恋の醍醐味♡男子がドキドキする彼女とのデートにまつわる「想定外」な瞬間
どうもあかりです。
付き合っていると、なんとなくお互いに相手の考えていることや行動パターンがわかってきて、「次は多分こう言う」「多分こうする」という予測がつくようになってきます。
同じことはふたりの関係性にも言えて、ふたりの間で「ノリ」とか「流れ」的なものができてくるので、デートの行き先や中身(会話等)もだんだんパターン化してくる。
こういう「予定調和」は、ふたりの仲が深まってきた証ですから、それ自体はとても望ましいことだと思います。
しかし一方で、恋において「想定外」というのはとても重要で欠かせない刺激であり、醍醐味です。
ふたりが出会ったばかりの頃は、むしろ相手の言動もふたりの関係性も「想定外」ばかりだったけど、それが楽しくて、ドキドキさせてくれるものだったはず。
なので、交際後もそういった「想定外」がなるべくたくさん続くといいなと思います。
そこで今回は、私たち彼女の側から彼に提供してあげることができる「想定外」を、いくつかご紹介していきたいと思います。
writer:遣水あかり突然のおしゃれ「別にいつもと同じ感じのデートで、特別な日でもないのに、突然彼女がおしゃれしてくるといい意味で『おお』ってなる。
なんか彼女との初めてのデートで、私服を初めて見て『会社と全然イメージ違うな……』って思ったときの感情に近い」(大学院生/24歳)たしかに「交際後も、交際前と同じ気合いと時間をかけておしゃれし続けてますか?」と聞かれるとなかなか自信を持って「イエス」とは答えにくい。
どうしても付き合った後にはだんだんと油断みたいなものが出てきて、すっぴんとはいかないまでも「まー、このくらいで今日はいいでしょ」と妥協点を見つけ出してしまうでしょう。
ただ、これはこれでふたりが仲よくなってきたからこその「予定調和」ということですので、なんら否定するつもりもないし、むしろ大切なことだと思います。
それでもたまにでいいので、本当になんの理由もなくでいいから、たまたまデートの前に時間があって十分に準備する余裕があって、気分的にも「今日は、かわいく思われたいなあ」と感じるときに、いつもより気合いの入ったおしゃれをしてあげてみてください。
きっと彼は喜ぶはずです。
念のため、とくに男子ウケがいい「突然のおしゃれ」を2パターンご紹介しておきます。
「今日のデートはちょっとだけ特別かも」だから彼が普段よりもいいお店を予約してくれたときとか、夜景とかいかにもなデートスポットに連れて行ってくれようとしてくれているデートは、「突然のおしゃれ」をする絶好の機会です。
そういうデートを企画するとき、彼は「今日のデートはちょっと特別にしたいなぁ」と考えている可能性が高い。
誕生日でも記念日でもなく、いつもと少し違ったデートをする理由が思い当たらない場合は、なおさらです。
それを感じ取ってこっちも「突然のおしゃれ」を入れてあげることで、彼は自分の「今日のデートは特別にしたい」という気持ちが報われたという気持ちになれます。
新品のお洋服は、わかりやすく「おしゃれ」たぶん彼は、あなたの服を全部把握していません。
似たようなものだと区別はつかないでしょう。
だけど「新品」だけはすぐに気がつく。
「あれ、それ新しいやつじゃん」と。
そして「今日のデートは、特別に気合い入れておしゃれしてきてくれたのかな?」とドキドキして嬉しくなる。
だから嬉しいんですよ、彼女がたまに新品のお洋服を着てくると。
不意打ちプレゼント「謎なタイミングで彼女が買って来てくれるコンビニのアイスが、めっちゃ大好き(笑)」(公務員/25歳)不意打ちで渡すプレゼントも、いい意味で「予定調和」をぶち破って、「想定外」のドキッに巻き込む絶好の手段です。
誕生日や記念日といった「プレゼントをするのが当然の日」じゃなく、あえて「プレゼントをする理由がない日」にやってあげるからこそ、「好き」という気持ちが伝わりやすくなります。
さっそくですが、この「不意打ちプレゼント」のおすすめパターンを2つご紹介しておきましょう。
数百円で買える幸せ系これはようするに、なんの理由もきっかけもないのに、自分でふと思いついてプレゼントを買ってあげることです。
おうちデートのとき、彼のおうちに行くまでのコンビニで何か彼が好きそうなものを買ってあげるだけでもいいし、自分が休日に一人で(or友達と)おでかけをしたときに、そこでちょっとしたお土産を買うのでもいいです。
誕生日プレゼントなどとは違って、値段は全然どうでもいいところが、このパターンのさらにオススメなところ。
たったの数百円でも、彼を最高に幸せな気持ちにしてあげられます。
手料理こそ、不意打ちがいいまた、「手料理」を一種のプレゼントととらえると、これもやっぱり不意打ちがいいよね、ということになってきます。
「私、今週土曜日、手料理作ってあげるんだからね!」と予告するのもいいけど、それだとハードルも上がってしまって、自分的にも彼的にもよくない。
