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長続きするカップルとすぐ別れるカップルの違いはコレ!LINEや会話の12の特徴

「付き合ってもなかなか長続きしない…」「長続きするカップルが羨ましい!」「どうすれば長続きできるの?」と思っている女性は意外と多いもの。

せっかくなら、好きな人と長続きする付き合いをしたいですよね。

実は、長続きするカップルとすぐ別れるカップルには明確な違いがあるのをご存知ですか?どんな付き合い方をすると長く続き、どんな付き合い方をするとすぐに別れてしまうのか、みていきましょう。

writer:川口美樹すぐ別れるカップルの3つの特徴まず最初に、すぐに別れてしまうカップルの特徴についてみてみましょう。

2人の気持ちに温度差があるすぐ別れるカップルのわかりやすい特徴として、ふたりの間に温度差があるということです。

例えば、どちらかが強引に相手からYESをもらうかたちでお付き合いが始まったケースなど、両思いとはいえ相手への《のめりこみ具合》に差がある場合です。

この温度差は恋愛そのものへのモチベーションの違いなどが原因になっています。

彼氏は仕事がメインで恋愛は二の次、彼女は恋愛がメインで仕事は二の次といったように、互いの生活にとって恋愛の占める割合がどの程度なのかによって、恋愛に対するモチベーションに差が出てしまい、ふたりの間に温度差が生まれるのです。

この、生活において恋愛が占める割合については、付き合う前にある程度判断できる部分です。

相手の過去の恋愛経験などから調査しておくと、いざ付き合い始めた時に温度差が生まれなくて済むはずです。

熱しやすく冷めやすい恋愛をしている恋に恋するタイプは、熱しやすく冷めやすい恋愛を繰り返す傾向があり、恋が短命に終わりやすいです。

このタイプは、自分の中に《理想の恋人像》が固定化されています。

そのため、理想に合う人を見つけるとすぐに「この人だ!」と燃え上がるものの、付き合いを続けていくうちに理想と現実とにギャップが生まれ、どんどん冷めていきます。

熱しやすく冷めやすい人は、相手の悪いところ・理想に当てはまらないところを見つけ出すのが上手な人だとも言えるでしょう。

常に自分の理想の方が優先され、目の前の相手のパーソナリティを見極める努力ができないという問題があります。

束縛やヤキモチが激しいどちらか一方(または双方)が束縛やヤキモチが激しい恋愛も長続きしません。

束縛や嫉妬は依存心からくるものです。

相手への依存心がある限り、その関係が長く続くことはありません。

もちろん、お互いに依存する共依存の関係になると2〜3年続くこともあるのですが、遅かれ早かれ限界を迎えます。

依存心を減らすためには、できるだけ自分の生活を恋愛以外で充実させておくことが必要です。

もし自分に束縛気質があると思うなら、仕事や趣味に没頭できる環境を整えておくと効果的です。

長く続くカップルの12の特徴すぐに別れるカップルの特徴がわかると、長く続くカップルの特徴も自ずとわかってきます。

シンプルに、すぐ別れるカップルと逆のことをすればいいのです。

具体的には、温度差を作らない・恋愛熱の浮き沈みをつくらない・束縛をしたりヤキモチを妬かないといったことが、長続きするために必要なことです。

ただ、これだけだとピンとこないと思いますのでLINEや日常会話、デートなど、より具体的なシーンを想定して解説してきましょう。

《LINE編①》お互いが無理しない頻度でLINEするカップルにLINEについて聞くと、長続きしそうかすぐに別れそうかよくわかります。

LINEは女性の方が頻繁にやり取りしたいと感じているケースが多いのですが、それは「離れている時でも相手の気持ちを確認して安心したい」という気持ちが女性の方が強いからでしょう。

この気持ちは、よく言えば《乙女心》ですが悪く言えば《依存心》です。

相手の返信内容や返信の早さが気になって「自分は愛されていないのかも?」と考えてしまうのは、彼に依存している状態だとも言えるのです。

《LINE編②》LINEは会うための連絡ツールとして利用するLINEはコミュニケーションのためのツールというよりは、連絡ツールとして使う認識でいた方が良いでしょう。

