彼氏と結婚するべきか迷う。考えるべきことや対処法を知って乗り越えよう!
彼氏と付き合っていく中の経過として、自然と「結婚」に対しての意識が芽生えるときがやってくるでしょう。
しかし、付き合っている段階から次のステップともなる結婚を考えたとき、このまま彼と結婚をしてもいいのかの迷いも出てくる時期にもなります。
結婚を前提とした関係になってきたら、なにを考え、どう対処していいのかわからない人は少なくありません。
実際に結婚することで出てくるメリット、デメリットを考えるだけでは答えを出すまでに時間がかかってしまうケースもあります。
今回はそんな「結婚への迷い」に対する攻略法を詳しく解説していきたいと思います。
考えなければいけないこと、対処すべきことを段階を経てクリアしていくことで、迷いに対する答え……すなわち「自分の求める幸せ」へ近づくことができるようになるでしょう!writer:沢田七海彼氏と結婚するべきか迷うのは当たり前?当たり前です。
恋人と夫という立場は違いますし、カップルと夫婦とでは関係が全く違う項目になってくるからです。
『結婚しても恋人のような関係でいたい』と思うのは、夢物語と言っても過言ではないでしょう。
実際に、まるでカップルのように仲良くラブラブな夫婦も見かけますが、常にその状態である訳ではありません。
ケンカもすれば離婚の危機を迎えることもあったでしょうし、これからないとも言えない状況です。
「色んな苦難を一緒に乗り越えることで絆を深めていく夫婦関係」を作っていくその入り口に立つのが「結婚に悩むとき」なのです。
この先の人生の苦難を「いまの彼氏と一緒に乗り越えていけるのかどうか……」という不安に悩んでしまうのでしょう。
結婚は大きなライフイベント人生における一大イベントともいえる「結婚」。
もちろん、失敗したとしてもそこで人生が終わりではありません。
離婚や再婚などで人生の巻き返しをすることも十分に可能ですし、近年では離婚に対するハードルも下がっている状態にあるので、失敗へのリスクばかり考える必要もないでしょう。
とは言っても、できることなら一生に一度で終えたいと願うのが結婚ですよね。
誰でも最初は結婚には、パートナーと生涯を共にする気持ちと覚悟を持つものです。
それだけ憧れも強くなりがちですし、失敗へのリスクも考えてしまう「人生の分岐点」になるのでしょう。
悩んだり迷ったりするのは普通のこと結婚への判断1つで、その後の人生には大きな分かれ道が待っています。
彼と結婚する人生と、彼と結婚しなかった人生と。
どちらの結果がより自分の幸せに近づけるのかを考えた上での判断になるのですから、悩んだり迷ったりするのは当たりまえであり、多くの人が経験することでもあるのです。
「悩んでいること自体に、結婚すべきではないという答えは出ている」なんて意見もありますが、一概にそうとは言えません。
自分の気持ち、結婚への意識を明確に自覚できるまでにかかる時間の中で迷いがでるのは仕方のないこと。
自分が納得できる気持ちが分かるまで迷うのも仕方のないことなのです。
彼氏と結婚するべきか迷うときに確かめたいチェックリスト結婚はこれからの人生を左右させるほどに大きな威力を持つ決断になります。
彼氏と結婚すべきか迷っているときには、9つのチェックリストを確認してみましょう。
一つひとつ真剣に向き合って考えていくことで、9つめのチェックが終わったときには自然と答えが見えてくるはずです。
どうしても彼じゃなきゃダメか他に心残りのある人はいないかを確認すること、彼が叶えられない理想があるかどうか確認することも大切です。
自分の本心と冷静に向き合い時間を作って、どうしても彼じゃなきゃダメなのか見つめ直してみましょう。
価値観が一致しているかどうかすべてじゃなくても良いのです。
それでもなにか1つでも2つでも、自分が譲りたくない・譲れない価値観が同じか、または近いものを持っている相手であるかの確認も必要ですね。
価値観はそう簡単に変えることはできない「人の意志」です。
変えられない意志のすり合わせ確認をすることも結婚への重要な判断材料になるでしょう。
きちんとぶつかることができるか自分の気持ちや感情を押し込めて我慢することばかりの関係であるのはNG。
結婚しても晴れない気持ちを持つ機会が増えるだけです。
意見が合わないときがあるのは当たり前。
そこできちんとぶつかること、自分の意志表示をできる関係かどうかもポイントになります。