それに「私は今週土曜日、いいお嫁さんになれるアピールをしようと思ってるんですよ」みたいな感じにも聞こえて、「ちょっとなぁ……」という感じもある。
一方、彼がおうちに来たら、なんの予告もなかったのに、手料理の最中。
全然ハードルも高くないし、不意打ちなおかげで「手料理してくれてるんだ!」という純粋な喜びを感じてもらえる。
それにアピってる感も、全然出ないです。
想像の上をいく「おねだり」「彼女に『今週末、両方とも空いてるけどどっちがいい?』って聞いたら、『両方♡』って言われて、ちょっと驚いたけどかわいかった」(医療関係/27歳)彼女は「きっとこう言ってくる」「こう行動するだろう」というのがわかりはじめてきたからこそ、彼の想定を超える「おねだり」は効いてきます。
「自分は恋人に100好かれているんだろうな」と把握しているところに、「実は120好きだった」と思い知らされることになるから。
そりゃドキドキしますよね。
私が「使える」と思ってる「おねだり」パターンは、やはり2つです。
「彼に聞かれた」瞬間彼から「なにがいい?」「どっちがいい?」みたいに聞かれたときは絶好のチャンスです。
こういう瞬間には、きっと彼は内心「きっとこういう答えが来るはず」と思っているものがあって、その本音をあなた自身、推測できるはず。
上記の「土日どっちがいい?」と聞かれたやつもこのパターンです。
そしてそこで、推測している彼の本音をあえて裏切る。
「うーん、どっちもがいいな!」と。
こうすることで、彼の予想は見事に裏切られ、想像の上をいく「おねだり」にドキッとさせられてしまうのです。
「なにもない」瞬間もうひとつは「なにもない」瞬間です。
たとえば、そもそもLINEのやりとりすらしていない平日のある時間帯に、「ねえ、ここふたりで行ってみたいなぁ」みたいなメッセージを送ってみる。
こういうのを「やぶから棒」とか言うのだと思いますが、「なにもない」瞬間というのは、当然彼は、彼女がなにかおねだりをしてくるかもしれないなんて想像すらしていないわけです。
なのでこのタイミングであれば、どんな「おねだり」でも、彼にとってはサプライズになるのです。
想定外の「好き」は最上級「お泊りデートをして、朝目覚めたら彼女が抱きついてキスしてきて、『好き』って。
いきなりでびっくりしたけど、かわいかったな」(コンサル/28歳)「好き」は、今回紹介したなかでも最上級のポテンシャルを秘めています。
だけど、やっぱり交際期間がそれなりに長いカップルの場合、「好きを言うタイミング」すら予定調和になってしまっていますので、「好き」を「想定外」にするにはちょっとした一工夫が必要です。
「いつも彼から」なら、簡単おそらく多くの方がそうだと思うのですが、もしもあなたと彼の間で「好き」を言い交わすとき、まず彼から「好き」と言い、あなたが「私も」とお返しするのがお決まりのパターンなら、これをひっくり返すだけで「想定外」ができあがります。
上記の彼女さんみたいに、朝の起き抜けに「好き」と言うのでもいいし、キスやハグをされたとき、エッチのときなど、心の中で「好き」の気持ちが募った瞬間にその気持ちをそのまま自然に言葉にしてあげるのでもいいでしょう。
きっと、「いつも彼から」なのには「私から言うのは恥ずかしい」っていうのも理由なんだろうけれども、たまにくらいなら、ちょっと勇気を出せば無理なことじゃないはずです。
「私も」を「私のほうが」にまた、彼から「好き」と言われたタイミングでも、返し方を工夫するだけで「想定外」を作ることができます。
たとえば「好きだよ」と言われて、「私も好きだよ」と返すのは完全に想定「内」なわけです。
言うならば、プレゼントをもらって「ありがとう」と言うのと同じようなもの。
反対に、「好きだよ」と言われて「ごめん、私のほうが好きだと思う」と言ってみてください。
これだけで完全に「想定外」になります。
サプライズでプレゼントをもらったときに、「ありがとう。
でもすごい奇遇。
実は私もプレゼント用意してたんだよね」くらいの衝撃があります。
「自分からはさすがに……」と勇気が出ない人は、まずはこっちから挑戦してみてくださいね。
安定感とドキドキのバランスを「予定調和」ばかりで、「想定外」のことがひとつも起こらなくなってしまったカップルは、たしかに安定感があるけれど、まだ結婚も同棲もしていないカップルが、その安定感だけでこの先ずっと走り続けられるかというと、少し難しいと思います。
ふたりがまだ若くて、「ドキドキする恋がしたい!」という気持ちがあるのなら、安定感だけじゃなく刺激、新鮮さ、驚きも必要なのです。
「想定外」をうまく使って、安定感とドキドキが上手にバランスのとれた関係性を目指してみてください。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)