同棲する?しない?彼との同棲をスタートさせるメリットとデメリット
「どちらかの家の契約更新のタイミングがきた」「結婚を考え始めた」など、お付き合いを続けるうちに、彼との同棲を考える機会がやってくることは多いもの。
ですが、好きな人とずっと一緒にいたい!と、勢いで同棲をスタートすると思いもよらないデメリットが生じるケースも少なくありません。
この記事では、同棲のメリット・デメリットを詳しくご紹介。
同棲に向いているタイプ、同棲によって破局してしまう代表的なケース、同棲生活を成功させるコツなど、同棲を始める前に知っておきたい情報が満載です。
大切な人との生活をよりよいものにするために、ぜひ参考にしてください。
writer:川瀬ゆう同棲をスタートさせるメリット結婚前にお試しできる恋人としては相性バッチリだったのに、結婚したら上手くいかずにあっという間に離婚…というのは、実はよくある話です。
デートをするだけなら気にならなかった欠点も、一緒に暮らしているとどんどん気になって耐えきれなくなってしまう場合があります。
また、DVや借金などのとんでもない事実が判明することも…。
同棲をすることで、相手の生活習慣や金銭感覚など、結婚生活における大切なポイントを知ることができます。
結婚して籍を入れると、よほどのことがない限り別れられませんが、同棲であれば比較的別れる決断がしやすいです。
結婚前のトライアルとして、同棲してみてはいかがでしょうか。
いつも一緒にいられる社会人ともなると仕事などで忙しく、なかなかデートの時間が取れないことも多いのではないでしょうか。
とくに片方がカレンダー通りのお休み、片方がシフト制いったように、お互いの休みが合わないと、恋人同士なのに数週間まともに会えないなんてことも…。
また、次の日の朝が早いと、デートを早々に切り上げなければいけないケースも。
どうしても、一緒にいる時間は限られてしまいます。
その点、同棲をしていれば、家に帰れば彼がいるのでいつも一緒にいられます。
ご飯を食べる時も寝る時も彼が側にいる。
心の底から満たされるような生活ができるのが、同棲の大きな魅力です。
知らない一面を知ることができるデートだけでは分からない、トイレやお風呂の使い方などの生活習慣、トラブルときの言動、育った家庭環境などを知ることができます。
優しい彼だと思っていたのに、一緒に暮らしてみたら自分の都合ばかり優先する人だった。
逆に、ちょっと頼りないなと思っていたら、風邪をひいたときにテキパキと看病してくれて惚れ直した。
といったように、同棲前は気づかなかった意外な一面が見えるかも。
この人といて幸せになれるのかを判断するのために、同棲は非常にいい機会です。
お金と時間の節約になる同棲には、お金や時間の節約といった現実的なプラス面もあります。
ひとり暮らしよりもふたりで生活する方が、ひとり当たりの生活費は大幅に安くなります。
とくに家賃や光熱費は半分くらいまで下がります。
とくに、お金のない大学生カップルや結婚費用を貯めたいカップルにとって、同棲による生活費削減は大きなメリットです。
また、掃除や洗濯、料理などの家事も上手に分担することで、ひとり暮らしのときよりも時短できる可能性も。
とくにお互いの得意分野が違う場合は、大幅に負担が減ります。
デートしやすい生活スタイルは人それぞれなので、別々の家に住んでいるとデートをするのも一苦労。
計画を立てるための連絡も、意外と手間だったりしますよね…。
その点同棲していれば、いつでも気軽にデートの予定を相談できますよね。
たとえば、雑誌を読んでいてよさそうなスポットがあれば、その場でデートの計画が立てられます。
お互いの予定も分かっているので、「忙しいかな…」なんて気をもむ必要もありません。
寂しくないひとり暮らしの場合、食事のときなど寂しい気分になる人も多いのではないでしょうか。
誰かと一緒にわいわい話しながら、食事をしたり、テレビを見たりして過ごしたい女性にとって、同棲は大きなメリットがあります。
また、家に男性がいるのは防犯などの面でも心強いもの。
安心して毎日を送れる可能性が高いです。
同棲をスタートさせるデメリット関係のマンネリ化同棲をスタートした当初はドキドキしていたのに、しばらくするとマンネリ化してしまうのは、同棲カップルあるあるです。
