モテる&愛される女性が身につけている「男性との絶妙な距離感」のお作法
どうもあかりです。
恋愛はとにかく「距離感」が重要です。
遠すぎず、近すぎずというバランスのとれた距離感でいられる相手こそ、ストレスを感じることなく「ずっと仲良くしていたい」と感じられますし、また、「ゼロ距離」ではなく適度な距離感があるというところに「もっと近い関係になりたい!」という欲求も常に感じてしまうのです。
実際、男性からモテたり、彼氏から愛される女性というのは、必ずこの距離感のお作法をわきまえているものだと強く感じます。
ということで今回は、彼女たちが具体的にどういった場面で、どういった「絶妙な距離感」を発揮しているのかについて詳しく見ていきましょう。
writer:遣水あかり男性との絶妙な距離感《LINE編》まずはLINE編。
交際前でも、また交際後でも、好きな彼とLINEのコミュニケーションをとることがたくさんあると思います。
ひょっとしたらデートよりも頻度は多いかもしれませんね。
だからこそ、LINEでの適度な距離感の保ち方はとても重要です。
遅すぎず、早すぎず……まずは返信のスピードにおいての適度な距離感。
これに関しては、「遅すぎず、早すぎずがベスト」という一言に尽きます。
やはり「返信が早すぎる」というのは、まるで彼からの返信を24時間ひたすらに待ち続けているかのような感じがして、ちょっと"近すぎる"感じがしてしまいます。
「暇そう」に思える異性は、あまり魅力的に感じないものです。
しかし「返信が遅すぎる」というのも考えものでしょう。
あまりにも遅レスだと、それはそれでやきもきを通り越して、「自分に興味がないのだろうな……」という気持ちが生まれてきてしまうからです。
ただ、「遅すぎず、早すぎず」と言ったところで、今度は「じゃあ具体的にどのくらいが『遅すぎず、早すぎず』なの?」という疑問が湧いてきますが、これを知るためには、彼の返信速度を見ればいいのです。
たとえば彼があなたのLINEを、いつもだいたい1時間後くらいに返してくるというのであれば、あなたもそれくらい時間を置いて返してあげればいい。
彼自身がそうやっているということは、それが彼にとって一番心地の良い距離感だということだからです。
これを意識するだけで、彼はあなたとLINEをするのがかなりストレスフリーになると思います。
些細なポイントだけど、潜在意識に働きかける重要な部分です。
「自分から」はたまにでいいまた時折り、「好きな男性には自分からLINEをしてあげた方がいいですか?」といったご質問を受けるのですが、これも気になるところです。
当然、自分から相手に聞きたいことや確認したいことなど、具体的な要件がある場合には好きなだけ送ればいいのでしょうが、そうではなく、ただ「会話をするためだけのLINE」を送る必要があるか、というのはたしかに悩ましいですね。
もしも、あなたが片想い中で、「彼からは一通もLINEが来ません」というのであれば、もちろんあなたから送るしかありませんけど、彼もあなたに一定以上の好意がありそうで、実際にただ待っていても彼からきちんとLINEが届くようであれば、基本的には彼任せで自分は返信に徹する。
けどたまにだけ自分からも送ってあげるという態度がベストだと思います。
彼があなたとLINEをしたいと思ったときには、彼からLINEをしてくれるわけですが、逆を言えば、彼がLINEをしてこないということは、そのときは別にあなたとLINEをそこまではしたくないタイミングだということだからです。
そんな不利なタイミングでわざわざ特攻を仕掛ける必要はあまりありません。
男性との絶妙な距離感《トーク編》続いて、トーク編です。
デート中の会話はもちろん、LINE上での会話にも当てはまります。
先ほどはLINEの返信速度など「LINEの使い方」についてお話ししていましたので、対面・オンラインを問わず、「彼とどういう内容の会話をすれば適度な距離感を保てるか」という観点で考えてみましょう。
「秘密」は毒にも薬にもなる恋の苦手な女性がしばしば陥りやすいのは「秘密の話し方をミスる」という失敗です。
たとえば、聞かれてもいないのに、そしてまだ付き合ってもいないor付き合って間もないのに、恋愛における過去のひどすぎる失敗や、トラウマ級の過去などを話してしまうというもの。
たしかに、「人に言いにくい話をしてあげる」というのは相手に対する信頼・好意の表し方のひとつと言えるでしょう。
しかし、秘密の話し方も、ふたりの関係性に応じている必要があります。
昔の恋愛におけるトラウマは、とても深く思い話題なので、付き合ってしばらく経ってからようやく話すくらいがちょうどいいでしょう。
逆に恋愛初期の段階では、もうちょっとライトな「私実はこう見えて、めっちゃやきもち妬きなんです」くらいがちょうどいいのです。
タイミングを誤ってあまりにも早く秘密の暴露をしてしまうと、実はそれは信頼・好意の表れにすらなりません。
むしろ「こんなに関係性が浅いのに、いきなりこんなに重い話をしてくるってことは、他の男子にもすぐ同じようなこと言ってるんだろうな」って思えてしまい、その女性のことを地雷認定してしまうのです。
「あなただけに伝える秘密」を、現時点でのふたりの関係性に応じた適切な重さのものにしておくことで、「こんな話をしてくれるようになるほど、俺と彼女の関係性は深まったんだな」と実感できるきっかけになるわけですね。