いくら絵文字やスタンプで感情を豊かに表現できるからといって、そこには表情や抑揚がないので、相手の本心を読むのは難しいです。

そういったチャットツールは、深いコミュニケーションをするのには向いてないので、あくまでも連絡ツールや雑談ツールとして使うのが望ましいのです。

心を通わせるようなコミュニケーションをする場合には直接会うか、せめて電話をする必要があります。

関係が長く続くカップルはその辺のことを理解しているので、LINEでのやり取りにそこまで期待せず、顔を見て話すことを重要視しています。

《LINE編③》スタンプや絵文字が最小限に抑えられているLINEのやり取りは「今度のデートどこ行く?」「う〜ん映画とか?」「いいね。

今何やってる?」「知らな〜い」くらいのテンションで進めます。

絵文字盛りだくさんでラブラブなスタンプをバンバン送りあうといった中身にはなりません。

もちろん、付き合いたての頃はラブラブなLINEが繰り広げられるのは自然なことです。

ただし男性は、関係性が深まれば深まるほど女の子に好かれるためのLINEをしなくなるので、自然とテンションが落ち着いていく傾向にあります。

「付き合った当初よりLINEがそっけない!」と不安になる女性は多いですが、無駄な心配であることがほとんどです。

《会話編①》「ありがとう」「ごめん」をきちんと伝える長く続くカップルは、どんなに仲良くなっても相手に対する礼儀を忘れません。

逆に、恋人という関係にあぐらをかいて感謝することや謝罪することを忘れると長続きしません。

これは夫婦関係でも全く一緒です。

相手がもともと赤の他人同士だったということを忘れ、自分の親か兄弟かのように雑に扱ってしまうと、最悪の場合離婚に至ります。

親しき仲にも礼儀あり。

いついかなる時でも「ありがとう」と「ごめんなさい」を言わない関係になってはいけません。

《会話編②》好きだよといちいち伝え合う必要はないあなたは彼に「私のこと好き?」といってしまった事はないでしょうか。

これはラピュタで言えば滅びの呪文「バルス!」に相当する破壊力を持っています。

口に出した瞬間にふたりの関係性が崩れ始めます。

なぜなら、その言葉が出るという事は相手のことを信用できていないという証拠だからです。

言われた方は「信用されていない」とすごく傷つきますし、言った方は「また聞かなくていいことを聞いてしまった」という自己嫌悪に陥ることも。

長く続くカップルはお互いを信頼・信用し合っているので、「好き」といちいち言葉にする必要はないのです。

《会話編③》すべてをいわなくても通じ合えるお互いが信用し合っていると、相手が何を考えているのか言わなくてもわかるようになってきます。

これは察する能力が上がったからではなく、普段の会話から相手に関するデータが溜まることで、できるようになることです。

はじめから「何も言わなくても察してほしい」と思っているカップルには、決してたどり着けない境地です。

《ケンカ編①》過去のことをほじくり返さないどれだけ仲の良いカップルでもケンカの一つや二つあるものですが、《過去のことをほじくり返さないこと》に長続きの秘訣があります。

ケンカがいつまで経っても収束しないのは「あの時もこうだった」「いつもそう」などと、一度決着したことを蒸し返すことにあります。

過ぎたことを蒸し返すことで冷静な議論ができなくなるので、ケンカをするときは今の議題のみに集中しましょう。

《ケンカ編②》早めに謝って終わらせられるムカっとした時にこそ積極的に「ごめんね」と言えるかが、ケンカを早めに終わらせる鍵。

どちらかが悪い・悪くないという犯人探しをするのではなく、相手を怒らせてしまったことに対してすぐに謝れるかが重要です。

カップルのケンカは基本的に、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)不足から起こることが多いもの。

