子どものいる50代女性の4割が経験するダブルケアの恐怖
「子育ては子どもが成長していく喜びが段階的にありますが、介護は出口が見えません。
ダブルケアになって介護を続けていると、そういう不安が大きいと思います」こう語るのは、一般社団法人ダブルケアサポートの理事を務める植木美子さん(46)。
「ダブルケア」とは、介護と子育てを同時に行っている状態を指す言葉だ。
近年の晩婚化にともなう出産年齢の高齢化で、子育てをしている最中に、自分や夫の両親の介護に直面する女性が増えている。
植木さんも息子が2歳だった34歳のとき、義母と義父の介護が始まったダブルケア経験者だ。
7月に発表された「ダブルケアに関する調査2018」(ソニー生命調べ)では、子どもを持つ50代女性のダブルケア経験率は41.1%。
さらに4.7%が近い将来直面する見込みだと答えている。
介護と子育ての両立は精神的、肉体的負担だけではなく、経済的な負担も大きい。
「お金が底をつき、学資保険を解約してお金を捻出したという話も聞きます」(植木さん)現在、横浜市内で夫(48)、長男(18)、次男(15)、三男(13)、そして要介護3、身体障害2級の実母(74)と6人で暮らす、ダブルケア歴7年の沢田裕子さん(仮名・47)… : は、息子たちの大学受験を間近に控え、不安を抱えている。
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