長続きカップルの条件。あくせくしない「抜け感気配り」ができる彼女は強い!
「長続きするカップルが、付き合い始めにしていること」というテーマの記事をどこかのサイトで読んだことがあり、そのいくつかの項目の中に「悲しいとき・疲れているとき・イライラしているときに、どう接して欲しいか聞いておく」と書いてあったんですね。
これを見てから、ちょうどその翌週くらいに、彼と会う約束をしていたので、さっそく聞いてみたのです。
彼は、「放っておいて欲しい」「ただそばにいて欲しい」と王道の回答。
ああ、この人も男なのだなぁと感じました。
「聞いてほしい」があっといて気に多いであろう女とは、感じ方が違うのです。
writer:ヒラタイカホノ●彼が元気がない原因を知りたい!落ち込んでいたり、疲れていたり、なんだか元気のない彼を見ると、ついつい母性本能が暴れ出し、何かしてあげたくなってしまいます。
女性は、自分が疲れているときにしてもらえると嬉しいと思うことを、そのまま男性にしてあげてしまいがち。
彼がどんなふうに悩んでいるのかが分かれば、もっと上手に支えてあげられる。
そういった考えから、どうしてそんな状態なのかを聞かせて?と、彼の話を真摯に聴いてあげようという姿勢を示しますが、男性にはそれがとてもめんどくさいことだったりするのです。
●男性は「話したい」のではなく「解決したい」支えてあげたいと思う気持ち自体はとてもありがたいのですが、如何せん、自分が元気でないので、本能に忠実な男性は「疲れた」「めんどくさい」と感じると、口を閉ざしてしまうのです。
また、女性のように、女子会で思う存分話せば、問題が解決したかのようにスッキリできるというものではなく、目的を重要視することもあり、「話しても解決しないから話す必要がない」と感じているところもあります。
これは、あなたが頼りないとか、そういうことではないのです。
男性は、自分が納得できるような結論を自分で考えたいと思うものなのです。
●こんなとき、あなたの仕事は「抜け感のある気配り」元気がない彼にしてあげられることと言えば、唯一、何もしないこと。
どーんと構えて心配せず、彼を放っておいてあげてください。
放っておくことで、「あなたは自分1人で問題を解決できる立派な人」という、無言の信頼提示になります。
あれやこれやと世話を焼かれると、「俺そんなに頼りないのか?」と、さらに心を閉ざしてしまうことも。
男性は機嫌が悪い自分をカッコ悪いと思っているところもあるので、彼女が腫物に触るように気を遣っていろいろとしてくれたり、話しかけてくれることは、自分の機嫌をコントロールできない未熟さと相まって、いっそうみじめに感じてしまうのです。
なので、あなたはいつも通り明るくいて、自分が飲もうとしていた飲み物を、ついでに彼の分も用意してあげるというような、そのくらいのさり気ない気配りで彼を支えてあげてください。
女性からしたら物足りなく感じるかもしれませんが、言葉にしなくても自分の気持ちを察してくれる彼女は、彼にとって、とても貴重な存在だと思いますよ。
(ヒラタイカホノ/ライター)(ハウコレ編集部)