経済的に安定しているかどうか「好き」の気持ちだけではお腹は膨れません。
住む場所の確保も、子供ができたときにも育てる時にもお金が必要になってきます。
上を見ても下を見てもキリはありませんが、最低限の家庭を築けるだけの経済力は必要不可欠。
その経済力を保てる家庭を作れるかどうかのチェックも外せません。
互いに一途かどうかお互いに「妥協の結婚」にならないかどうか、これも肝心な判定項目。
結婚を意識する以上、自分だけ、彼だけではなく、お互いに一途な気持ちを結婚に持てなければ、悲しい結末の結婚生活がスタートするだけです。
家庭的な一面を知っているかどうか結婚は「家庭を築くための誓約」です。
結婚するからには今後の生活の基盤となる家庭に対して、多少なりとも意識を持っている人でなければ、家庭を築くことは難しくなるでしょう。
少しでも家庭的な一面を持っている人かどうかを見極めるのも忘れてはいけない項目になるのです。
短所を受け入れられるか完璧な人間なんてそうそういません。
そもそも「完璧」というのは、あくまでも自分にとって「自分の理想に沿っているかどうか」で決められる何とも曖昧な項目です。
『この人のこういうところが好き』という気持ちがあるからこそ結婚への気持ちも出てくるものですが、結婚への意識がでたときには、相手の短所や欠点も把握し、それらを受け入れられるのの判断も求められるでしょう。
結婚生活のイメージが一致しているか「理想の家庭」「理想の結婚生活」は人それぞれ。
まったく違うイメージを持っている場合、お互いにとって不幸せとなる結婚生活しか待っていません。
結婚前にお互いの「結婚に対する理想」を確認しあい、結婚生活へのイメージを共有できるかどうかの判定も大事ですね。
憧れや勢いじゃなくて心から結婚したいか相手のスペックへの執着、結婚への焦り、これらの憧れや勢いで結婚を考えているのであれば、いったん自分にストップをかけてみてください。
その場の状況や環境、心情に流されて間違った判断をしてしまうリスクがあります。
自分が心から彼と結婚したいと思っているのか、そしてその理由は何なのかを冷静に分析してみましょう。
結婚も納得できる相手への気持ち、納得できる理由が見えるかどうかを最後の見極め材料にしてください。
彼氏との結婚に迷うときの対処法付き合うことと結婚することはまったくの別次元の話ですよね。
大好きな彼氏でも、いざ結婚話が見えてくることで急に不安になってしまう人も少なくありません。
だって自分の人生がかかっている決断になるのですから。
『本当にやっていけるのか』『結婚して幸せになれるのか』という漠然とした不安からの迷いがでることも珍しい話ではないのです。
結婚に迷いが出たら、これからご紹介する5つの対処法を実践した上で、ゆっくり決断をしていきましょう。
親や友人に相談する結婚は「人生の共有」でもあり、「運命共同体になる約束」でもあります。
自分だけで決めることに迷いがある場合には、自分を知ってくれている親や親しい友人に相談するのもアリです。
自分では気づかない盲点や良い点を知るきっかけになることもあります。
親身な第三者としての意見も大きな参考になるでしょう。
自分の中で結婚に対する答えを出す本当に結婚したいのか、自分に結婚生活は必要なのか、彼を本当に人生のパートナーにしたいのか、自分の中で「結婚」問いことに対して抹消面から向き合ってみることで迷いの理由、そして迷った結果を導き出させる可能性が期待できます。
結婚は自分と彼との決断になりますが、まずは「自分の決断」をしっかり見極めることを考えてみましょう。
彼の気持ちや考え方、彼への情などは抜きで、「自分自身がどんな人生を歩みたいのか」を見つめなおすのです。
どんな家庭を築きたいか考える自分の中で結婚への答えが出せずに迷っているときには、彼氏の理想の結婚生活を聞いてみるのも大きな判断材料になってきます。
彼がどんな家庭を作りたいと思っているのかを知ることで、迷いを吹き飛ばすくらいに結婚生活への明るい希望を持つことができる場合もありますし、迷った結果に結婚しないことを決めるだけの「受け入れられない願望」を知る場合もあります。
彼氏の結婚願望を聞いてみる自分が結婚したい気持ちが出てきたり、結婚を考えるような状況になったとき。
彼も同じ気持ちでいるとは限りません。
『この人と結婚していいのか』のその前に、『この人との結婚はあるのか』の判断も必要になるでしょう。
現代の男性の中には結婚願望がまったくなく、パートナーとしての関係を築いていきたい人も増えてきているので、結婚願望を確認するのも忘れずに。
