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彼氏に不満を言えないあなたへ。彼氏に不満を上手に伝える方法

「不満は溜め込まずに彼に伝えましょう。

」そう伝える恋愛記事は多く存在します。

以前の私は、そのような記事を見るたびに、一種のアレルギー反応を起こしていました。

記事の意図は十分に理解できます。

できるのですが、行動には移せないのです。

そのうちこのような記事を読むと、実行できていない自分が責められているように感じるようになりました。

彼氏に不満を伝えることの大切さはよくわかっているのに、最初の一歩がどうしても踏み出せない。

そういう人は私以外にも多いのではないでしょうか?今回はそんな、彼氏に不満が言えないあなたへ、“彼氏に不満を伝える方法”をご紹介します。

writer:YUIRImodel:地田華菜(チダカナ)●彼氏に不満を伝えたほうが良い理由とは?どの恋愛メディアを見ても、「不満は溜め込んだ方が良い。

」だなんて伝えるものはそうありませんよね。

ではそもそも、なぜ不満を彼氏に伝えるべきなのでしょうか?それは一言で言ってしまえば、“お互いのためになるから”でしょう。

もっと具体的に言うならば、1.彼氏と長続きさせるのに必要だから2.不満は溜め込むと爆発してしまうから3.言わないと伝わらないからこの3つが大きな理由です。

大好きな彼氏と長く付き合っていくためには、お互いを理解することが必要不可欠。

不満を伝えるという行為は、「私はこれをされたら嫌」という意志表示でもあります。

伝えなければ、彼は一生あなたが嫌な思いをしていることに気がつくことはありません。

それに、言わないで不満を溜め込んでしまっていては、いつか爆発してしまいます。

一つ一つは小さなことでも、つもりにつもって大喧嘩に発展するなんてことは珍しくないのです。

不満を伝えるということは、相手に自分のことを理解してもらい、より良好な関係を築いていくために、そして、あなたの精神の健康のために行うべきことなのです。

●彼氏に不満が言えない原因彼氏にどうしても不満が言えない。

その理由は人それぞれだと思います。

自分自身の問題なのかもしれないし、彼の問題なのかもしれない。

理由のうち、よく聞くものをまとめました。

1何を言っても聞き入れてくれないからこれは、彼氏の性格的に不満を言っても受け入れてくれないという場合です。

すでに不満を伝えるという段階はクリアしていますが、肝心の本人が受け入れてくれないとどうしようもないですよね。

こういう彼氏には、それでも諦めずに伝え続けるか、ある程度のところで見切りをつけるしかないのかも。

2無駄な体力を消費したくないから怒ることって、結構な体力を消耗するんですよね。

そのことが億劫で不満を伝えることを控える、という人は意外と多いみたい。

しかし、「不満を伝える=怒る」と捉えてしまうのは実はすごくもったいないことなんです。

3彼氏に成長を期待していないから・諦めているこれは少し悲しい理由ですね。

怒ったり、不満を伝えるという行為は「相手に成長してほしい」と思うから行うもの。

しかし、彼氏にそういう期待を持っていないのなら、不満を伝えなくてもいいやとなってしまうようです。

4彼氏に嫌われたくないから彼氏を怒らせたくないから、彼氏に嫌われたくないから彼氏に不満を伝えることができない、という意見。

彼氏に不満を伝えることが怖くて、何もできなくなってしまうのです。

ただ、彼氏の顔色ばかり窺いながらお付き合いをしていくと、“都合のいい彼女”になってしまうので要注意です。

5我慢できる程度の不満だから「私が我慢すればいいことだし。

」と不満を飲み込んでしまうタイプ。

一つ一つは小さいことでも、つもりに積もっていつか爆発してしまう、なんてこともありえるので、相手のためにも自分のためにも、少しづつ解消していくべきでしょう。

彼氏に不満を伝える方法冒頭でもお話しましたが、私自身も長い間彼氏に不満を伝えることができず、もやもやを溜め込んで生活していました。

私の場合は、「不満を伝えたら彼氏に嫌われちゃうんじゃないか?」という恐怖に支配されていたタイプ。

ですが、なぜか急に「このままではいけない!」と思い立ったんです。

そこから試行錯誤を重ねて発見した、彼氏に不満を伝える上でのコツをご紹介します。

▽小さい不満は「○○してくれると嬉しい」という言い方に変えるまず私が始めたのは、“小さい不満を伝える”ということ。

電気をつけっぱなしにして放置するだとか、トイレの便座をあげっぱなしにするだとか、そのような「自分が我慢すればいいや。

」と思ってしまう小さな不満は、言い方を工夫しましょう。

「○○しないで!」ではなく「○○してくれたら嬉しいなぁ」という言い方に変えるのです。

言う側としてもポジティブなワードのほうが伝えやすくなります。

