保育士歴30年の子育てアドバイザーが伝える「月曜日の午後のお昼寝時間が長い」理由って?
目次・▼1~2歳児に必要な睡眠時間とは?・▼月曜日の午後のお昼寝が長い理由・▼休日のお昼寝の大切さ・▼週末を過ごす時の3つのポイントsource:http://www.shutterstock.com/保育園では、毎日昼食後にお昼寝をします。
だいたい1~2時間で目覚める子が多いのですが、なぜか月曜日のお昼寝だけは、なかなか目覚めない子が多いのです。
長い間子ども達と関わってきた筆者は、その理由が週末の過ごし方にある!と気がつきました。
今回は、保育士歴30年!3,000人以上の親子と関わってきた子育てアドバイザーの筆者が、経験をもとに月曜日の午後のお昼寝が長い理由とお昼寝の大切さ、そして週末の過ごし方についてお伝えします。
▼1~2歳児に必要な睡眠時間とは?1歳半を過ぎた頃から、多くの子どもが午前中に眠くなることがなくなり、お昼寝は午後1回になってきます。
午前中に活動の幅が広がるのがこの時期ですね。
この頃の一般的な睡眠時間は1日11~14時間。
お昼寝はその中の1~2時間ぐらいだといわれています。
(※1)平日は保育園の生活リズムでお昼寝をしている子どもたち。
では週末は?お家でどれぐらいお昼寝をしていますか?▼月曜日の午後のお昼寝が長い理由<保育園の月曜日>保護者からの連絡ノートには、「遊園地に行きました!」「川でバーベキューしました~」と休日の楽しかったエピソードが満載。
source:http://www.shutterstock.com/そして、エピソードの後には「昨日昼寝をしなかったので、朝起きられなくて大変でした」「夜中に車で帰ってきて、明け方4時から起きてます」など、生活リズムの乱れが書かれています。
おでかけは楽しい!けれど、子どもは乗り物や人混みに興奮したり、ストレスを感じたりします。
思いっきり楽しんだ週末の次の日……。
そう、月曜日は心と体の疲れが残っていて、お昼寝時間が長くなってしまうのです。
▼休日のお昼寝の大切さ1~2歳の頃は大人が思っているより、すぐに疲れてしまいます。
喜んで楽しんでいると思っていたら、急に熱が出てしまった……なんて経験ありませんか?「休日はお昼寝をしないんです!」という声も聞きますが、疲れを回復させるには、睡眠がなによりも大切なのです。
睡眠不足は食欲が無くなったり、イライラの原因になったり、子どもの脳にも影響するといわれています。
(※1)子どもの健やかな成長のために、週末の過ごし方を見直してみませんか?▼週末を過ごす時の3つのポイント週末を楽しみながら、月曜日に疲れを残さない3つのポイントをお伝えします。
source:http://www.shutterstock.com/(1)日曜日、楽しいことは午前中からの計画立てを日曜日の夕方にはいつもの時間にご飯を食べて、いつもの時間に入眠できるように、ゆとりのあるスケジュールを立てましょう。
(2) お家遊びを楽しもう無理に外出の予定を入れず、お絵描き、粘土あそび、これからの季節は色水あそびなど、お家あそびを楽しむ工夫をしてみましょう。
ママも一緒にあそんで、出来た作品を写真に撮って残しておくと、親子での思い出にもなりますし、後で成長も感じられますよ。
(3)親子で一緒にお昼寝ママと一緒に布団の上でごろごろする時間は心も体もリラックス。
時間を決めて横になっているだけでもOK。
きっと、ママも日頃の疲れが抜けて癒されること間違いなし。
子どもに楽しい経験をさせたい週末。
でも、毎週末のようにイベントが続き、疲れから体調を崩してしまっては残念ですよね。
月曜日は一週間の始まり。
週末はゆっくり過ごす日を設けて、子どもだけでなく、大人も睡眠をたっぷりとって、週の始まりを元気な朝で迎えましょう!【参考・画像】※1 白川修一郎(2008)『眠りで育つ子どもの力』–東京書籍※ ucchie79, MIAStudio、 KPGPayless2/Shutterstockこの記事もおすすめ「専業主婦をサポートしてくれるところは?」>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク夏場のお昼寝にも最適!赤ちゃんの肌に優しい「天然素材タオルケット」10選睡眠中も「熱中症」に注意!汗をかきやすい子どもの脱水症・熱中症対策3つ幼児の「寝たくない!」の理由は?親はどう対応する?寒暖差で「春バテ」が急増中!?今すぐチェックしたい寝室環境とは?寝かしつけ卒業のタイミングは?「ひとり寝」をスタートできる話題の絵本