長い時間一緒にいられる分、相手といることに慣れてしまい、「いつでも会える」という安心感から、相手を大切にしなくなってしまうケースも。
また、一緒に暮らすうちに家族のようになってしまい、異性としての気持ちが薄れることもあります。
もし、関係がマンネリ化したときに、魅力的な異性が現れたとしたら…。
結婚と違って同棲はあいまいな関係なので、一気に破局してしまう可能性もゼロではありません。
せっかく彼と一緒にいたくて同棲を始めたのに、これでは意味がありませんよね。
ひとりの時間がないひとり暮らしであれば、いつでも好きなときに好きなように行動できますが、同棲しているとそうはいきません。
相手の都合も考えて行動しなければいけませんし、疲れていたり、イライラしていたりしていても相手とコミュニケーションをとらないといけない場合も。
とくに、マイペースな人にとっては、ストレスが溜まってしまいます。
いくら好きな相手とはいえ、他人です。
ずっと一緒にいると疲れてしまうのも無理はありません。
あえて別行動をとったり、自室が持てる間取りにしたりと工夫するのもひとつの手ですよ。
ケンカが増えるタオルの干し方などちょっとしたことで大ゲンカが勃発するのは、同棲カップルあるあるです。
デートをするだけであれば、多少の考え方やライフスタイルの違いは気になりませんが、一緒に生活するとなると、ささいな点でも気になるものです。
また、同棲をすることにより無意識のうちに「相手は自分のもの」という安心感が出て、相手のことをぞんざいに扱ったり、キツイものいいになったりするケースも少なくありません。
生活習慣の違いは、お互いに「こうするのが当たり前」と思っているので、話し合いで解決するのが難しいものです。
だからこそ、相手のことを否定せず、分かり合おうとする姿勢が大切。
ゆっくりとふたりが快適に過ごせる方法を探りましょう。
なかなか別れられないただ付き合っているだけであれば、もう会わないと決めたらすぐに別れられます。
ですが、同棲カップルの場合はそうもいきません。
生活の基盤ができているため、別れるときの労力は比べ物にならないほど多いものです。
新しい引っ越し先や家具などの共有物の扱いなど、考えなければならないことは山ほどあります。
また、これまでふたりの生活のために、これまで費やしてきた費用や労力を思うと、もったいなく思えるかもしれません。
さらに、別れることによる生活費の負担の増加や引っ越し費用の発生も悩ましいところです。
そうこしているうちに、別れるタイミングを逃すケースも…。
また、一緒に暮らすなかで、家族としての情が湧いている場合、異性として好きでなくても、別れられないケースも。
結婚するときほどまではいきませんが、同棲をするのにもある程度の覚悟が必要です。
結婚のタイミングを逃す女性の場合、同棲=結婚前提という方が多いですが、実は男性は違います。
それほど結婚を意識していなくても、男性は同棲をスタートすることが多いそうです。
そして、同棲というのは、男性にとってある意味、理想的な状態です。
好きな人と暮らせて、家事もしてもらえて、そのうえ、結婚のような責任を伴わないからです。
同棲生活が心地よすぎて、結婚の必要を感じない男性は決して少なくありません。
結婚には勢いが必要とよく言われますが、現状に満足している限り、その「勢い」が出てこないものです。
同棲をする際は、どこかで区切りをつけないと、ずっとそのまま何年も過ぎてしまうので、注意しましょう。
うかつな同棲は結婚にはデメリットしかないといえます。
知りたくないことも見えてしまう外でのデートだけなら気づかなかったことも、しっかり分かってしまうのが同棲の恐ろしいところです。
知りたくなかった彼の秘密に気づいてしまう可能性は充分あります。
・実はロボットオタクで、部屋にはフィギュアがいっぱい・意外とナルシストで、放っておくとずっと鏡を見ているなど、別れの決定打にはならないけれど、がっかりな一面を知ってしまうケースはあるあるです。
また、ヘビーな場合は・多額の借金を抱えていた・実はバツイチ・実家がワケありなどが発覚する可能性があります。
同棲をすると、生活を共にするので、「一緒にいて楽しい」だけでは済みません。
知りたくない事実が出てきても、受け止める覚悟で同棲をスタートするのをおすすめします。
