恋愛ミステリー?彼氏欲しいけどいらないときの心理と向き合い方
友達と恋バナで盛り上がったり、恋愛相談という名のノロケ話を聞いたりしていると、「彼氏いていいなあ、私も彼氏が欲しいなあ」なんて思うことありますよね。
でも実際は彼氏を作ろうと具体的に行動にうつしたりはしないし、むしろ彼氏欲しいと思わないかも?なんてことはありませんか?「彼氏が欲しいけどいらない」この気持ちはいったいどこからくるのでしょうか。
今回は、「彼氏欲しいけどいらない」というこの相反するミステリーな気持ちを心理面から解き明かしていきたいと思います!writer:齋藤緑子彼氏が欲しいけどいらないと感じるときって?ではまず、彼氏が欲しいけれどいらないと感じる瞬間とはどのようなときなのか、具体的に考えてみましょう。
仕事や趣味が充実していて余裕がない毎日仕事で忙しく過ごしていて、空いた時間は自分の趣味にあてているといった女性は結構多いですよね。
そうなると恋愛に費やす時間も気持ちの余裕もない。
彼氏がいなくても毎日はそれなりに充実しているから、別に彼氏欲しいと思わない…なんて思ったりして。
恋愛に憧れはあるし、彼氏がいたら自分の生活に彩りが加わるんだろうとは想像できるものの、いまの自分の生活が充実しているとそこで満足してしまって、わざわざ彼氏を作ろうとは思えないんですよね。
仕事や趣味が忙しすぎるから「彼氏欲しいけど出会いがない」という人は、実はただ自分から出会いを探していないだけだったりします。
お金や時間がない彼氏ができたらファッションやメイクなどのオシャレに気を遣ったりしなきゃいけないし、食事や映画など、デートをするにもお金がかかります。
さらに彼氏ができたら電話をしたりLINEしたり、一緒にお出かけしたりして、自分の時間を相手のために割くことも多くなるでしょう。
そんな風に費やされるお金や時間のことを考えると、せっかく湧き上がった彼氏欲しい欲がたちまち失せてしまうこともあるのではないでしょうか。
恋愛をして自分の行動が制限されるのが嫌ひとりでいるときは自由に飲みに行ったり、男友達も交えてワイワイ遊んだりしたけど、恋愛をして彼氏を作れば、少し気を遣うようになりますよね。
恋人と友達は別だけど、皆がそう思っているとは限りません。
また、いまどこにいて、だれとなにしてるなんて逐一彼氏に連絡するのもちょっと面倒だったりして。
そんなふうに、だれかに自分の行動を制限されるのが嫌だと思うと、自然と彼氏という存在は遠いものになってしまいます。
そうすることで「自由でいたいから別に彼氏欲しいと思わないな」と思ってしまうのです。
いまの生活に満足してしまっている打ち込める仕事も趣味もあるし、ちょっと彼氏が欲しくなるクリスマスなんかのイベントでは、彼氏がいない女性同士で集まってパーティーをしたりして。
彼氏のいない生活も楽しくて充分に満足していると、彼氏欲しい欲がまったく湧いてこないこともあります。
幸せそうなカップルを目にするとちょっとうらやましいとは思うけれど、彼氏ができていまの生活がガラッと変わってしまうのもそれはそれで嫌ですよね。
そう考えたら「すごく彼氏が欲しいって訳じゃないかも」なんて思うことも。
彼氏欲しいけどいらない心理ここまで「彼氏が欲しいけれどいらない」と思う瞬間をあげてみましたが、そこに隠れている女性の心理とはどのようなものなのでしょうか。
恋愛に興味はあるけど面倒くさい気持ちが勝っているロマンチックな恋愛ドラマや映画を観たりすると「恋愛っていいな」「彼氏欲しいな」なんて思うことも多いはず。
しかし、《恋愛に対する興味》より具体的に彼氏を作ろうと出会いの場に行ったり、友達に紹介を頼んだりする《面倒くささ》が勝ってしまい、せっかく湧き上がった彼氏欲しい欲にストップをかけてしまうのです。
過去の恋愛での失敗がトラウマになっている「すごく彼氏が欲しい!」と思ったとしても、過去に経験した恋愛での失敗がトラウマになり、「彼氏欲しいけどつらい思いをするのは嫌、だからいらない」と思ってしまうことがあります。
《過去の恋愛を忘れるためには新しい恋愛をすること》なんてよく言いますが、信頼していた彼氏に裏切られたり、傷つけられたりしたトラウマはなかなか消えずに長い間引きずってしまうことが多いでしょう。
彼氏に束縛されたくないいま自由にひとりの生活を楽しんでいて、彼氏が欲しいとは思うけれど束縛はされたくない。
彼氏ができて自分の生活や行動範囲、付き合う相手が制限されてしまうのが嫌で「彼氏が欲しい」と思わないこともあります。
また、彼氏が束縛するタイプかどうかも付き合ってみないとわからないものです。
そうなると「やっぱり彼氏欲しくないかな」と思ってしまいます。
恋愛に対してマイナスな面ばかり考えてしまう過去の恋愛でつらいことがあったり、まわりの彼氏持ちの友達から深刻な恋愛相談をされたりすると、恋愛に対してマイナスなイメージを抱いてしまうことも。