迷うどころか、そもそも未来に彼との結婚はないという状況である可能性もないとは言い切れないからです。
人生設計をする彼と結婚したとしての人生設計を考えてみましょう。
彼と自分の理想とする家庭を話し合った上での世帯年収、生活スタイル、家の購入や子供の予定など含め、「未来予想図」をできるだけ明確に立ててみるのです。
心と頭の整理になるので、人生設計を紙に書いてみるのもオススメ。
人生設計を立てることで、実際に生活できるか、理想の結婚生活に近づけるかが見えてくるはずです。
将来の見通しが付くことで迷いが解決するきっかけにもなるでしょう。
このままだと結婚しても失敗する?クリアしておきたいポイント結婚する前には「本当にこのまま結婚してもいいのか」という不安が出てきます。
それは「後から後悔したくない、そのリスクを少しでも避けたい」という心理の現われでもあるでしょう。
誰でも自分に降りかかるリスクを減らしたいと思うのは自然な感情ですよね。
しかし、なにがリスクでいつ発生するかがわからないのも人生です。
それでも、結婚においては「失敗した」と思うリスクを減らすためにクリアしておくべきポイントが6つあります!結婚に悩んだとき、どれだけクリアできているかをチェックすることで、安心と結婚へ踏み出す勇気が湧いてくるでしょう。
クリアできていない項目があれば、クリアするための努力をしてみてくださいね!価値観を合わせる人間はそれぞれ個々の脳みそを持っているように、考え方や価値観を統一させることはできません。
しかし、お互いの価値観を理解しあうことで、統一させることはできなくともリンクさせたり、受け入れ合うことができるようになります。
人間関係の中で最も離れることを選択させる項目は「価値観の不一致」。
相手への理解度が足りない状況になることです。
『そもそも同じ価値観を持つことはできない』ことを最初から把握しておくことで、より相手を知ったり受け入れる体制ができるようになるでしょう。
もちろん、同じ価値観だと感じる場面に出会うことも多々あるでしょう。
それは「気の合う証拠」です。
しかし、すべての価値観をすり合わせるのは不可能なことなのです。
自分の持っていない価値観を見せられることで『この人とは合わない』と感じてしまうこともありますが、合わない価値観を持っているのも当たり前のこととして構えることで、よりお互いを知り、受け止め合える関係になれるのです。
そのためには相手の価値観をできる限り知ることがポイントになるのです。
自分自身をさらけ出す人生には色んな事が起こります。
過去にも未来にも。
結婚を意識する相手と出会ったとき、それまでの人生において抱えたトラウマや傷、問題やコンプレックスなど含め、相手にさらけ出してしまうのも「後で失敗したと思う結婚」を避けるコツになります。
下手に隠したり、良いところだけ見せている状態からの結婚では必ずボロがでてきたり、誤解を生んでしまうきっかけになり、そこから徐々に亀裂がでてしまうケースもよくある話。
自分自身をさらけ出すことは、後から起きるトラブルと起きたトラブルで発生する誤解を避ける事前準備になるでしょう。
また、さらけ出した自分を受け止めてくれるだけの気持ちと器が相手にあるか確認するチャンスにもなります。
あとでさらけ出す機会がきたときに逃げ出したり拒否するような相手であれば、結婚したことを後悔する結果になりかねないリスクがあります。
ケンカをして仲直り出会ってから一度もケンカをしないのは、かえって問題ありです。
カップルの中には「ケンカをしたことがない」ことに自信を持ったり、自慢とする人たちもいますが、ケンカをしないということは、どちらかが本気で向き合っていない関係である可能性もでてくるものです。
もちろん、せっかく親密な関係になるのですからケンカなどしないでずっと仲良くラブラブでいられるに越したことはありません。
しかしそれはあくまでも理想論。
実際に誰かと付き合って深い関係になるということは、それだけプライベートな情報を知り合ったり、相手の考え方や価値観に触れる機会が増えていきます。
その中で相手の言動や思考全てを理解したり受け入れられることって、結構難しいことのはず。
ちょっとした認識の違い、すれ違い、誤解などがでるのも、それだけふたりが親密にいる証拠です。
その「小さなズレ」をその都度のタイミングで修正しあうことができる関係でなければ、長い人生をともにするパートナーになることも難しい状況になってくるでしょう。
