嫉妬されると嬉しい?好きな人に妬いてもらう方法とNG行動
ストレートな愛情表現に憧れる女性にとっては、男性とお付き合いしていて「他の男と会わないで」などの嫉妬や束縛を全く感じないと「私って本当に愛されてるのかな?」と思うこともあるでしょう。
過剰な嫉妬は重くてウンザリ……と思っても、好きな人にちょっと妬いてもらうのは愛情が感じられて嬉しいものです。
その加減はうまく操作できたらいいですよね。
嫉妬してしまう男性の心理を知り、好きな人に嫉妬してもらう方法と、やってはいけないNG行動などについて解説します。
writer:上岡史奈嫉妬は好きのバロメーター女性はつい好きな人からの嫉妬を"自分がどのくらい好かれているか”のバロメーターにしがちです。
もちろん、嫉妬されるということは好かれていることに間違いはないのですが、そればかり意識してしまうと、「もっと嫉妬されたい」など変な方向に気持ちが向いてしまうこともあります。
嫉妬はあくまでも目安のひとつにして、他の部分でも彼に大事にされているかを見ることも忘れないでくださいね。
好きな人からの嫉妬が嬉しい理由女性が好きな人からの嫉妬を嬉しく感じるのは、「嫉妬するくらい愛してくれている」と彼からの愛情を強く感じられるからでしょう。
好きな人じゃなかったら、嫉妬の気持ちを行動に出さないですからね。
ただ、男性が嫉妬するのは必ずしも純粋な好きだという気持ちからだけではありません。
セフレなど遊びの相手に対しても嫉妬心は感じるのです。
そのため、嫉妬を彼の愛情深さの証拠だとは思わないほうがいいでしょう。
男性はなかなか気持ちの表現がないから男性は小さい頃から「男の子なんだから泣いちゃダメでしょ」「我慢しなさい」と言われて育っているので、女性に比べると感情を抑えがちです。
とくに、「泣く」「寂しさを訴える」という感情表現って女性のほうが圧倒的に出しやすいですよね。
また、女性に比べると口下手な男性も多いですね。
だからこそ、ふだんから好きなものに対してあまり素直に気持ちを出せない男性がむきだしの嫉妬心を見せたときに「私って愛されているんだ」と感じる女性は少なくないのでしょう。
嫉妬されてるのは好きだからまったく興味がない相手には嫉妬もしないですよね。
そのため、男性が嫉妬するときには相手のことを好きだと感じています。
ただ、それはただの独占欲や支配欲かもしれません。
「俺以外の誰とも会う予定を入れるな」など、自由を失わせるような束縛をしてしまう男性には要注意ですよ。
嫉妬のメカニズム!好きな女性が他の男性と話していたら男性の嫉妬は、「自分の好きな人を他の人にとられたくない」という本能から来るものです。
男としての本能は、好きな人が他の男性と話していたら「彼女があの男に狙われているに違いない!」と受け止めるので、即反応します。
よく「学校や職場で他の男性と話していると彼氏が不機嫌になる」と悩みを持っている女性がいますが、これは彼氏が他の男性に嫉妬しているからなのです。
好きな人に嫉妬させるには、他の男性と話をしている姿を見せるのは効果的です。
他の男性に負けた気になる自分の好きな女性が友達であっても他の男性と話していたとき、まったく嫉妬せず気にしない男性がいると思いますか?もし、好きな女性に嫉妬しない男性がいるとしたら自分に絶大な自信を持っていて「彼女が俺以外を好きになるはずがない」と考えるか、本当は気にしているけれど態度に出すのはプライドが許さないと考えている人でしょう。
他の男性と話している姿を見て露骨に不機嫌になったときは、「俺のほうが負けているかも」と不安や怒りを感じているときです。
彼がそんな態度を見せてきたときは、会話をはやめに切り上げましょう。
そのままずっと話していたら「俺よりあの男のほうがいいんだろう」と拗ねてしまい、余計に嫉妬してしまいますよ。
他の男性にとられたくない男性の生存本能として、好きな人の気持ちが他の男性を向くということは自分以外の遺伝子を残されてしまう危険性が増すということです。
たとえば妊娠したとき女性は誰の子か分かるけれど、男性はDNA検査でもしない限りウソをつかれていても分からないですよね。
だからこそ、他の男性に対しての「とられたくない」という気持ちが強く、男性の嫉妬と女性の嫉妬は少し性質が違うのです。
