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我が子のADHD傾向を指摘されて思ったこと。「生きづらさ」について考える

目次・スイスで指摘された息子のADHD傾向・ちょっと変わった子への対応の違い・オモシロい帰国子女として暮らす息子・「世間の本音」を知る『私たちは生きづらさを抱えている発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)著者の姫野桂さんと、コラムニストの河崎環さんによる「生きづらさ」をテーマにした対談。

第2回は、河崎さんのお子さんのエピソードから、姫野さんの感じた就職活動に対する違和感まで、「教育」と「社会」を軸に、生きづらさの現状について語ります。

姫野さん(左)、河崎さん(右)スイスで指摘された息子のADHD傾向河崎:今回姫野さんと「発達障害」や「生きづらさ」をテーマにお話しさせていただく上で、私の経験についてもひとつの事例になるのかなと思っていて。

というのも、私には子どもが二人いるんですが、下の子が海外で、ADHDの傾向があると指摘されたんです。

姫野:そうだったんですか。

河崎:もともと、「ちょっと変わった子だな」とか「過敏な子だな」という程度の印象はあったんです。

周りからも「大丈夫、元気に育っていけばどうにかなるわよ」と言われていて、たしかに育てるのは大変だったけど“どうにかなる子”の範疇にいたんですね。

ただ、その後、家族でスイスに移り住んだのですが、そこの地元の病院の小児科の先生がたまたま発達障害の世界的な権威で。

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