「好意」は隠そうとするくらいがちょうどいいとくに交際前の段階でのトークでは、「どれくらい自分の好意を伝えるか」というのがひとつのポイントとなりますね。
この点については、「全力で隠しきる必要はないけど、隠そうとするくらいがちょうどいい」ということを覚えておいてほしいです。
男性は「女性を追いかけたい」と本能的に思う生き物なので、「相手は俺のことを好きかもしれないけど、でも確信が持てない……」くらいの状態が、一番燃えます。
「好き」とか「彼氏にしたい」みたいな明け透けなセリフが聞こえるよりも、「一緒に居て楽しい」とか「また会えたらいいね」みたいな、「俺に対する好意があるととれなくもないけど、そうじゃないとも言い切れない」くらいのセリフを発しておく方が距離感としてはベストなのです。
男性との絶妙な距離感《デート編》お次はデート編。
恋愛においてデートは肝ですから、言わずもがな、とても重要なポイントです。
彼と適度な距離感をもって関係を維持・発展させていくために心がけてほしい点を2つご紹介します。
「腹八分目」を心がける一度くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、デートは「腹八分目」でバイバイするのが一番理想的です。
付き合う前や交際初期の頃はとくにそう。
具体的に言えば、終電まで遊ぶんじゃなくて、夜10時頃にバイバイしたり、彼氏から「今日泊っていきなよ!」と強く誘われても、終電でバイバイしたりするということです。
やっぱり、「今日のデートでしたいと思ってたことが全部できたぞ」「100%満足いくまでこの子と一緒にいられたぞ」という満腹感よりも、「あぁあ、もうちょっと一緒に居たかったのに」「本当はお泊りをしたかったのに」といったほんのちょっとの空腹感を残したままバイバイする方が、圧倒的に「次も会いたい」の気持ちが生まれやすいです。
もちろん「お腹いっぱいになるまで一緒に居たい」というのは、彼だけじゃなくて自分も同じ気持ちでしょうから、「腹八分目」を達成するには自分自身もさみしい気持ちに蓋をして、心を鬼にする必要があるかもしれませんので、言うほど簡単じゃないのはわかっています。
でも、デートは今回一度きりじゃありません。
むしろ今回一度きりのデートだけを考えず、その先のデートを視野に入れることこそが賢い恋愛です。
毎回じゃなくてもいいけれど、可能な限り、頑張ってみてください。
「会いたい」を100%実現しようとしない先ほどお話した「腹八分目」の法則は「一回のデートでどこまで一緒にいるか」だけじゃなく、「どれくらいの頻度でデートをするか」ということにも当てはまります。
つまり、彼からデートに誘われたときや、自分から彼をデートに誘いたいと思うとき、「会える日は全部会おう」とするんじゃなくて、多少我慢をして「本当はもうちょっと頻繁に会えたらいいな」くらいのところでバランスをとる、ということです。
先ほどお話ししたのと同様、「もっと会いたい」の気持ちがある方が、ずっと、そしてより強く彼から求められる存在でいられるはずだからです。
男性との絶妙な距離感《エッチ編》最後はエッチ編。
「エッチ」ということですので、基本的にはすでに彼氏彼女の関係になった段階を念頭に置いていますが、「彼からもっと愛されるエッチでの距離感」というのは、具体的にどういったものなのでしょうか?早速見ていきましょう。
たまに断るくらいがちょうどいい先ほど何度も繰り返してお話した「腹八分目」の重要性がそのまま当てはまります。
私がよく言っているのは、「エッチしたいときいつでもさせてくれる女にはなるな」ということ。
いくら愛情があっても、「好きなだけヤらせてくれる女」になってしまうと、男性にとって彼女の価値はどうしても落ちてきます。
彼が自信を失うほど断りまくる必要なんてありませんが、たまに「ごめん、今日は明日早いから帰らなきゃなんだ」「今日は体調良くないから、添い寝で許して?」みたいにうまく断って、「したいのにできない!」の気持ちを味合わせ「彼女とエッチできることは、当たり前じゃないんだ」というのを理解させてあげることが重要だと信じています。
彼のお願いを全部は聞かないまた、エッチの最中にも適度な距離感を保つべきポイントがあります。
それが「彼のお願いを全部は聞かない」というものです。
どんな男性にも「彼女とエッチで一度はやってみたいこと」という憧れがあります。
内容は人それぞれですが、付き合い始めてから徐々に、彼女に「これ、やってみていい?」とお願いをしてくるようになるはずです。
そういうのに対して、なにからなにまで「いいよ~」と安易にOKしてしまうと、あっという間に「彼女とエッチで一度はやってみたいこと」が全部なくなってしまいます。
そうすると自然と、彼女とのエッチに対する欲望・欲求が減っていってしまう。
むしろ適度に「それはまだ早いよ~」「もっと長く付き合ったらね」「今度ね」みたいに上手にあしらってあげることで、彼の欲望・欲求が長続きする。
エッチな夢は、全部叶えてしまわない方がいいのです。
結局これも、「腹八分目」と同じことですね。
天性のモテる&愛される女性というのは、こういったことを基本的に無意識にできているのだから恐ろしいものです。
そうじゃない私たちは、努力によって、それに近づけるはずです。
ぜひ今日から意識をしていきましょう。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)