頑張ってるのに愛されない「努力家女子」、何にもしないのに愛される「わがまま女子」
食事の席ではサラダを取り分け、空いたグラスに気を遣い、彼の喜びそうなことを用意してデートに臨み、なんなら手作りのお弁当まで作ってしまう。
そんな風に彼の気を「頑張って引こうとしている」努力家の女性がいる一方で、「あれ食べた〜い!」「どこどこ行きた〜い!」とわがままにリクエストし、彼が何かしてくれるたびに「嬉しい〜!」「ありがと〜!」とキャッキャと喜ぶ。
そんな風に彼の気を「全く引こうとしていない」わがままな女性もいます。
不思議なのは、頑張ってる女性ほど愛されず、何もしない女性ほど愛されているという事実。
不思議に思ったことはありませんか?writer:川口美樹「努力家女子」は「愛されよう」と思っている努力家の女性は、頭の中に常に「彼に愛されること」がセットされていて、その目標達成のために、あれもこれもそれも全部頑張ります。
「彼の彼女にふさわしい女になるぞ!」と意気込み、ありとあらゆる努力を重ねるのですが、好きな彼にはなぜか振り向いてもらえません。
なぜ、こんなことが起こるのか?それは「足りていない自分」にフォーカスが当たっているからです。
・こうしないと嫌われちゃう・こうならないと好かれないそうやって、自分のダメなところを(彼に頼まれてもいないのに)探し出しては、勝手に自己嫌悪に陥ります。
その姿を見た彼はどう思うでしょう?そう、「なんかこの子と一緒にいると疲れるな」って思うんです。
だから離れていくんです。
「わがまま女」は「愛されよう」と思っていない一方、彼のために何もしないわがままな女性は、頭の中に常に「自分らしくいること」がセットされています。
「なんで彼氏の好みに合わせて自分を変えなきゃいけないの?」と達観し、なんなら「今のわたしを好きになってくれてるんだから、変わる必要ないでしょ」くらいに思っています。
なぜなら「足りている自分」にフォーカスが当たっているからです。
・今のままでも十分に好かれている・何もしなくても嫌われないし、嫌われたらそれまでそうやって、自分らしくあることを最優先にして生きているのです。
その姿を見た彼はどう思うでしょう?そう、「こいつと一緒にいると楽しいな」と思うのです。
だからいつまでも離れずに一緒にいるんです。
努力家女子がわがまま女になるために捨てるべきものここで「わがまま女子いいじゃん!」とスッと移行できる努力家女子はそうそういません(笑)むしろ努力家女子として生きてきた女性は(長女に多い)、「え、なにもしないなんて、、、そんなのあり?いやいやいや!」と心の中でものすごく抵抗を感じます。
努力家女は「努力の結果、幸せがある」という強い思い込みがあります。
しかしこの思い込みはいますぐに捨てなくてはいけません。
幸せになる人の思考性とは「幸せの結果、幸せが続く」というものです。
そこに「努力する」とか「足りないもの埋める」という発想はありません。
常に今この瞬間に「幸せであること」を選択し続けている人が、結果的に幸せに生きているだけなのです。
ないものを足すのではなく、あるものを受け取るのです。
それを徹底するだけで、何にもしないのに愛されるわがまま女子の出来上がりです。
努力せずに幸せになるなんてことあるの?努力家女子は「努力しないなんて信じられない!」と疑うかもしれませんが、わがまま女子も周囲から見たら努力をしていますよ。
でも、本人がそれを「努力」だと思っていないのです。
ただ、そうしたいからそうしているだけ。
ないもの埋めるための行動ではなく、もうある幸せを増幅するための行動なのです。
そうやって、幸せを受け取り、それを増幅させる人が、結果的に幸せになっているんです。
だから、安心してください。
世の中は、努力しなくても成功できるようにできているんですよ。
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