好きな人に嫉妬しちゃうかわいい男性のサイン他の男と話すと不機嫌になる男性も女性も嫉妬はするものですが、それをどう態度に出すかで相手との関係に大きく影響します。
「浮気するなよ」や「他の男と2人で会わないで」など好きな女性へ言葉で嫉妬を態度に出すうちは可愛いですよね。
飲み会のメンツを細かくきく飲み会などで好きな人が他の男性と話していたら露骨に不機嫌になって割り込んできたり、突然「帰る」とワガママを言うなどの態度は、嫉妬している男性の特徴のひとつです。
もし、自分の好きな人からそんな行動をされたら、嫉妬されている可能性が高いので見逃さないようにしましょう。
いきなり不安になる恋愛中は、「相手を失いたくない」という気持ちから嫉妬の感情が強く湧いてしまうことがあります。
人によっては、「自分の好きな人が他の男性と楽しそうに話していた夢を見たから」などの理由で、好きな人に「浮気してるんじゃないの?」と根拠もなく疑いをぶつけてしまう人もいるようです。
好きな人に嫉妬してしまうのは、女子だけではないんですよ。
好きな人へ見せてしまう男の嫉妬って、意外と可愛いですよね。
好きな人に嫉妬させるための行動嫉妬って、自然と湧き出てくる感情です。
自由に自分でコントロールできるものではないので、一度その好きな女性に対して嫉妬を感じてしまうと、自分の意思で止めることは難しくなります。
だから、好きな人に彼女がいるけれど振り向いて欲しいというような場合、彼に嫉妬させるようにスイッチをいれると効果的だったりします。
具体的な方法については細かくみていきましょう。
情報を全部話しすぎない好きな人に嫉妬させるための行動としては、まず自分に興味を持ってもらうこと。
そして、「この子を他の男に取られたくない」と思わせることです。
そのためには、自分の情報を話しすぎないのがポイントになってきます。
いくら男性が「草食」といわれていても、本当に好きになった人や、嫉妬するくらい好きな女子に対しては自分からガンガン動いてしまうもの。
お互いに「いいな」と思っている状況って、もっと相手のことを知りたいと思いますよね。
好きな人に嫉妬してもらいたいと思ったとき、自分のその日の行動や考えていることを全部ペラペラ話してしまうのは逆効果です。
それだと、彼は「もう十分かな」と気持ちの面でお腹いっぱいになってしまいますし、もっと知りたい、もっと追いかけたいという彼の気持ちを奪ってしまうことになるのです。
少しミステリアスな部分を残すくらい、自分のことを話しすぎないようにしたほうが彼の心をつかみやすいですよ。
好きな人に嫉妬させるためには、自分が話すのを1、彼が話すのを3くらいの会話量を意識して話すくらいでちょうど良いのです。
好きな人の前で他の男性と楽しそうにする自分といるときに楽しそうにしていて、「絶対この子、俺のこと好きだろう」と思っていた女性が、他の男性といるときに楽しそうに話していたら、男はモヤモヤしてしまうのです。
女性目線で考えると「誰とでも楽しそうに話す軽い子だと思われるのでは?」と不安になるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
男性目線だと、自分に笑顔で楽しそうにしてくれる子というのは、自分のことを好きな存在に見えるのです。
だからこそ、他の男性と楽しそうに話している姿を見ると、「まずい、あの男も彼女のことを好きになってしまうに違いない」と焦るのです。
なので、他の男性と話すのを見ていた彼が不機嫌になったとしたら間違いなく彼の嫉妬心に火がついているでしょう。
彼以外の男性を褒めるそんなに都合よく、目の前で他の男性と話すことで不機嫌にさせて嫉妬心を煽るチャンスがない!という場合、彼以外の男性を褒めると効果的ですよ。
男性は基本的に、「自分が一番でいたい、自分は誰よりもすごい人だと思いたい、王様のように振る舞いたい」という憧れを持っています。
これは女性でいうところの、「私が一番綺麗でいたい」「自分が一番可愛がられたい」と思うのと同じようなものです。
そのため、自分の好きな人が他の異性を褒めたら嫉妬してしまうんですね。
