係が前進しているのなら、どうか焦らず。
「結婚」ってすぐ言う彼氏こそ、信用ならないの法則「彼氏」には2種類います。
1つは、「結婚」ってすぐに言う彼氏です。
もう1つは、「結婚」ってなかなか言わない彼氏です。
覚えておいて損がないのは、「結婚」ってすぐに言う彼氏に限って、彼女との結婚を真剣には考えていない可能性が高く、逆に「結婚」ってなかなか言わない彼氏のほうが、将来を真剣に考えている可能性が高いということです。
「結婚」ってすぐに言う彼氏がどういうやつらかと考えてみると、すぐに思い浮かぶのが、「完全にヤリモクの男」と、「中学生とか高校生の超若い男」です。
ヤリモク男は、すぐに「結婚」と言います。
そう言っておけば、相手の女性が自分のことを信頼して身体を委ねてくれると経験則で知っているからです。
また学生くんも、ロマンティックな言葉で愛を語るのが好きだから、すぐに「結婚しような」とか言います。
そしてどちらにも共通するのが「結婚に対して責任感を感じていない」という点です。
ヤリモク男は言うまでもないですが、学生くんすら、「結婚」という言葉を出したとしても、まさかそのひと言がきっかけになって「じゃあすぐに結婚してよ!!」と迫られることになるだなんて想像していません。
あくまで、"言葉のあや"として使っているだけです。
このように、責任感がないときのほうが「結婚」という甘美な響きのある言葉を使いたがるのが男性なのです。
「結婚」って言わない彼氏こそ、信用できるの法則一方で、「結婚」ってなかなか言わない男性の典型例が、ちゃんと彼女との将来を真剣に考えている男性です。
こういう男性が、どうしてなかなか「結婚」という言葉を使いたがらないのかというと、先ほどの裏返しで、「結婚」という言葉に責任を感じているからです。
付き合って1年以上経つ彼女に対して、「結婚」の話題を易々としたら、それはほとんどプロポーズです。
彼女との結婚を真剣に検討中で、ひょっとしたら裏ではこっそり貯金とかを始めているかもしれないような時期には、「いつプロポーズするべきか……」なんて真剣に考えているからこそ、「結婚」という言葉を易々と発せられなくなるのです。
もちろん、なかには「結婚」という言葉も一切使わないし、それでいて、彼女との将来を全然真剣に考えていない男性もいます。
そういう男性の見分け方としては、ふたりの関係が"実質面"で前進しているか、を見ることです。
今回の相談をしてくれた方の場合は、よく見てみれば、一緒に住むような話がたまに出たりするようです。
”実質面”とはこういうことです。
ほかにも「実質面の前進」の例といえるのが、以下のようなもの。
●貯金男性は当面の間独り身でいることを想定している場合には、基本的に貯金はしない。
逆に彼女がいて、かつ、毎月少しずつでもコツコツと貯金を進めている男性は、ほぼ確実に彼女との結婚を意識をしています。
●家族や親友に彼女を紹介している彼女との将来を真剣に考えていない場合には、こうやって自ら別れにくくなる「外堀を埋める」ような行動をとるはずがありません。
また、紹介までいかなくても、家族や親友に彼女のことを話しているだけでも十分です。
●彼女の親の反応を気にする彼女に「俺のこと両親に話した?」「そしたら、なんだって?」みたく聞いてみるのも、彼女との将来を検討中な合図です。
両親に限らず、「彼女の友達」でも同様です。
もしも結婚の意識がゼロであれば、こんなことはどうでもいいはずです。
今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう!(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)