男性が女性に期待している「本当の彼女の役割」を知っていますか?
先日、Twitterからこんなご相談をいただきました。
【相談内容】・アプリで知り合った彼と、会ってすぐに付き合った・1ヶ月目こそ連絡が頻繁あったものの、2ヶ月目から1日に数回に落ち着いた・あまりベタベタするのもおかしいとは思うが、少し寂しさを感じる・彼の仕事が忙しい一方で、自分が転職のタイミングで少し余裕がある・だからか、彼に「何かしてあげたい」と思うのだが、役に立てている実感がない・例えば、家の掃除をしたら「綺麗すぎて散らかしづらい」と言われる・愚痴を聞いている時も、気の利いた返事をしてあげられているか不安になる。
〜ここまで・これらの悩みは、ただ自分がかまってほしいだけの押し付けをしているからなのでしょうか?どうやらご相談者さんは、男性が女性に期待している「本当の彼女の役割」を知らないようです。
writer:川口美樹恋人は毎日連絡する関係であるべきとは限らないこの相談から感じるのは、相談者さんの中にある「恋人とは頻繁にコミュニケーションするものだ」という価値観です。
「会えない時でもたくさんやり取りしたい♡」と思うのは自由ですが、恋人だろうとなんだろうと、返信を返すかどうかは相手の自由です。
相手にそれを期待した瞬間にそれは束縛になってしまいます。
ですから、仕事が忙しい中で毎日返信してくれることに不満を覚えるのは、お門違いというものでしょう。
彼女の仕事は「彼を支えること」ではない加えて感じるのは「彼女たるもの彼氏を支えなくてはならない」という価値観。
彼に「綺麗に掃除してくれ」「仕事が大変だから支えてくれ」って直接頼まれたのであれば話はわかりますが、頼まれてないことを積極的にやっても迷惑になる可能性が高いです。
世の中には「してあげる優しさ」と「しない優しさ」がありますが、前者の8割は「余計なお世話」です。
お世話しない優しさ、期待しない優しさ、浮気しない優しさなどなど、本当の優しさとは相手が気づかないような優しさにあります。
相談者さんは「してあげること」で彼女としての役割を果たした気になろうとしていたようです。
彼女に求められるのは、まず自分が自立をすることパートナーとしての役目は、パートナーのお世話ではなく、パートナーがどんな状態になっても守れる準備をしておくことです。
頼まれてもないことをやることではありません。
自分が暇になると彼氏の世話を焼くことで暇つぶしをしようとする人は割といます。
しかし彼女が彼の世話をすればするほど、彼の自活力は減っていきます。
それは長い目で見れば「優しさ」とは言えないですよね。
本当に彼のことを「支えたい」と思うのであれば、最低限自分が(経済的にも・精神的にも)自立していることが大前提です。
自分の足元すらおぼつかない人に「支えてもらう」なんて、支えられる側からして怖くて仕方がないですからね。
「かまってほしい」と思ったらヒマな証拠!もしあなたが彼に「もっとかまってほしいな」と感じる瞬間があったら、まずは自分のヒマさを疑いましょう。
言い方は悪いですが、暇つぶしに彼を利用しようとしていないか、つどつどチェックする必要があるのです。
彼が本当に求めているのは、彼女がにゃんにゃんしてくれることではなく、もし自分に何かあった時に動じない人であること、なのですから。
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