好きな人が他の男性と話していたら、それだけでも心が穏やかではないのに、さらに褒め始めたら心がゾワゾワしてしまいます。
そして「俺のほうがすごいのに」という気持ちでより複雑な気持ちになっていくのです。
ここで大事なのは、ちゃんと彼のことを褒めることです。
「一番すごいのは◯◯君だけどね」などのような言い方で、彼のプライドを満たしてあげることが大事です。
いったん他の男性を褒めて、彼の立場を落として不安にさせてから持ち上げるほうが、ただ彼を最初から褒めるよりも効果的な場合が多いですよ。
秘密をもつ好きな人に嫉妬してもらうには、行動に一貫性をもたせることが大事です。
彼のなかでどんどん存在が大きくなってきたとしても、忘れないで欲しいのが「もっと知りたい」と思わせるミステリアスな存在であること。
これはウソをついて隠すのとは違います。
今日の行動が100あるとしたら、100全部を報告する必要はないということです。
それに、どれだけ長く付き合っていても、知らない面を見せ続ける引き出しの多い女性は彼に飽きられませんよ。
すべてを言い過ぎないことが大事なので、「今日何していた」といちいち報告しないというように行動を変えるだけでも好きな人が嫉妬してくれる可能性はぐっとあがります。
好きな人に嫉妬してもらうためには行動や発言に秘密を残しておくこと。
これを忘れないでくださいね。
好きな人を嫉妬させるNG行動好きな人に嫉妬してもらいたいと思ったとき、ついやり過ぎて失敗してしまう女子もいます。
たとえば、飲み会で好きな人に嫉妬してもらいたくて、他の男性にボディタッチをするなど過激な方法で彼の気を引こうとする場合です。
ここまでやってしまうと、嫉妬を通り越して「裏切られた」「信用できない」などの感情を持たれてしまいます。
他にも好きな人を嫉妬させるうえでのNG行動があるので、細かく見ていきましょう。
他の男を優先させる男性にとって「自分の好きな人が他の男を優先させた」というのは大きくプライドが傷つく行動です。
この場合、嫉妬心が強くなるというよりは彼女に対して怒りや不信感が募ってしまいます。
仕事や勉強など、やむを得ない事情があったとしても、彼よりも他の男性を優先させる事態になってしまったときは、言い方に細心の注意を払いましょう。
隠すのも良くないですが、嫉妬させる方法に使うのはおすすめしません。
他の男の話ばかりする男性は常に自分が一番でいたい生き物だということをお伝えしましたが、自分の好きな人から他の男の話ばかり聞かされることほどウンザリするものはありません。
なので、嫉妬させようと思って他の男の話をするのは要注意です。
話している間に彼の表情をよくみて、不機嫌になっているようならすぐに切り上げましょう。
嫉妬してる?と何度も聞く女性が好きな人に嫉妬させたいと思ったとき、ついついやりがちなのが「嫉妬してる?」と直接聞いてしまうことです。
男性はプライドが高いので「嫉妬している」とは答えませんし、嫉妬させようとコソコソ動いているのか?と変に疑われてしまい彼の信用を失ってしまうかもしれません。
聞かないのが正解です。
わざと嫉妬させようとする彼の態度があまり変わらないように見えたら、もっと他の男性の存在を出したほうがいいのかな?などと不安になりますよね。
でも、無理に嫉妬させようとして普段と違う行動をとりすぎると、ギクシャクしてしまいます。
そもそも、彼に嫉妬してもらうことは本当の目的ではなく、嫉妬してもらうことで彼の愛情を感じたいだけですよね。
目的と手段を間違えず、好きな人と仲良く過ごすことからずれないことも大事ですよ。
まとめ今回は、男性の嫉妬心をうまく煽って恋心を確かめる、恋愛の仲を深めるためのテクニックや男性心理について解説しました。
とくに気をつけて欲しいのが、嫉妬は効果的であるがゆえに、やりすぎると逆効果になる場合もある点です。
男性が嫉妬するメカニズムは、女性とは少し違うということをお話しましたが、他の男性の存在を出しすぎると、信用を失ってしまうこともあります。
嫉妬させて気持ちを確認しようとするのではなく、あくまでも嫉妬は「恋のスパイス」として使いすぎないことが大事です。
(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)