我慢し過ぎもNG!彼の男心をくすぐりつつ、本音を伝える会話テクニック
彼といい関係を築きたいと思い、理想の彼女になりたいと思って、気遣いをしたり、我慢をしたり。
しかし、それによって疲れたり、空回りしたりして失敗してしまう人も少なくありません。
男性の気持ちをしっかり立てるけれど、本音はきちんと伝えたい。
相手も自分も傷つかない会話テクニックをご紹介します。
writer:番長みるくmodel:あかねぴ1言わない我慢がストレスになる大好きな彼氏や好きな人のことは、どんな意見や考え方も大切にしたい、と彼を優先させ、尊重しようとする女性は少なくありません。
しかしあまりにも彼の気持ちばかりを優先して自分の意見を言えない状況が続くと、ストレスが溜まっていきます。
「言ってもしょうがないから」と小さな我慢を積み重ねることで、彼に対しての不満が膨らみ、心に余裕が無くなってくると「私ばかり彼に尽くしている」と感情を爆発させてしまうことも。
些細なすれ違いや我慢が、二人の関係を壊してしまう可能性もあります。
それを避けるためには、あなたの本音や言いたいことは隠さずに、その都度、相手にきちんと伝えること。
意見や考えを伝えるということは、相手の意見や考え方をないがしろにし、傷つけるのとは異なります。
黙っていうことを聞くことだけが、彼を尊重する方法だ、という考えは間違いなのです。
お互いの気持ちや考え、価値観を尊重しながらきちんと本音を伝えるには、どうしたらいいのでしょうか?まずは肯定し、認めることわかってもらうには、言うしかありません。
しかし、自分の話を聞いてもらおうと主張するばかりでは、彼は心の扉を閉じてしまう可能性があります。
目指すのは、彼の心の扉を開けた状態で話を聞いてもらい、行動を起こしてもらうこと。
そのためには、自分の意見を言う前にまず、相手のことをしっかり肯定し、認めることが重要です。
心の中でひそかに認めても、相手には伝わりにくいので、きちんと言葉にしていきましょう。
褒め言葉で有名な「さすが」「すごい」「素敵」を使い、「あなたなら絶対やれると思った」「そういうところ尊敬しちゃうな」などの言葉でまずは相手のことを認める発言をすることで、相手はあなたのことを味方だと思い、心を開いてくれます。
会話の最初を意識する同じ内容を伝えるのでも、会話の最初と最後を意識するだけで印象は変わります。
お願い事をする時には、会話の頭に「申し訳ないんだけど」「もしよかったら」とつけると、相手はOKしてくれやすくなります。
頭ではわかっていても、親しい間柄になると当たり前の気遣いや優しさが抜け落ちてしまいがちです。
相手への気遣いや思いやりが伝わることで、相手はあなたの要望を受け入れたくなります。
願望として伝えるどんなに彼にああしてほしい、こうしてほしいと思っていても、彼を自分の思うように動かすのはとても難しいですよね。
行動の決定権は彼自身にありますから、当然といえば当然です。
しかし、それを簡単にするのが、あなたがしたいことを願望という形で伝える方法です。
「これやってよ」から「これ、してくれるとすごく助かるなぁ」と言い方を変えるだけで、彼は行動を起こしやすくなります。
行動の決定権は彼にあるままなのに、彼のことを頼っているように見えるからです。
男性は女性に頼られるのが好きな生き物。
大切なのは、彼との関係を良くして、行動を起こしてもらうことですよね。
自分の思ったままを口に出すよりも、男性が行動をしやすいような伝わりやすい言い回しを活用すると思えば、あなたの気持ちは軽くなるのではないでしょうか。
具体的な方法を提案するそれでも「わかってくれない」「どうしてそうなの」と、不満や愚痴がたまりそうなことはあります。
好きな男性への気持ちが強いと、マイナスな感情も高ぶってしまうもの。
しかしそのまま感情的にぶつけても、男性はうんざりするだけです。
男性は冷静に理論的に物事を進めていきたい人が多いので、感情をぶつけられても困ると感じるからです。
「彼氏に話を聞いてもらい、状況を改善する」が会話の目的だとしたら、感情的に気持ちをぶつけるよりも、具体的な方法を相手に提案する方が、相手も行動を変えやすくなります。
どうせ伝えるのなら、的確に相手に伝わる方法を取りましょう。
どうしても不満を伝えたい場合には、1分以内でまとめるようにします。
それ以上じゃないと言い切れない!というのは、感情的になっている証拠。
簡潔に自分の気持ちを伝えようと頭の中で組み立てることで、自分の感情コントロールや説明もできるようになります。
そうしてまとめた「相手にしてほしいこと」を冷静に伝えられるようになると、話し合いはスムーズになり、イライラすることも減ってきます。
感情に振り回されない会話が出来ると、大人の女性としての階段を一歩踏み出すことができます。
自分自身がラクになるだけでなく、精神的に成熟した女性は男性にとっても魅力的です。
最初は感情に心が揺さぶられそうになるかもしれませんが、繰り返していくことでどんどん上達していきます。
相手に伝わりやすい言葉で本音を伝える男性を立てる話し方、というと男性優位な会話のように感じるかもしれません。
そうではなく、男性の理解しやすい言語で本音をしっかり伝えられると考えれば、気が楽になるのではないでしょうか?男性に伝えるには少しだけ意識を変えればいい、そう思うことが気の利いた会話を楽しめるコツなのかもしれません。
(番長みるく/ライター)(ハウコレ編集部)1