合わない部分が明確になるデート中に彼に対して、「あれ、ここちょっと…」と思ったポイントは、同棲してみるとより明確になります。
たとえば、ときどき上から目線だなと思っていたら、同棲中はより顕著になるものです。
一緒に暮らしていると、接する時間が長いので、デートの時間だけなら我慢できたことも、耐えられなくなる可能性大。
また、同棲前はお互い気を使っていても、同居すると気を使わなくなるケースが多いので、相手の欠点が悪化したように思えることが多いです。
爆発して大ゲンカをする前に、やさしく相手に自分の気持ちを伝えて、気をつけてもらうようお願いしてみるとよいでしょう。
同棲は女性の負担が増える可能性も家事の負担同棲していて問題となるのが家事の分担。
最初はきっちり分担していたのに、だんだん女性のほうの負担が増えていってしまった。
あるいは、そもそも男性側が家事をする気がないなど、家事の負担は女性に集中しがちです。
いままで実家暮らしで、家事は親任せだった男性は、悪気なく相手に家事を押つける傾向があります。
最初は我慢できていても、時間が経つにつれて、「どうして私ばっかり」と不満がたまり、大ゲンカになって破局してしまうケースも。
生活費は彼がほとんど出しているので、代わりに家事全般を担当しているなどの理由があれば別ですが、どちらかに負担がかかる関係は長続きしないものです。
なるべく早めに、バランスを正しましょう。
もし、不満を訴えても彼が気にしなかったり、「家事は女の仕事だろ」と開き直ったりした場合は、関係を考え直すときかも。
そういう男は、態度をあらためることはまずありませんし、結婚後はより悪化する可能性大。
一緒にいてもデメリットしかないです。
身なりに気を使うので疲れる極端な話、ひとり暮らしであれば家ではよれよれのジャージだったり、寝ぐせを放置したりしていても、まったく問題はありません。
しかし、彼がいる場合はそうもいきませんよね。
彼の目線が気になって、「ある程度、ちゃんとしなきゃ」と考える女性が多いと思います。
事実、あまりにも身なりに気を使わないと、幻滅してしまう男性も少なくはありません。
もちろん、裸で歩き回るのはもってのほかです。
でも、「家でくらい身なりに気を使いたくない」と考えている場合は、けっこうなストレスですよね…。
そこでおすすめなのが、楽ちんで可愛いパジャマや部屋着を新調すること。
高いものでなくてもよいので、ワンピースタイプなどの見かけが可愛く、着心地のよいパジャマや部屋着をそろえておけば、着るだけでそれなりに決まります。
いくら相手を好きでも無理は続きません。
できるだけ楽ができる方法を探しましょう。
人によっては悪い印象を持たれる結婚前のトライアルとして同棲をする人が増えているので、同棲に対してネガティブなイメージは昔ほどありません。
ですが、まだまだ「同棲=だらしない」といったイメージを持つ人も…。
とくに親世代の人の場合、悪い印象を持たれてしまうかもしれません。
とくに女性の場合は、「嫁入り前の娘が」といった評価をされてしまう可能性があります。
職場などオフィシャルな場で知られてしまうのは避けたいものです。
また、相手のご両親が同棲について悪いイメージを持っている場合、同棲をしているというだけであなたへの評価がマイナスになる可能性も。
彼との将来を視野に入れるなら、彼から探りを入れてもらったり、同棲前にあいさつをしたりといった根回しが必要です。
同棲に向いている人の特徴付き合いが長い交際期間が短ければ短いほど、人柄や価値観、生活習慣など相手について知らないことは多いもの。
とくに付き合いはじめて3ケ月目くらいまでは、新しい恋人に対してプラスのフィルターがかなりかかった状態なので、同棲を始めるのはリスクが大きいです。
相手のいいところばかり見えている状態で一緒に暮らし始めると、現実とのギャップにがっかりしてしまうかもしれません。
「好きだからずっと一緒にいたい!」という気持ちは分かりますが、いったん落ち着きましょう。
逆に長く付き合っているカップルの場合、いい意味で相手に対して「こんなもんかな」と思えているため、多少の欠点には寛容になれます。
また、相手の怒りのツボや機嫌の良しあしのサイン、ケンカの仕方や仲直りの仕方が分かっているので、トラブルを避けられますし、なにかあった際も対応しやすいです。