パートナーは、ケンカをしても仲直りができる関係がベストなのです。
結婚前にケンカをして仲直りができるかどうか、その経験があるかないかでは、結婚後の関係にも大きな影響を与えるようになるでしょう。
セックスの相性を知る結婚生活において、気持ちだけではどうにも解決できない問題の代表格として現れるのが「セックスの相性」です。
たとえ体の相性が悪かったとしても、相手のスペックや性格など、自分の求める結婚相手にぴったりであれば、セックスの相性を差し置いて結婚に踏み切ってしまう人も少なくありません。
それでもセックスを切り離して考えられる、結婚生活に耐えられる、もしくは気にしないのであれば、それも1つの結婚のスタイルになります。
ですが、セックスの相性が悪いことがきっかけで離婚に結び付くケースは数えきれないほど存在するもの事実です。
法的にも「夫婦間においてのセックスレス」は、離婚条件として認められるほど、結婚とセックスは切り離せない関係であることも、これまた事実なのです。
法的に見れば、「結婚は子供を作ることもありき」として見ている部分が多く、セックスできない関係になることで、婚姻関係の解消の理由として認めるケースが多いのです。
また、セックスの相性が悪くても、結婚したい気持ちが強かったことで結婚に至った人の中には、実際に結婚した後でセックス問題に悩み、不倫や離婚の道をたどってしまうパターンも少なくないのです。
子どもや家事について話し合う子供がほしいのか、欲しいなら何人くらい希望したいのか、家事の分担はどうするのか、このあたりも結婚前に事前確認しておくべき項目です。
自分の考えや目標などは自分自身は明確に見えるものですが、言葉にしなければ相手には伝わりません。
『相手も同じように考えていると思った』という思い込みで、価値観や考え方のズレがでてしまいます。
結婚したら切り離せない「子供」と「家事」の2大項目については、結婚前にお互いの考えや思っていることのすり合わせは必須になります。
話しにくいから……と、伸ばし伸ばしにして結婚してしまえば、後からお互いの見る「理想の家庭」の差に、楽しくない結婚生活が待っています。
結婚後の仕事について話し合う『結婚しても仕事を続けたい』と思う女性、『結婚したら女性は仕事をやめて家庭に専念すべきだ』と思っている男性もいます。
また、その逆もしかりです。
しかしこれも言葉にしなければ相手に伝わることのない「自分の想い・自分の考え」になるものです。
「結婚したらこうするのが当たり前」というのか個人が持つ個人の価値観。
個人が考える「当たり前」は、育った環境や家庭状況、通ってきた人生により異なってくるものなので、「自分にとって当たり前のこと」が「周りにとっても当たり前」と思い込んでいる考え方は危険ですね。
結婚という、人生を共にする相手と生きていきたいと思う気持ちがでてきたのであれば、あくまでも「自分の当たり前」というのは「自分の中の理想」であることを認識する必要があります。
相手の理想、自分の理想、それぞれをお互いにしっかりと見せあい、価値観や考え方を理解しあった上で「お互いの納得できる結論」を出すことが結婚生活をスムーズにさせるコツです。
経済状況、仕事への熱意、人生への理想……これらの状況を考えながら、結婚後の仕事をどうするのか、どうしたいのかを話し合うことは、後で失敗したと思うような結婚をすることを避けるポイントになるでしょう。
まとめ「いまの彼氏が大好きで結婚したいと思っている」「いまの彼氏との結婚生活に憧れを持っている」。
でも「本当にこの人と結婚するべきなのか」という迷いが少しでもあるのであれば、自分の気持ちの整理をすることを始めてください。
彼との結婚に対する気持ちが少なからずあるのであれば、あとはその気持ちを後押しするだけの材料があるかどうか、その気持ちを冷めさせないだけのデメリットがないかどうかのチェックをするのです。
「自分の人生にとってのメリット・デメリットを見つめることができない結婚」は、幸せな結婚になれるとは言い難い状況になってきます。
自分の気持ち、彼の状況・態度・自分への接し方、そしてお互いの結婚観に結婚生活への理想を確認しあう作業を少しずつクリアしていくことで、彼氏との結婚に対する迷いを良くも悪くも払拭し、自分の本心が導き出す「彼との結婚への答え」が見えてくるようになるでしょう。
(沢田七海/ライター)(ハウコレ編集部)