「50歳になるとラクになる」の真実とは? 安彦麻理絵×吉田潮対談
目次・人間、あきらめたときのほうがきれい・マウンティング市場から降りるとラクになる・”呪い“を解いてくれる人たちと過ごそうイカした「ババア」になるためのアレコレをつづったエッセイ『ババア★レッスン』(光文社)を上梓した安彦麻理絵さん(49歳)と、親友のライター・吉田潮さん(46歳)に、「ババア」についてお話をうかがいました。
おふたりがあえて「ババア」という言葉を使うのには、女を傷つけるための言葉をポジティブな文脈で使っていって、“呪い”を解きたいという思いが込められています。
「おばさん」より躍動感があって、人間的な面白みと自由さを感じる「ババア」について、さらに掘り下げていきたいと思います。
安彦さん(左)と吉田さん(右)人間、あきらめたときのほうがきれい——前回、「理想のババア」についてお聞きしましたが、逆に「こうはなりたくない」というのはありますか?安彦麻理絵さん(以下、安彦):見た目に固執したり、年下の女と張り合おうとしたりするようなババアにはなりたくないかな。
潮ちゃん、『おとこの口紅』って、和装ゲイバーを舞台にした漫画読んだ?その中に、「人間あきらめたときのほうがなにかに必死で集中してるときよりきれい」っていうセリフがあるんだけど、私、それ読んだときに「あああっ……!!」って、もう言葉を失ってしまって……!吉田潮さん(以下、吉田)… : :へええ~!悟りだね。
確かに、執着していたこだわりを捨てる…>>12345>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!100均で見つけた「買って良かった!」キッチンツール 人気ブロガー絶賛の5アイテムリーズナブルで便利な100均アイテム。
毎日のごはんづくりに役立つ時短&かんたん調理グッズがあったら、忙しい主婦にとって…関連リンク理想の「ババア」ってどういうこと? 覚えておきたい10の心得奔放に生きたいけど、幸せは貞淑の先にあると信じたい【女心の変遷】黒い潮、噴き出していいですか? 「不妊治療で失ったもの」について考える34歳で「子供がほしい病」に陥り、40歳で不妊治療をやめ、45歳で気づいたこと元サヤで前よりいい関係を築ける人は?カギは相手と自分の「微少の変化」