また、お互いの経済状況や生活サイクルも分かっているので、物件探しや家具家電の購入や、事前のルール決めもスムーズ。
ふたりにとってベストな生活環境を整えやすいので、ストレスも抑えられます。
長年付き合っているカップルの結婚前のトライアルで同棲するのが、結婚につながりやすい同棲といえます。
彼の浮気が心配昔の恋人に浮気されたことがある、彼がモテるなど、彼の浮気が心配な女性には同棲はおすすめです。
ふつうの恋人の場合、自分といるとき以外に彼がどうしているのかは分かりません。
かといって、「誰とどこでなにをしていたの」と問い詰めてしまうと、ふたりの関係はぎくしゃくしてしまいます。
また、彼の気持ちに変化があったとしても、一緒にいる時間が少ないと、上手く隠されてしまうことも…。
その点、同棲していれば、お互いのスケジュールを把握できるので、安心感があります。
また、男性にとって家で彼女が待っているというのは、浮気の大きな抑止力になります。
ひとり暮らしのように、酔った勢いで…といった可能性は低くなります。
あなた自身も彼の気持ちの変化に気がつきやすいので、「最近、態度が冷めてるな」と思ったら、早めに手を打つことができます。
なかには、同棲しても浮気してしまうダメ男もいますが、そんな人とは結婚しても幸せにはなれません。
ほぼ100%、結婚しても浮気をし続けます。
結婚しなくてよかったと思ってお別れするのがいいでしょう。
世話好き彼のためにおいしい料理をつくったり、部屋をきれいにキープしたり、いろいろお世話したいという女性は同棲向き。
好きな人の喜ぶ顔が見られると思うと、家事にも力が入りますよね。
かいがいしく尽くしてくれる姿に、彼もきっと惚れ直してくれるはずです。
ひょっとすると好きな人の喜ぶ顔が見られると思うと、家事にも力が入りますよね。
結婚へグッと近づけるかもしれません。
一緒に暮らす相手に「なにかしたい」と思えるのは、とっても素敵で幸せなこと。
愛する人のために頑張るのは、あなた自身の成長にもつながります。
ただし、あなたにやってもらってばかりの男性には要注意。
しっかりお礼を言ってくれたり、あなたのために行動したりと、思いやりのある男性はよいのですが、あなたの優しさにつけ込んで、いいように使う男性も世の中にはいます。
また、甘やかしすぎると、普通の彼氏がダメ男に退化することも…。
しっかり尽くしつつも、彼の言動に目を光らせましょう。
やりくり上手生活費を節約するために同棲を始める人も多くいます。
ですが、せっかくふたりで生活してもやりくり下手だと、節約にならないばかりではなく、お金の使い方をめぐってケンカになってしまう可能性もあります。
そうなっては、せっかく同棲しても意味がありませんよね。
その点、やりくり上手の女性の場合、生活にゆとりができて、スムーズに貯金ができる可能性大。
結婚相手に求める条件にやりくりの上手さをあげる男性も多いので、結婚にグッと近づけるかもしれませんよ。
同棲に向かない人の特徴ひとりで出掛けるのが好きひとりで気ままにお出かけしようとしても、同棲相手がいる場合、そうはいきません。
相手が一緒に行きたがったり、相手の都合に合わせて外出自体を我慢したりしなければならないことも。
ひとり行動が好きな人の場合、毎回毎回となるとかなりのストレスに…。
ずっと彼と一緒にいるのが苦痛になる可能性すらあります。
もし彼が寂しがり屋や束縛傾向がある場合、ひとりの時間がとれずイライラしてしまう可能性が大きいです。
ひとりで出掛けるのが好きな人の場合、上手に同棲生活を送るには、週1日は別行動の日を設けるといったように、本人の工夫と相手の理解が必須です。
だらしないものを出したら出しっぱなし。
支払いは期限ぎりぎり…。
そんなちょっとだらしないタイプの人は、同棲にはあまり向いていません。
男性はなんだかんだいって、女性はマメでいつもきれいにしているものといったイメージを持っていることが多いのです。
だらしない姿を見せてしまうと、一気にがっかりされてしまう可能性大。
さらに、共同生活を送るうえで、だらしなさが目について、彼をイラつかせてしまうことも。
とくに神経質な彼の場合、「だらしない女」と激怒されて、最悪破局につながります。
ずっと彼氏にトキメキたい同棲するとよくも悪くも、家族のような間柄になってしまうケースが多数。