いいなと思う人がいても「裏切られたらどうしよう」「悲しい思いをしたらどうしよう」とマイナス面ばかり考えてしまい、彼氏が欲しいと思わなくなってしまいます。
彼氏中心の生活に抵抗がある彼氏ができたら彼氏が生活の中心で、なにをするにも彼氏優先。
友達と遊ぶより彼氏とデートを選んじゃう。
そんな女性って結構まわりにいますよね。
そんな女性を見ていたり、遊ぶ約束を彼氏優先でドタキャンされたりすると、「あの子みたいに彼氏中心にはなりたくない」「彼氏ができて自分もそうなってしまったら嫌だ」と彼氏中心の生活に抵抗感を抱き、彼氏を作ろうとしないことも。
まわりがみんなカップルということで流行りに乗りたいだけクリスマスや夏休みが近くなると、身のまわりでカップルがどんどん誕生するという現象が起こることはありませんか?その華やかな流れに乗って、自分もちょっと彼氏が欲しいと思ったりするけれど、イベントのために付き合ったカップルは長続きしないって聞くし…と結局彼氏がいないままイベントの時期が過ぎてしまい「やっぱり彼氏いらないや」なんて思ってしまいます。
彼氏が欲しいけどいらないときの向き合い方彼氏が欲しいけどいらないと感じるときは、どのようにしてその自分の中にある矛盾と向き合えばよいのでしょうか。
いまは付き合っても仕方ないと言い聞かせる「いますごく彼氏が欲しい!」と急に彼氏欲しい欲が盛り上がってしまうこともあるでしょう。
しかし、それと同じくらい彼氏はいらないと思う気持ちもあるはず。
そんな気持ちを抱いたまま彼氏を作ることは、モラルに反した行為です。
彼氏が欲しいけどいらないのであれば、だれかと付き合っても相手を傷つけてしまうだけ。
心の底から彼氏が欲しいと思うまでは、だれかと付き合っても仕方ないと自分に言い聞かせましょう。
人はひとりでは恋愛できません。
彼氏を作り、その人と付き合うということは生身のひとりの人間と密接なかかわりを持つということです。
いらないと思う気持ちがあるのなら、いまはまだ彼氏を作る時期ではありません。
どうして彼氏いらない気持ちがあるのか整理する「彼氏が欲しいけどいらない」そう思うとき、この気持ちは自分の心のいったいどのような部分からきているのかをゆっくり考え、整理をしてみましょう。
なぜ自分は彼氏がいらないと思うのか。
それはただ単に面倒くさいからなのか、恋愛に費やす時間が無いからなのか、過去のトラウマのせいなのか。
きっと人それぞれに彼氏がいらないと思う理由があるはずです。
自分の中でその気持ちを整理することで、いまの彼氏いらないという気持ちを継続させるのか、それとも彼氏を作る方向に進みだすのか、どちらが自分にとって良いのかを判断することができます。
過去の恋愛を振り返ってみる彼氏欲しいけどいらないと思うのは、きっと過去の恋愛にも原因があるはずです。
過去にそんなに彼氏欲しいと思わないのに彼氏を作って「やっぱりいらなかったな」と思った経験はありませんか?そのとき、自分とその彼氏の気持ちはどのようなものであったかをきちんと振り返ってみましょう。
そうすればいま自分に彼氏が必要なのか、必要じゃないのかがはっきりとわかるようになります。
また、過去のつらい恋愛経験から、「彼氏欲しいけど傷つくのが怖いからいらない」と思うのであればそれはまだ心の傷が癒えていない証拠。
まずはその傷を癒すことから始めましょう。
彼氏を作る段階ではありません。
世の中恋愛がすべてではないと考える彼氏が欲しい!そう思う気持ちはもちろん女性としてとても自然なことです。
しかし、ここで重要なのは「欲しいけどいらない」と考えてしまうこと。
いらないと思ってしまうのであれば、ここはひとつガラッとと考えを変えてみましょう。
恋愛は日々の生活に数々の幸せやうるおいをもたらす素晴らしいものですが、世の中《恋愛がすべて》という訳ではありません。
友達みんなに彼氏がいてちょっとうらやましかったり、イベントをひとりで過ごすのは寂しかったりするかもしれません。
しかし、恋愛以外にも素晴らしいことはたくさんあると割り切って、恋愛以外のことに力を入れましょう。
趣味や友人との時間を充実させる打ち込める趣味や、大切な友人との時間で毎日が充実して楽しいものであれば、「彼氏が欲しい」「でもいらない気もする」この気持ちをいったいどうしよう!なんて悩むことはありません。
つまりは彼氏ではなく、趣味や友人で自分の気持ちが充分に満たされているのですから、いまはまだ本当に彼氏が欲しいという段階ではないということですね。
一度、恋愛以外のことで自分の生活を充実させてみて、まだなにか足りないような気がするならば、次は恋愛へ目を向けてみるのも良いでしょう。
出会いを求めて行動してみる彼氏が欲しいけどいらない、でもそんな矛盾を抱えたままではスッキリしない!そう思うのなら、いっそ出会いを求めて合コンなどの出会いの場へ出かけたり、友達に紹介を頼んだりしてみましょう。
