ハウレコ

「ちょうどいい距離感」でこそ長続きする。カップルの理想のカタチ・4選

どうもあかりです。

恋はやっぱりマラソンなので、ペースが重要。

で、その「ペース」に当たるのが、彼女と彼氏の「距離感」です。

息切れすることなく、かつ、二人の関係を着実・順調そしてラブラブに前に進めて行くための「ちょうどいい距離感」に必要な4つの要素をご紹介します。

writer:遣水あかり1:頭の中を「彼との恋愛モード」で独占しない「好きすぎてしょうがない」これは「ちょうどいい距離感」が保てていない典型的な例です。

「好きすぎる」のは、お部屋の整理整頓で言えば「潔癖」、仕事や勉強で言うところの「神経質」と似ていて、「思いが強すぎるあまり、不必要なところにまで執着しすぎてよくない結果が生まれる」ということにつながってしまうものです。

・LINEの既読・返信があるまで何度もチェックしてしまう・会えないときに、彼が今何してるかが気になって仕方がない・なんでもないときに「彼は私のことほんとに好きかな?」と漠然と不安になる・彼の昔のSNSなどを遡って調べてしまうこういった行動は、悪い意味で「好きすぎる」状態の例です。

**ただ、「もっと好きじゃなくなりなさい」というわけじゃありません。

「好き」という気持ち自体が強いのは結構だし、それを減らすことなんてできない。

問題なのは、頭の中を彼で独占しないようにすること。

「好きな人」のために割くことができる頭の中のスペース、自分の時間を、上手に限定する。

整理整頓や仕事、勉強だって、「今から2時間以内にこれをやる。

それ以上はかけない」と、自分に制限を課すことで、「本当に大切なこと」だけに集中することができて、変なところで神経質にならずに、適度に終えられますよね。

恋愛でも、このことを意識して、「平日は仕事を頑張る。

彼氏とLINEしたり、彼氏のことを考えたりするのは夜だけ。

昼間は彼氏のことを忘れる」と決めてみるとか、自分なりにメリハリをつけることが大切です。

本気でがんばりたい恋をはじめるときこそ、その恋と同じくらい夢中になれる、ほかのことを持っておいてください。

仕事じゃなくても、娯楽とかでもなんでもいいから。

2:好きすぎて「LINEの頻度」を上げすぎない上のコツとも関連しますが、連絡(LINE)の頻度は、恋人同士の距離感を調節する上で重要なツールです。

LINEは、ときに、「自分の心を縛りつける」呪いになる。

どういうことかというと、好きな人にLINEを送ってしまうと、その時点から、相手からの返信があるまで、ずーっと彼のことで頭がいっぱいになってしまうことがある。

楽しむつもりでLINEをしたはずなのに、結果、「送信→返信」までの時間を、苦しい思いのまま過ごしてしまうことになっちゃう。

これを読んで、「いや、そんなことはないかな私は。

別に返信があるまでは、全然気にならないよ」という人は、多分すでに「ちょうどいい距離感」ができている証拠なので、無視してください。

ただ、LINEの返信時間が気になってしまったり、通知音を聞き逃さないためにソワソワしてしまったりする人は、こう考えてみてほしいのです。

まず、会えない日にいくらLINEをしても、それによって愛情が深まることはありません。

カップルの愛情が深まるのは、もっぱらデートの時間だけ。

LINEをいくらがんばっても、いくら続けても、ポジティブな効果は大してありません。

むしろ彼に「ずっと連絡してきてうざいなぁ」と思われるリスクすらあるものです。

これを踏まえれば、そして、あなたがLINEを送ることで、結局彼のことで頭がいっぱいになってしまうのであれば、今から送ろうとしているそのLINEに、「やっぱり送らない」という選択を下すことも、「ちょうどいい距離感」を作り出す一歩かもしれなませんよ。

3:カップルは「なんでも話す」必要がないことを知っておくカップルだからって、なんでも隠しごとなく話そうとする必要はありません。

いくら愛し合っているカップルでも、不都合な真実はあります。

例えば、「実は今日元カノから連絡が来た」とか「彼氏がいるって知らない男子からデートに誘われた」とか、そういうのをいちいち相手に伝えなくちゃいけない、自分に伝えてもらえないと困ると本当に考えているのなら、それは「信頼関係」なんかじゃなくてむしろ「信頼のない関係」ですよね。

信頼しているのなら、「恋人に話す必要があること」と「恋人には話す必要がないこと(自分だけで処理できる問題)」とを区別する裁量を、お互いがお互いに認め合えるはず。

「ちょうどいい距離感」というのは、お互いの信頼関係に基づいて「相手の一挙手一投足を顕微鏡レベルで観察する必要がない状態」でいられていることでもあるわけです。

4:時間をかけて、ゆっくり愛される冒頭でも書きましたが、恋はマラソン。

付き合ってすぐに全部を解決しようとしないこと。

ゆっくり、愛し合っていく姿勢も必要な距離感です。

例えば、付き合った当初、彼には相当数の女友達がいたとする。

不安かもしれません。

だけどそれをすぐに断ち切らせようとしないこと。

いくら彼女になったとはいえ、今まで彼には、彼なりの生活があったのです。

それを一晩でガラッと変えるのは難しい。

そんなことをしなくても、交際がはじまって1ヶ月くらい経つと、彼氏の女友達の間で「彼女できたんだ」ということが知れ渡り、徐々に彼との接し方が変わっていくものです。

また、愛情レベルもそう。

告白をされた方はもちろん、した方も、「好き」の気持ちはまだまだ未熟で、また、その伝え方も不慣れ。

付き合ってから、ゆっくりとこれらを成熟させていくものです。

彼の気持ちや、交友関係に不満や不安があっても、それは付き合いはじめであれば当然です。

走りはじめはまだ体があったまっていません。

いきなりハイペースを求めないで、いい意味で気長に気楽に、長い目でゆっくりと愛されようという気持ちが、最後にご紹介する「ちょうどいい距離感」でした。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

続きを見る