同棲を続けながら、ずっとトキメキをキープするのは至難の技です。
なぜなら、トキメキは非日常感からくることが多いので、同棲は生活をともにするため、相手にときめくには不向きなのです。
トキメキをキープするには、あえて外で待ち合わせてデートする、ちょっとしたサプライズを用意するなどお互いの努力が非常に大切です。
家事が不得意男性も家事をするのが当たり前の時代ではありますが、あまりにも家事ができない女性はマイナスな印象になりがち。
男女の役割分担はさておき、家事は生活の基本なので、「当たり前のことができない」と思われてしまう可能性が高いです。
まずは同棲をスタートする前に、家事の基本をおさらいしましょう。
家事が得意になれば、彼との仲が上手くいくだけではなく、自分にとってもプラスに。
家事が得意だと毎日の暮らしがグッと快適になりますよ。
潔癖症キレイ好きな女性は素敵ですが、あまりにも潔癖症だと他人と暮らすのはなかなか大変だと思います。
彼の洗濯物と自分の洗濯物を一緒に洗うのが嫌、お風呂も彼が使った後は水を入れ直す、寝るのはバラバラなど、何気ない行動が彼を気づけてしまうケースも。
潔癖症の人にとっては当然の行動でも、「ばい菌扱い」されているような気分になる人も少なくはありません。
逆に彼が散らかしっぱなしなのに、あなたのほうがイライラしてしまうケースも。
清潔さのレベルがカップル間で違う場合は、同棲を続けるにはかなりの忍耐が必要です。
同棲から結婚するパターンお嫁さんに向いているアピールに成功したおいしいご飯を作って待っててくれたり、いつも笑顔で癒してくれたり…。
そんな心からの安心をくれる女性を男性は手放したくないと思うものです。
お互いの気持ちを尊重し合い、楽しく暮らせる相手はそうはいないもの。
あなたとの生活をかけがえないものだと思わせられれば、結婚の可能性は高まります。
また、やりくり上手などのしっかり者の一面を見せるのも、結婚への近道。
結婚して子どもを持つとなると、家計の管理は非常に重要です。
男性にとって理想のお嫁さんは、優しくて癒されるけどしっかりしている女性。
ふたつの面を使い分けて、彼にアピールしましょう。
結婚する期日を決めていた結婚前提の同棲なら、同棲期間についてはあらかじめ決めておくのがベスト。
結婚は男性にとって大きな責任が生じるので、あなたとの生活が快適でも、「いまのままでいいや」と結婚を先延ばしにされてしまう可能性も…。
大切なのは、結婚する期日を同棲前に確認すること。
具体的な期限を設ければ、ダラダラと同棲を続けるのを防げます。
できればお互いに両親に挨拶に行き、期間も含めて伝えておくとベターです。
親も知っているという緊張感が、決断を促してくれます。
また、期限を決めることで、この相手とは結婚できないという判断も下しやすいです。
結婚生活がイメージできた真面目で慎重な男性ほど、「本当に彼女と上手くやっていけるのか」と結婚への決断も、なかなかできないもの。
同棲をすることで、あなたとの結婚生活に自信が持て、プロポーズしてくれるかもしれません。
また、「結婚なんてしなくてもいい」と思っている男性にも同棲は有効。
あなたと一緒にいるほうが、ひとりでいるより楽しいと思ってもらえれば、結婚に前向きになってくれるかもしれませんよ。
同棲から破局するパターンセックスレスになって彼が浮気同棲をするとときめきをキープするのが難しいのは、先ほどお伝えした通り。
家族のような感じになって、異性として見られなくなり、セックスレスになる可能性も…。
そんな場合、彼の前に魅力的な女性が現れたら最後、浮気されたり、乗り換えられたりするケースも少なくありません。
とくに同棲生活に何らかの不満がある場合は、破局へまっしぐらです。
彼に女性として見てもらえるようちょっとしたイメチェンをする、安心させ過ぎないように自分ひとりの時間を持つ、たまには思いっきり甘えてみるなどのときめかせるための工夫をしましょう。
また、セックスをする日をふたりであらかじめ決めておいて、少しスペシャル感のあるデートをセッティングするのも方法のひとつ。
彼が浮気に走る前に、前もって対策するのが大切です。
彼が働かなくなった同棲中に彼が転職のために退職。
その間の生活費を負担していたら、いつまで経っても彼が働かない。
同棲による彼の「ヒモ化」はそう珍しいことではありません。
