「彼の元カノ」と「私の元カレ」を今の恋愛に生かして幸せになる方法
どうもあかりです。
恋って正解がないから、今何をどうしたら正しいかすごく悩むし迷うけど、そんななか、「過去の失敗」というのは、それと反対方向に進むことで限りなく「正解」に近いこたえが出せるから、とても役立つものです。
つまり、「過去の失敗」を上手に使うことで、今後うまくいくように変えられる可能性があるのです。
というわけで、今回は「彼の元カノ」と「私の元カレ」の二つを切り口に、過去の失敗や思い出を生かしてこれからの恋愛につなげる方法について考えていこうと思います。
writer:遣水あかり■「彼の元カノ」は、「彼の大切にしていること」を表してる「彼の元カノ」について知ることはとても大切です。
なぜかというと、「彼の元カノ」という存在が、「彼が恋愛において一番大切にしていること」を教えてくれる鏡の役割を果たしてくれるものだからです。
例えば、彼が付き合う前や付き合った直後、あなたから元カノと別れてしまった原因を聞かれて「仕事でいっぱいいっぱいになってて、全然構ってあげられなかったら、『もう耐えきれない』ってなって、そのままサヨナラになったんだよね」と説明したとしましょう。
もちろんそこからは「ああ、元カノさんは、寂しがり屋さんだったんだろうな」的な推測ができるわけですが、それ以上に大切なのが、「彼が元カノから仕事と恋愛との両立について不満を言われたこと」、そして、「不満を言われたけども彼は『もっと彼女を大事にするね』という安易な譲歩はしなかっただろうということ」の二つを読み解くことです(「読み解く」とか言ってますが、誰でもこれくらいならわかるでしょう)。
とすると、その元カノと別れてから大きく期間が空いていなければ、彼にとって今の時期は「仕事にちゃんと集中したいとき」ということがわかります。
さらに言えば「仕事にちゃんと集中できる範囲での恋愛を許してくれる人」を、彼女として求めているということがわかります。
すると、おのずと、彼女として何に気を付けたらいいか、どういう行動がNGになり得るか、彼に対して何か配慮や心配をするとしたら、どういう点に注目すべきかといったことが見えてきますね。
**そして、彼に元カノとそういう理由で別れてしまったという過去がある分、仮にあなたが、その元カノが達成できなかった部分をがんばることができれば、「元カノよりも、うまく付き合えているな」ということを彼に思ってもらえる。
とても、がんばりがいがありますよね。
■「私の元カレ」は、「私が今の恋愛でがんばるべきこと」の教科書世界史や日本史を勉強する本当の意味は、テストで点数を取ることよりも「過去の過ちを繰り返さないためにも、過去を学ぶこと」に尽きます。
これは私たちにとっての「元カレとの恋」にも同じことが言えますね。
今までの恋で、直接的にはあなたと元カレのどちらが別れの原因になったかは知りませんが、どちらにせよ、「私も、ああすればもっとよかったかもなぁ」と思い出すような点はゼロじゃないでしょう。
例えば、元カレからよく「『好き』ってもっと言ってよ」とか「俺のこと本当に好きなのかわかんねえよ」と言われていたら、きっと、あなたは平均的な女子よりも少し愛情表現が苦手な可能性が高い。
そして同じようなことは、今(や将来)の彼氏にとってもネックになっている可能性は十分に考えられますね。
そういうふうに思い至るのであれば、ぜひ「昔のことだし!」「もう遅いし」とあきらめずに、今の恋でそれを改善してみてください。
■おわりに:過去は「幸せな恋愛をするエッセンス」にして好きな人から、元カノの話を聞いたり、自分自身の頭の中でも、昔の元カレの話を思い出したりすることは、正直あまり気持ちのいいことじゃないかもしれません。
だけどどうしても気になって、彼に「元カノはどんな人だったの?」とか聞いてしまったり、ふとしたときに自分の元カレとのことを思い出してしまったりすることもあるでしょう。
そういうタイミングで聞いたり、思い出したりした「彼の元カノ」や私の元カレ」のことを、「単なる忌々しい過去のこと」と忘れ去ろうとはしないで、少しでも今の恋に生かして、幸せに近づくための材料にしてほしいと思う次第です。
(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)