そこでいくつかの男性と出会い、ステキだなと思う人がいれば彼氏いらないという気持ちに変化が起こるかもしれません。
逆に、やっぱり今は彼氏いらないと思うこともないとは言えませんが、一度出会いにチャレンジしてみることで自分の中の矛盾を解決することができます。
彼氏いらないから欲しいへ変えたいときの対処法いままでは彼氏なんていらないと思っていたけれど、その彼氏いらないという気持ちを、彼氏が欲しいという前向きに気持ちに変えたい。
そう思った時の対処法をお伝えします。
恋愛ドラマや映画を見て憧れを抱く世の中には、ステキな恋愛ドラマや映画など、ロマンチックなラブストーリーが数えきれないほどあります。
彼氏が欲しいと思うための準備運動として、自分には無縁だと思って避けてきた恋愛ドラマや映画に一度手を出してみてはいかかでしょうか。
自分もドラマや映画に出てくる恋人同士のような恋愛がしてみたい…と憧れを抱くことで、恋愛に対する苦手意識が軽減されたり、恋愛に対して前向きになれたりします。
どの恋愛ドラマや映画を見れば良いのかわからないのであれば、最初は正統派のラブストーリーを選ぶようにしましょう。
ベタ過ぎるくらい正統派のラブストーリーの方がリアルで、案外心にぐっときますよ。
男性との出会いを増やしてみる彼氏が欲しい、でも出会いがない。
探すのも面倒くさい。
そんなことではいつまでも彼氏を作ろうと思えないまま時間ばかりがすぎてしまいます。
思い切って自分から行動をして、男性との出会いを増やしましょう。
最近はマッチングアプリを使って出会う男女も多いですし、マッチングアプリに抵抗があるならば街コンなど自治体や飲食店が企画しているイベントに参加してみるのも良いでしょう。
この世には多くの男性がいますから、出会った男性すべてが自分に合うとは限りません。
ですが、出会いの数が増えるということはそれにつれて素敵な人と出会うチャンスも増えます。
たくさんの男性と会うことで、「この人とだったら…」と思える男性に出会えるかも。
もちろん最初から無理をしてがっつり彼氏探しをしなくても良いのです。
出会いの場で気軽に男性と話すことで、世間一般の男性が考えていることや好きなものが知れるので、それだけでも勉強になります。
そのなかで、いままで抱いていた男性に対するイメージがガラッと良い方向に変わることもあるので、まずは男性と出会って話をしてみることをオススメします。
彼氏のいるメリットを書き出す「彼氏がいるというといったいどんなメリットがあるの?」なんて、いままであまり考えたことがないと思います。
しかし、彼氏がいらない気持ちを欲しい気持ちに変えるためには、あえてそのメリットに注目してみましょう。
彼氏がいるとこんなにいいことがあるんだから、前向きに彼氏を作ろう!そう思えるようなメリットを見つけて、たくさん書き出してみるといいですね。
なにをメリットと思うかは人それぞれですが、まわりのカップルを見て「いいなあ…」とうらやましく思う点を考えてみると、簡単に書き出すことができます。
たとえば「笑顔になることが増える」「クリスマスも一緒に過ごせる」「落ち込んだ時にそばにいてくれる」など。
暇な時間を過ごしてみる仕事や趣味が忙しく、恋愛に費やす時間がなくて別に彼氏はいらないと思っていた人は、一度なんも予定のない《暇な時間》を作ってみてはいかがでしょうか。
時間に余裕ができると心にも余裕が生まれます。
いままで忙しすぎてあまり見えていなかった、まわりにいる人の素晴らしさなど新しい発見があるかもしれません。
仕事や趣味だけで自分の時間を埋めてしまうのではなく、暇な時間も適度に作って自分に恋愛をする余裕を与えてあげましょう。
まとめ《彼氏欲しいけどいらない》というのは女性ならではの恋愛ミステリーと言っても過言ではありません。
そしてそのミステリーは、自分でも解き明かせないくらい不可解なもの。
過去の恋愛やトラウマ、現在の趣味、仕事、環境など様々な要素が絡み合い、複雑に作り上げられた「彼氏欲しいけどいらないミステリー」を解決するためには、まず《自分でその気持ちを整理するところ》から始めましょう。
なぜ彼氏が欲しいのか?なぜいらないと思うのか。
その答えは自分だけが知っています。
その答えがわからないうちは、無理に彼氏を作ろうとしなくても良いのです。
「なんで彼氏作らないの?」などと人に言われることもあるかもしれませんが、決して他人に惑わされることなく、自分の中で気持ちの整理がつくまでじっくり自分の過去や現在に向き合いましょう。
そうすればいつか謎は解け、彼氏が欲しい気持ちに前向きになることができるはず。
彼氏探しは心から彼氏が欲しいと思えるようになってからでも、決して遅くはありません。
(齋藤緑子/ライター)(ハウコレ編集部)