EBウイルス感染症とは?症状や検査、治療や予防の方法は?【小児科医監修】
目次・EBウイルス感染症とは?・「伝染性単核(球)症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)」を起こすウイルスです・EBウイルスの感染経路は?・EBウイルスは、おもに唾液を介することで感染します・EBウイルス感染症の症状は?・乳幼児は、感染しても症状が出ないことが多い病気です・EBウイルス感染症の検査方法は?・感染は血液検査でわかりますが、乳幼児が検査をすることはまれです・EBウイルス感染症の治療法は?・治療は対症療法が中心で、短期間で治ります・EBウイルス感染症の予防法は?・赤ちゃんは、感染者とできるだけ接しないで・伝染性単核(球)症にかかった場合、登園・登校は?・「伝染性単核(球)症」を発症しても、体調が良くなれば登園OK・赤ちゃんのママは、EBウイルス感染症をむやみに怖がらないで!「EBウイルス感染症」は、聞き慣れない病名で育児書などでもあまり見かけない病気かもしれません。
最近ではネットで症状などから検索されることが多くなり、「ウイルス」「感染症」などと聞いて、「うちの子は大丈夫?」と心配になるママもいるようです。
でも、むやみに心配する前に、EBウイルス感染症とはどんな病気なのか、ぜひ正しい知識を持っておいてほしいと思います。
EBウイルス感染症とは?EBウイルスという名前はそもそもあまり耳にしたことがないと思いますが、まずはどんなウイルスなのかを正しく知ることが大切です。
「伝染性単核(球)症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)」を起こすウイルスですEBウイルスは、発見者のEpstein(エプスタイン)とBarr(バー)の名前の頭文字からつけられたウイルスで、ヘルペスウイルスの仲間です。
このEBウイルスに感染してかかるのが、「伝染性単核症」または「伝染性単核球症」と呼ばれる病気です。
EBウイルス感染症は、唾液が感染源となることから、「キス病」とも言われています。
感染しても、症状は軽い風邪程度ぐらいですみますし、これといった症状があらわれないこともあります。
国立感染症研究所によると、特に乳幼児期に初めてEBウイルスに感染した場合は、“不顕性感染”といって、感染したのに症状が出ない状態のことが多いとされています。
ただし、一度EBウイルスに感染すると、ウイルスは体内に潜伏して一生住み続けることになります。
EBウイルスの感染経路は?感染症というからには、どんな経路でうつるのか気になりますね。
EBウイルスは、ほかの感染症とは違う珍しい経路でうつります。
EBウイルスは、おもに唾液を介することで感染しますEBウイルスは、輸血による感染や濃厚な接触による飛沫感染も少しは報告されていますが、おもな感染源は唾液です。
EBウイルスの感染者とキスをしたり、感染者が咳をしたときに唾液が口の中に入ったりしたなどでうつります。
キスといっても、恋人同士や夫婦のキスだけでなく、親子や親しいもの同士がスキンシップのためにキスをすることでもうつります。
それだけでなく、家族や親しいもの同士が飲み物や食べ物を共有するなどでも、唾液を介してうつってしまうことがあります。
そのため、乳幼児でも家族や周囲の人とのふれあいの中で、感染することがある病気と言えるでしょう。
… : 年齢別のEBウイルス保有率は国によって異なりますが、国立感…>>12345>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク2歳児向けの絵本は13選!子供に人気のおすすめは?選び方は?ベビーゲートの選び方とおすすめ13選!人気の種類と注意点は?幼児食と離乳食は何が違うの? 幼児期の食事で大切にしたい3つのこと3月は節目の月、子どもの成長を感じるためにやってみるといいこと【読むサプリ42回】家事はいつする?下の子のお世話をスムーズにするには?2才差きょうだいの育児に密着!