松本穂香、『この世界』すずさんとの不思議な親和性 プロデューサーが語る“素質”
TBS系連続ドラマ日曜劇場『この世界の片隅に』(毎週日曜後9:00※初回25分拡大)がきょう15日よりスタート(C)TBSTBS系連続ドラマ日曜劇場『この世界の片隅に』(毎週日曜後9:00※初回25分拡大)がきょう15日よりスタートする。
第一話でみどころとして挙げたいのがヒロイン・北條(浦野)すずを演じるのは女優・松本穂香の存在感。
3000人のオーデションから選ばれた彼女は戦時下の広島をたくましくもしなやかに生き抜いた“すずさん”との不思議な親和性を持っている。
佐野亜裕美プロデューサーはその素質について語っている。
原作は『漫画アクション』(双葉社刊)連載のこうの史代による同名漫画。
2016年11月にアニメーション映画も公開されヒットを記録した。
物語の舞台は昭和19年頃の広島・呉市。
戦時中にあっても市井の人々にはささいな喜びや悲しみ、普遍的な幸せがあふれている。
その中心となるのが松本演じるすずと松坂桃李演じる夫・北條周作。
第一話ではある種、運命的とも言える出会いを果たした二人が時を超えて再会(だがすずは覚えていない)。
夫婦となるところまでが描かれる。
広島の絵を描くのが大好きでよく「ぼーっとしてる」と言われるのんびり屋さんのすず。
誰もが認める美人というわけでもなく、舞い込んだ縁談にも妹のすみ(久保田紗友)と間違えたのでは…と家族からも疑われるほど。
松本自身のまだ“染まりきっていない”無垢さがあどけないすずと重なるが、のほほんとした笑顔やしっとりとした色気もよくハマっている。
佐野プロデューサーはオーデション時を振り返り「オーディションの芝居にムラがあったんです。
1回目はすごいよかったんですけど、2回目の時にアクシデントがあって、前髪を止めるピンを探してみたいでゴソゴソしててカバンをひっくり返しちゃったんです。
結局ピンも見つからなくてそしたら芝居もボロボロで。
1回目を観てなかったら間違いなく落としてた」。
「そういうムラっ気というかちょっと抜けた感じとか。
あと、いきなり『さつまいもが好き』とか言ってさつまいもの品種の話をしだしたり…そういうところが、すずを“天然”というのはいけないと思うんですが、現代の言葉で言えば“天然”なすずを演じるとき、あざとく作ってしまえば嫌われるので素質として持っていなければ。
そこに通じるところがありました」。
佐野プロデューサーが個人的に考えたというこのドラマのテーマは「人生には偶然があふれてる。
それが希望になったり、救いになったりする」ということ。
戦争が激しさを増すにつれ、生活が厳しくなる時代も明るさを失わず、工夫を重ねて生き抜いたすずさんを松本がどう演じていくのかが楽しみだ。
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