転職や資格取得のために頑張る彼を応援したいという気持ちは素敵ですし、実際に彼女の助けで成功する男性もいます。
ですが、彼の目標のためにあなたが犠牲になるのは、果たして本当に正しいのでしょうか。
また、本当に彼のためになっているのでしょうか。
その判断基準として大切なのが、彼の将来計画です。
いつまでにどういう状態になりたいのか、そのためにどんな努力がいま必要なのか。
そこがはっきりしていないと、いくらあなたが応援しても目標は達成できません。
また応援する側も自分の人生があるので、期限を決めて場合によっては見切りをつけることも必要です。
負担が一方に偏りすぎた生活費や家事の分担などの負担がどちらか一方に偏っている場合、遅かれ早かれ同棲生活が破綻する可能性が高いです。
最初は相手のために頑張っていたとしても、時間が経つにつれて不公平感は増すばかりです。
「この人と一緒にいてもデメリットしかない…」と思ったら、破局一直線です。
破局を防ぐために大切なのは、不公平感が限界に達する前に相手に相談することと、逆に自分が相手に負担をかけすぎていないか顧みること。
距離の近い相手だからこそ、お互いが気持ちよく生活できるように、話し合いや調整が必要です。
同棲を成功させるためにはお互いの気持ちを再確認するいつでも一緒にいられると思うと、ついつい愛情や感謝の気持ちを伝えるのをおろそかにしてしまうもの。
だからこそ、意識的にお互いの気持ちを再確認しましょう。
言葉に出して伝えることで、マンネリ化を防ぐこともできますし、相手の気持ちが見えないことによる不安感も軽減されます。
また、不満や気になることもこまめに話し合いを。
密なコミュニケーションこそが同棲成功のコツです。
期限付きで同棲をスタートさせるなんとなく同棲をはじめて、だらだらと続けていたら数年が経っていた…。
なんてケースは、同棲ではよくあること。
でも、結婚したい女性にとっては、時間だけ経過して結婚できないのは困りますよね。
そこでおすすめなのは、あらかじめ期間を決めて同棲をすること。
区切りがあれば、男性側も真剣に将来を考えやすくなります。
家事やお金の分担をはっきりさせておく同棲生活が破綻する原因のひとつは、家事やお金の分担をめぐってのケンカ。
どちらかに不公平感が生まれるような生活では、関係は長続きしません。
あらかじめ分担を同棲前に確認することで、不満が溜まるのを防げます。
ただしいくら事前に分担を決めていても、「分担だからやって当然」はNG。
やってもらったことにはお礼を言い、相手ができないことがあっても、ある程度は大目にみましょう。
やって欲しいこと・やって欲しくないこと明確にしておくいくら仲の良いカップルでも、考え方や感じ方はそれぞれ違うもの。
よかれと思った行動で、相手を激怒させてしまう可能性もゼロではありません。
たとえば、掃除のために彼の趣味のものに勝手に触ってしまい大ゲンカになるケースも。
あらかじめ、やって欲しいこと・やって欲しくないことを確認しておきましょう。
その際大切なのが、相手の考えを否定しないこと。
同棲前の話し合いは、自分の意見を主張するのではなく、お互いを知るためのものです。
意見に違いがあっても、歩み寄るようにしましょう。
もし、歩み寄るのが難しい場合は、同棲自体を考え直したほうがよいかもしれません。
ルールを破った時の対処法を決めておくいくらルールを決めても、守られなければ意味がありません。
ルールを破ったときの対処法も、同棲前に確認することで、よりしっかりルールを守れます。
たとえば、家事当番を一回休んだら次のデートはおごりといったように、厳し過ぎない罰を設けることで、わだかまりが残りにくくなります。
ルール違反を責めてケンカするよりも、よっぽど平和です。
もちろん、ルールを守ることが難しい状況の場合は、しっかり相談を。
ちゃんと守ろうとする姿勢が信頼感につながります。
まとめご紹介したように、同棲にはさまざまなメリット・デメリットがあります。
同棲は大変なことも多いですが、彼のことをよく知り、関係を深くするための大切なステップ。
とくに結婚を考えている場合のトライアルとしては最適です。
「ずっと彼と一緒にいたい」と思っているほうは、前向きに検討してはいかがでしょうか。
(川瀬ゆう/ライター)(ハウコレ編集部)