かわいく甘えるように言うことで、相手も快く受け入れてくれるでしょう。

▽良いところもちゃんと伝える不満だけ伝えていては、マイナスの情報しか相手に伝わらないので、「俺のこと嫌いになったのかな?」と思われてしまいます。

普段から彼氏の良いところはちゃんと伝えてあげましょう。

良いところも不満なところも両方伝えることで、彼氏のことを考えての発言だということを相手に理解してもらえます。

▽不満を感じる理由やどうしてほしいのかまで伝えるどうして不満に感じるのか、今後どうなっていってほしいのかまで伝えましょう。

ポイントは落ち着いて冷静に話すこと。

彼氏のことを思っている気持ちを伝えることを意識しましょう。

ちゃんと話合う姿勢を持つことが大切です。

不満を伝えたことがない人は、最初の一歩を踏み出すことがとても怖いんですよね。

そのときは小さいことから伝えていきましょう。

そうして慣れていき、不満は伝えてもいいものだと認識することができればもうこっちのものです。

彼氏に不満を伝えるときにやってはいけないことしかしながら、不満を伝えていいからと言って、わがままを言っていいわけではありません。

ちゃんと伝えることができるようになっても、そのやり方が間違っていたら意味ないですよね。

そこで「男性が嫌がる不満の伝え方」を男性にアンケートをとりましたのでご紹介します。

▽昔のことを蒸し返す「後からあの時こうだった、ああだったって言われるのが一番嫌だ。

そのときすぐ言ってくれれば直すこともできたのに後で言われてもどうすることもできない。

」(32歳/建築)不満を溜め続けて爆発した際に、昔のことを蒸し返すのはNG。

そもそも、不満を溜めないようにその場その場で伝えることができるに越したことはありません。

彼氏もすぐに反省してくれる可能性が出てきますから。

何が少しでも違和感を感じたら、「ま、いいか。

」と思うのではなく、その場で伝えましょう。

▽不機嫌になるだけで何で怒っているのか言わない「急に不機嫌になって黙られるとすごい困ります。

理由を聞いても言ってくれない場合が多いので。

」(25歳/飲料メーカー)ただただ機嫌が悪くなって、“察してちゃん”になっても彼氏を困らせるだけです。

言わなければ伝わらないことは、態度ではなく言葉で伝えましょう。

無言で不機嫌になるのは、お互いのためになりません。

もし、言いにくいようなことなら、手紙やメールで伝えるのもアリ。

▽価値観の押し付け「『こうするべき!』って一方的にキレられると話合う気ないんだなって思っちゃう。

」(21歳/大学生)あなたが不満に感じていることでも、彼氏の言動には理由があるのかもしれません。

それを無視して自分の価値観を押し付けるのはNG。

彼氏の意見も尊重することが大切です。

その上で、自分の思いを伝えるのが良いでしょう。

こんな不満はこう伝えましょう今までお話してきた内容を踏まえて、よくある彼氏への不満の良い伝え方とダメな伝え方を考えていきましょう。

彼の服がダサい✖「その服かっこ悪いから着ないで。

」〇「こういうのとか似合うんじゃないかな?」リードしてくれない✖「気が利かないよね。

なんでわかってくれないの?」〇「ここで○○してくれたらめちゃくちゃ嬉しいなぁ。

」女性関係✖「私以外の女の子と遊ばないで。

」〇「他の女の子じゃなくて、私のことをもっと構ってほしいな。

」結婚の話をしてくれない✖「いつになったら結婚してくれるの?」〇「私は結婚したいと思ってるけど、○○くんはどう思う?」おわりに理由は人それぞれだと思いますが、不満を伝えることってとても勇気がいりますよね。

私自身も、そこで足踏みをして、すれ違いが起こり、何も伝えないままお別れなんてものを経験してきました。

しかし今になって思えば、なんであの時伝えることができなかったのか、伝えていればまた違った未来があったかもしれないと後悔ばかりです。

「不満は伝えてもいいもの。

」だと自分に言い聞かせること。

それができてしまえば行動に移せる日はそう遠くありません。

例えば、もしあなたの親友が、あなたのダメなところを指摘してきたとしたら、あなたはどうしますか?イラっとする人もいるだろうし、ひどく落ち込む人もいるでしょう。

しかし余程のことがない限り、その親友との関係を切ろうと思うことはないと思います。

だって親友のことが大好きだから。

彼氏彼女の関係も同じです。

不満を伝えたことで壊れてしまうような関係ならそれはとても脆くて、何もしなくてもいずれは壊れていたでしょう。

そんなに重く考えなくていいのです。

小さいことから、できることから始めていきましょう。

(YUIRI/ライター)(ハウコレ編集部)(チダカナ/モデル)

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