ハウレコ

自分に自信がなくても、好きな人と付き合いたいなら我慢すべき「必死」な言動とは

どうもあかりです。

想像してみてください。

告白されるときに、「俺たち付き合おっか」とサラっと言われるのと、「付き合っていただけますよう何卒宜しくお願い致します!」と外で土下座されるのと、どっちが胸キュンするでしょうか。

絶対に、前者ですよね。

これは単に「土下座」というフォルムのカッコ悪さだけが原因じゃありません。

どちらかというと、体勢よりも心理的なスタンスの問題なはずです。

この例だけでも、恋では「必死さ」や「焦り」といったものよりも「余裕」や「のんびり」といったものがとても重要なものだとわかる気がします。

相手のことが好きで、かつ、自分にあまり自信がないと、ついつい必死になったり、焦ったりしがちなのだけれども、せめて、これから紹介する言動だけは、ぜひストップでお願いいたします。

writer:遣水あかり■LINEの返事が来ないから「催促する」これは典型的な「必死さ」が表された行動です。

催促されると「ウザい」「重い」と思われることは分かっているのに、それでもなかなかやめられず、さりげなくさりげな~く催促の意味を込めたLINEを送ってしまうこともあると思います。

だけど、催促LINEが怖いのは、「ウザい」「重い」というのよりも、もう少し具体的な欠点があるけど、これをやってる本人はあまり理解できていないところです。

LINEの催促をするというのは、催促される側からすれば「全人類中最高レベルで心の狭い行為」に感じてしまうものです。

なぜなら、LINEはそもそも「いつまでに返さないといけない」というルールが存在しないものだから。

LINEの内容の多くは、ハッキリ言って超どうでもいいような、果たして返信が必要と言えるかどうか疑わしいレベルのものです。

そんなLINEですら催促するということは、「おそらくこの人は、恋人との間でどんなに小さな不満にも、すれ違いにも不寛容で、自分の気が済む形に変えようとしてくるのでは……」と自然に想像される。

大げさに聞こえるかもしれないけど、これくらいのことを想像させるに値する行為なんです。

また、一度でも催促をされると、「次回以降、その人からLINEが来るのが怖くなる」というデメリットもあります。

返さないでいるとまたリマインドが来るから、だったらいっそのこと俺にLINEを送らないでほしいと思うようになってしまいますからね。

■傷つけられることを怖がって、後ろ向きな態度をとる「planfortheworst」と言って、「最悪な状況(つまり恋では浮気など、裏切られること)を頭の中で想定して、動いておくこと」自体はいいかもしれません。

別に「疑う」とかじゃなくて、万が一それが起こっても、メンタルがぶっ壊れないようにするための「想定」です。

だけど、あまりの不安から、あえて自分を守るために「浮気するとしても私にはバレないようにね」とかそういうことを言ってしまう人がいます。

これも、なるべくやめてほしい「必死」な言動です。

まず浮気をされること自体は許しているように聞こえること、そして「バレなきゃいい」などととんでもないことを彼女自らが言ってくれること。

仮にそれが本心じゃない(本心では「浮気しないでね」と思っている)としても、その「自分のプライドをかなぐり捨ててる感」は冒頭で紹介した「土下座告白」にかなり近いものがあります。

自分にプライドを持っていない人を、リスペクトすることはできません。

リスペクトできない人を「利用」することはできても、心から愛することはできません。

■自分から「婚期やばい」アピールをする今目の前にいる好きな人、彼氏に対して「私はそろそろ結婚しないと~」的なことを言っている女子は少なくありません。

だけど、少し厳しいことを言いますが、「自分が婚期を逃しそうなことを、彼のせいにしないでください」。

間違いなく、自分のせいです。

彼があなたと0歳からお付き合いしていたハイパー許婚(いいなずけ)であればともかく、ついこの間出会ったばかりであるとすれば、男性が、彼女の婚期を配慮するべき義務なんて一ミリもありません。

それはたとえ彼氏であってもです。

これは結局、相手の首を絞めているようで、自分の首を絞めています。

わざわざ「私はあと1年で結婚してくれる人じゃないとダメです」と言っているようなもんなんですから。

それなら、年齢は同じでも、「焦ってませんが、いつかいい人が見つかればその人と一緒になれたらって思います」と言っている人のほうが、よっぽど余裕があって素敵です。

心の中では「やばい×100」と必死でもいい。

婚期を逃しそうなことへの焦りって、リアルにそれぐらいになる人もいます。

だけど、プライドを持ってほしい。

その必死さを出してもいいことはありません。

足元をみられて、甘い言葉で誘われてヤリ捨てされるだけだから。

■おわりに:幸せな恋愛の「芽」を自ら摘まないで少しキツい言い方をしてしまった部分もあり、気分を害された方がいたら、ごめんなさい。

でも、幸せになるために、恋は対等である必要があります。

対等に恋をするには相手を好きなのと同じくらい自分を好きでいる必要がある。

自分が嫌いでも、少なくとも自分のことをちゃんと大切にしているという態度は見せないといけませんね。

冒頭の告白シーンでも、ただ違うのは「告白の方法」だけ。

それだけでもあんなに受け手の印象は違うのです。

だから、ただの行動で損をしないように気をつけてみてくださいね。

(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)

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