エッチから入った恋愛を恐れない!愛は肉体から始まります
プラトニックラブといえば、エッチなしの精神的な恋愛のことだとされているけれど、じつはそれはウソです。
2000年以上前に生きていたある人が提唱したことを、間違って解釈しています。
本来のプラトニックラブの意味は「まず肉体から入って精神的な高みへ向かう」です。
つまり、まずエッチして、そのあとに彼との精神的なつながりを濃くしていこうよ、というのが、プラトニックラブの正しい解釈なんだそうです。
writer:ひとみしょう■なんら後悔する必要はないまずはエッチから……というと、すごくチャラい恋愛に感じる人も多いと思うけれど、プラトニックラブという考え方の基礎をつくった大昔の人は「だって、精神の美しさはパッと目にはわからないけど、肉体の美しさってすぐに目につくじゃん」と言います。
たしかにそのとおりですよね。
たとえば、彼がどれだけ女子に対して誠実な人なのか?なんて、見た目じゃわからないですよね。
まずはエッチというのがイヤなら、もちろん先にエッチなんかしなくてもいいのだけれど、たとえば今付き合っている彼と、先にエッチしちゃってから付き合って、そのことを少々後悔している人は、なんら後悔する必要はないということです。
まずはエッチして、そのあとに彼の精神的なこと(というか心、というか人間性というか、内面)を愛せるようになればそれでいいんです。
これはセフレ問題にも当てはまります。
■セフレ問題もじつは同じことですセフレ問題で多いのが「彼と先にエッチしちゃってセフレ関係になっていますが、わたしはこの後、彼の本命の彼女になれるのでしょうか」という相談です。
答えは決まっていて「なれます」。
なぜなら、彼はあなたのことが好きだからエッチしたからです。
「こいつのこと1回ヤッて捨ててやろう」と思ってエッチする男子って、じつはほとんどいないんですよね。
男はその女子のことが好きだからエッチします。
でも、エッチしたあと、どうしていいかわからないから、あなたにLINEしてこなくなるとか、態度が冷たくなるとか、そういうことになって、女子が「ヤリ逃げされた」と思うんですよね。
つまり、彼は先に肉体から入って、あなたの肉体美にメロメロになったんだけど、その後は結局どうしていいかわからなくなったということです。
「わたしは言うほど美しいカラダをしていない」とあなたが思っていたとしても、彼にとっては美しいものなんです。
■特定の彼氏と付き合っている人もおなじです今、特定の彼氏と付き合っている人もおなじです。
彼はあなたとエッチしたいから付き合っています。
でもエッチしたいと思う気持ちとおなじくらい、あなたのことを精神的に愛したいと思っています。
態度が冷たい彼であっても、最近ラブラブしてくれない彼であっても、じつは内心そう思っているんです。
「そんなことはない、最近ラブラブしてくれない彼は、わたしのことがあまり好きじゃないのかもしれない」と思う人は、彼と精神的な高みを目指すテクニックを持っていない人です。
精神とか心って、なにかわからない高尚な概念じゃなくて、テクニックなんですよね。
たとえば毎朝「今日もわたしのことを好きでいてくれてありがとう」「今日もおれのことを好きでいてくれてありがとう」こんなLINEを送りあうだけで、かなり精神的に高度な愛が育まれるのです。
■肉体関係だけで終わってしまう恋というのはとくに若いとどうしても、純愛と性愛の境目がわからなくなって、恋することじたいに戸惑うことがあると思います。
彼はわたしとエッチしたいから付き合っているのかな?と疑ってみたり。
わたしはひとりだと淋しいから彼氏をキープしているだけなのかも、と自分で自分の評価を下げてみたり。
でも、そんなふうに悩むことなんてなにもありません。
まずはエッチから入って、お互いに肉体的に愛しあい、そのあとゆっくりと精神的な愛を育んでいくといいんです。
肉体関係だけで終わってしまう恋というのは、先にエッチをしたのが良くなかったということではなくて、あなた方が美しいと思えるエッチをしてこなかったということです。
先にエッチしちゃったわたしって……みたいに倫理的に自分を責めることはなにもないのです。
(ひとみしょう/作家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)