自分の正当性を主張する前に、ホウレンソウの不足を認めることがとても大切です。

《ケンカ編③》お互い意見をぶつけ合う健全なケンカ長く続くカップルのケンカは、ケンカというよりも議論になります。

ケンカの目的は自分の正当性の主張にありますが、議論の目的は「ふたりの納得のいく結論を得るためにはどうするべきか?」にあるので、相手をけなしたりバカにしたり罵倒したりすることはありません。

お互いがお互いのために、異なる意見の折り合いをつけていく作業になります。

そうすること信頼関係が築かれていき、円滑なコミュニケーションが取れるようになっていきます。

《デート編①》迷った時の定番があるカップルが長続きすればするほど、デートという非日常が徐々に日常へと溶け込んでいきます。

同棲しているカップルなら、役所に届け出に行った帰り道も、ちょっとした家具を買いに行くことも、デートの一部になります。

お酒好き・食事好きなカップルであれば、ふたりの行きつけのお店ができることでしょう。

「とりあえずあそこに飲みに行かない?」なんていうふたりの定番があるのも、長く続くカップルの特徴です。

《デート編②》旅行や新しい挑戦で新鮮さを楽しむいつもの定番とは別のところに行くことも大切です。

マンネリ化を防ぐためというより、《一人ではチャレンジできないことをふたりならできるから》といった理由で新たな挑戦を提案することが多いようです。

好奇心を失わずに新しい世界に挑戦することで、お互いの知らない一面が見え、さらに関係が深まって行くという好循環が起こっていくのです。

《デート編③》ふとした時にサプライズをする長く続くカップルは記念日を大切にしている傾向がありますが、それは決して義務ではなく、喜んでそうしているのです。

関係が深まっていくと、お互いの好きなもの・欲しいものがよくわかるようになるので、ふとした時にサプライズをしたくなるのです。

記念日に合わせて祝う場合もあるし、「ちょっと驚かせてやろう」と思って意図的に記念日とずらしてプレゼントすることもあるでしょう。

長く続くカップルになるには長く続くカップルの特徴から、長続きするために必要なことが見えてきました。

ふたりにとって居心地のいいリズムをつかむLINEや会話、デートの頻度、時間の使い方など、お互いの生活を尊重した《心地の良いリズム》をつかむことが重要です。

心地の良いリズムはカップルごとに違うため、ここでどういうものか定義をすることはできませんが、そのリズムをつかめた時に共通して起こることがあります。

それは、「相手に嫌われてしまうかもしれない」といった不安や「もっと好きになってもらわないと」というプレッシャーから解放されることです。

不安やプレッシャーが続く関係は早い段階で必ず終わりを迎えます。

逆に、無理なく安心することができる関係は長続きします。

それが、ふたりにとって心地の良いリズムなのです。

不満は溜めず小まめに話し合う心地の良いリズムをつかむためには、話し合いが必須です。

不満を感じたら、しっかりと相手にそれを伝えること。

自分が不満を伝えられたら、しっかりとそれを受け取ること。

その繰り返しによって、お互いが心地の良いリズムがどこにあるのかわかってきます。

話し合うといっても、わざわざ会議を開く必要はありません。

日常の中で、相手のことを考えながら会話をするイメージで充分です。

長く続くカップルはお互いに思いやりを持てる関係カップルが長続きするために必要なことをお伝えしてきましたが、それらを一言でまとめると《思いやり》になります。

《思いやり》とは、すなわち想像力です。

「こうされたら嬉しいだろうな」「こうされたら嫌だろうな」「どうしてあのタイミングであんなことを言ったんだろう?」「私にどんなことを求めているんだろう?」といった想像力が、思いやりのある言動を生み出します。

もし、あなたの恋愛が今まで長続きしてこなかったのであれば、相手の立場に立って考える回数が足りなかったのかもしれません。

「大事にされるから大事にする」のではなく「大事にするから大事にされる」と考えてみてください。

そうすることで、不安とプレッシャーでいっぱいだった恋愛から解放され、お互いにとって心地の良いリズムが続く、安心感に満ちた恋愛が続けられるようになりますよ。

(川口美樹/ライター)

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