だめんずにハマる女たち。ダメ恋を繰り返さないための意識改革
やめときゃいいのに、なぜか「だめんず」と呼ばれるダメ男との恋愛を繰り返す女性。
なぜだめんずにハマってしまうのか、だめんずからだめんずへと渡り歩く悪循環を断ち切るためには、どうしたらいいのか。
それには自分自身の意識改革が必要でした!writer:七尾なおmodel:林侑里奈◆無意識にだめんずに惹かれるのはなぜ?そもそも、付き合う男や好きになる男が毎度ダメンズなのはなぜなのか。
それはあなたの男好みというよりも、「だめんずと相性がいい」「だめんずにとって都合がいい」要素があるからです。
それを一つずつ見ていきましょう。
◆ノーと言えない自分のやりたくないことを求められても、きっぱり「ノー!」が言えない女性はだめんずに引っかかりやすいです。
だめんずの代表格とも言える「お金に汚い男」の場合、最初の「金貸してくんない?」にどう対処するかがその後の分かれ道となります。
きっぱり断る強さがあるか、いやいやながらお金を出してしまうか。
だめんずとつき合う女性は、当然後者に多いです。
一度受け入れてしまうと、その後はもうなし崩し。
だから最初の「ノー!」が言えるかどうか。
これがだめんずにハマってしまうかどうかの境目となるポイントの一つです。
◆空気を読みすぎるだめんずとつき合うような女性は、周りの気持ちに敏感で、気を使いすぎてしまうところがあります。
要は、空気を読むどころでなく、読みすぎてしまうんですね。
だから相手を怒らせたり、悲しませたりしたくないという気持ちから、ぐっと言葉を飲み込んでしまうことが多いんです。
自分が我慢することで、一時的にトラブルは回避できたように見えるしょう。
しかしそれは、本来しなくてもいい我慢を強いられている状態。
当然心の中はストレスでいっぱいで、口を開けば愚痴や文句ばかりになってしまいます。
「彼ってほんとダメなんだよね」と文句を言いながらさっぱり別れない女性が多いのは、このためです。
◆物事を深く考えない恋の予感がしたとき、「このまま好きになって大丈夫なのかな?」と一歩立ち止まって冷静に考えられるか、はたまた「とりあえず飛び込んじゃって、その後のことはそのとき考える!」と勢い任せに突っ走ってしまうか。
これが、だめんずにハマる女性とそうでない女性の違いです。
もちろん、だめんずに引っかかりやすいのは後者。
その恋が自分にとって害をなすものでないか?だめんずにハマりやすい自覚のある女性ほど、その嗅覚を最大限に活用して考えるべきです。
だめんずにハマる女性は、一度始まった恋愛を終わらせるのが上手じゃありません。
だからこそ、始まる前にしっかり見定めるクセをつけましょう。
◆ダメ恋愛を繰り返さないための意識改革を『だめんず症候群』(著・倉田真由美)によると、だめんずかどうかは絶対的な評価でなく、あくまで相対的な評価だといいます。
たとえばAという男性は、定職につかずアルバイトで食いつなぐような生活。
でも彼女に対してはとても優しく紳士的で、料理だって掃除だってやってくれる。
この男性を見て「定職についてないなんて論外」と感じるか「家のことをやってくれるなんて最高!」と感じるかは、女性の価値観によって異なります。
ある人にとってだめんずでも、別の人にとっては最高の恋人になり得るんですね。
だから周りの意見に惑わされず、自分が「この人はダメだ」と感じる心の声に従えばいいだけなんです。
自分が恋愛に、何を一番望むのか。
また何が絶対に許せないのか。
だめんずにハマり続ける女性は、この自己理解ができていません。
なのでまずは、自分にとっての恋愛観ととことん向き合い、心の声を紙に書き出してみましょう。
自分が本当に望む恋愛の姿がはっきりわかれば、それに合致しないだめんずとのダメ恋愛を始めてしまうこともありません。
だめんず沼から抜け出すには、何よりも自分自身の意識を変えること。
あなたが変われば、あなたの恋愛も変わるのです。
(七尾なお/ライター)(ハウコレ編集部)(林侑里奈/モデル)(お多福/カメラマン)(上杉光美/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)