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「俺のこと分かってるな」と思われる彼女になろう!「男性観」で彼氏を苦しめない方法

彼と一緒にいて「あれ?こんなことも許してもらえないの?」とか「意外と心狭いんだな」とか感じたことはありますか?なにかをきっかけに、ちょっとがっかりした、みたいなことって誰でもありますよね。

でもこれって、お父さんや、学校の男の先生に大事にされてきた女子の持つ「男性観」が関係しているんです。

だから、小さい時に養われた「男性観」を、若い男子が知ったら「困ったな」って思うんですよね。

「お父さんはわたしに優しかった」という女子は、彼氏にもお父さんと同じような優しさを求めたりしますよね。

男の学校の先生が、ちょっとした不正を見逃してくれて進級できた女子は、「男ってチョロい」と思っていたりしますし。

でも、それと同じことを彼氏に求めても、全然チョロくなかったりするでしょ?今回は、彼女が求める男性観と、彼氏の持つキャパシティーとのズレが招く問題や、そのズレを解消するための提案をしていきます。

writer:ひとみしょう■彼女の求める「男性観」がすれ違いの原因に好きな人と付き合っていたら、彼は彼女の期待に応えようとするし、彼女も彼の期待に応えようとしますよね。

でも、当たり前のことだけど、その期待値があらぬ方向にあると、彼は「正直しんどい」と思います。

先日、どこからどう見ても草食系にしか見えない女子が「年上の彼氏が3回に1回しかラブホに連れて行ってくれないんです」とぼやきました。

彼女はデートのとき、毎回でも彼としたいんだそうです。

一方、彼はエッチをしない時間も大事にしたいようで、3回に1回くらいできればそれでOKなんだそうです。

この逆パターンはネットによく出ていますよね。

彼がヤリたがりで、彼女はそういう彼についていくのが正直しんどい、「体目的?」と悩むパターン。

「じつはわたし、性欲が強すぎるの」なんてトークをあまりしない女子は知らないかもしれないけど、草食系に見える女子であっても、性欲が強い女子はたくさんいる。

だから、彼氏が淡泊だとすごく困るみたいなんですよね。

で、その女子は、エッチ以外のことはそれなりに彼と合うようで、エッチの頻度の問題で彼とケンカになっても、彼と別れるつもりはないのだそうです。

でも、欲求不満の日々が続く……ということで彼女がどうしたのかというと、セフレをつくりました。

■彼氏が、彼女の父親のように振る舞えるとは限らないお父さんや学校の先生など、オトナの男性によくしてもらってきた女子はとくに、究極的には、男を疑うということをしないんですよね。

だから、「彼氏がわたしの心身を満たしてくれないのなら、他の男にお願いすれば満たしてくれるかもしれない」と、ポジティブな発想をするんです。

ただ、それでは彼氏が「正直しんどい」と思う時が出てくるんですよね。

彼女に隠し事をされたからしんどいと思うだけではなく、やっぱりお父さんと彼氏は全然別の人なのだから、お父さん由来の男性観を強めに持っていると、彼氏が「それはわかるけど、おれはお父さんみたいに、君のリクエストのすべてには応えられない」と思うわけです。

■多くの男性と会うと、彼氏とうまくいく方法が分かってくるセフレをつくることがいいことだとは思わない。

けど、セフレに限らずいろんな男のいろんな考え方を知ることで、彼に期待できることと、期待しても無理っぽいことの線引きが自然と上手にできるようになります。

だからまずは男友達をたくさんつくりましょう。

男友達がたくさんできれば、必然的に「男子の限界値」がなんとなく見えてきます。

「お父さんにはない若い男子のいいところ」も見えてきます。

そしたら、彼氏に期待できることとできないことがうまく整理されて、期待しても無理なことを彼に迫ることなく、自分で処理できるようになります。

*最後にひとつ。

男を疑わない姿勢をもっているのは素晴らしいことだけど、少しは疑ってかからないと、とくに今の時代はとても危険です。

男がかわいい女子を見たら、なんの疑いもなくホイホイと付いていくのも困ったものだけど、彼氏になんでもかんでも期待するのも、困ったものです。

男友達をたくさんつくって、いろんな男の価値観に触れることで「ちょうどいい男性観」が芽生えます。

(ひとみしょう/作家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)

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