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ババロアとは?ゼリー・ムース・パンナコッタとの違いとお勧めレシピ7選

ひんやりと冷たく、プルンとしたなめらかな食感が特徴のデザート「ババロア」。

くちどけもよく食べやすいババロアは、年齢を問わずたくさんの人々に愛されています。

ババロアと似た作り方をするものに、「ゼリー」「ムース」「パンナコッタ」などが挙げられます。

どれも冷やして固めるデザートですが、みなさんはその違いをご存じですか?今回は、ババロアとはどういう食べ物なのか、他の冷やして固めるデザートととの違いなどについて、詳しくご紹介します。

目次 [開く][閉じる]■ババロアとは?ゼリー・ムース・パンナコッタとの違い■おすすめのババロアレシピ7選■ババロアをアレンジしてもっと楽しもう!■ババロアとは?ゼリー・ムース・パンナコッタとの違い・ババロアとはババロアとは、卵・牛乳・砂糖で作るアングレーズソース(カスタードソース)に、ゼラチンと泡立てた生クリームを加えて、冷やし固めたものをさします。

フランス発祥のお菓子であり、プルンとした弾力となめらかな食感が特徴的です。

ババロアの名前の由来は諸説あります。

一つはフランス語で「バイエルンの」という意味を持つ形容詞で、かつてドイツに存在したバイエルン王国にいたフランス人シェフが、貴族向けに考案したものであるという説です。

もう一つは、アントナン・カレームというフランスの有名シェフが、バヴァリア地方に元々あった生クリームを使った温かい飲み物から考案したという説です。

ババロアは定番のレシピの他に、果汁や果肉、抹茶や紅茶などを加えて作られることもあります。

シンプルにそのまま食べてもおいしいですが、アレンジすることでいろいろな味の変化を楽しむことができるデザートです。

・ババロアとゼリーの違いゼリーは一般的に、果汁などにゼラチンを加えて冷やし固めたものをさします。

またゼラチン以外にも、寒天やペクチンで固めたものもゼリーと呼ぶことがあるようです。

ババロアは主に、牛乳や生クリームなど乳製品を使って作られるため、ゼリーとは材料も食感も異なります。

ただし、乳製品を使ったゼリーも存在するので、両者をはっきりと区別するのは難しそうです。

・ババロアとムースの違いムースはフランス語で「泡」という意味で、ラテン語の「mulse(蜂蜜水)」が語源だと言われています。

ムースはお菓子だけでなく、料理や泡状の整髪料、泡そのものをさす場合もあります。

お菓子のムースはババロアと同じくフランス発祥です。

一般的に、メレンゲや泡立てた生クリームに、フルーツピューレやチョコレートなどを加えて作られます。

本来はメレンゲや生クリームなどの力で自然に固めたお菓子であるため、クリーミーでふわっとした泡のように軽い食感が特徴です。

見た目がよく似たババロアとムースですが、ゼラチンを使用するか否かという違いがあります。

ただし、現在ではゼラチンを用いて作られるムースもあるため、ゼラチンの有無だけでは区別できない場合もあります。

・ババロアとパンナコッタの違いhttps://unsplash.com/パンナコッタはイタリア発祥のお菓子で、イタリア語で「パンナ」は生クリーム、「コッタ」は煮るという意味があります。

その名の通り生クリームをベースとして作られ、温めた生クリームに牛乳や砂糖、ゼラチンなどを加えて冷やし固めたものをさします。

材料はババロアとよく似ていますが、生クリームを泡立てずに固めるため、パンナコッタの方がよりつるんとしてしっかりとした食感に。

またパンナコッタは卵を使わないため、その点でもババロアと違いがあります。

■おすすめのババロアレシピ7選・オレンジババロアとってもクリーミーでなめらかなババロアです。

オレンジは乳製品と相性よし!材料(4人分)オレンジジュース(100%果汁)200ml砂糖35g卵黄1個分生クリーム130ml牛乳40ml粉ゼラチン5g水大さじ2生クリーム70ml砂糖作り方粉ゼラチンは水に振り入れてふやかす。

小鍋にオレンジジュース、砂糖を入れて火にかけ、煮たったら火を止め、(1)のゼラチンを加えて余熱で完全に煮溶かす。

鍋底を氷水にあてて冷やしながら混ぜ、粗熱が取れたら氷水から外し、卵黄、生クリーム130ml、牛乳を順に加えてその都度混ぜ合わせる。

再び鍋底を氷水で冷やしながら混ぜ、トロミがついたら器に移し、冷蔵庫に入れて冷やしかためる。

(ヒント)調理時間に冷やしかためる時間は含みません。

生クリーム70mlと砂糖を合わせてトロリと泡立て、(3)のババロアにのせる。

レシピオレンジババロアとってもクリーミーでなめらかなババロアです。

オレンジは乳製品と相性よし!20分296Kcal・抹茶ババロア抹茶の香りがふわっと広がる、和風スイーツです。

材料(6cmのセルクル5個分)卵3個グラニュー糖100g薄力粉85g抹茶15gバター20g牛乳25ml卵黄2個分グラニュー糖20g牛乳120ml板ゼラチン6g抹茶5g生クリーム70ml栗(甘露煮)適量ゆで小豆(缶)適量セルフィーユ適量下準備<抹茶スポンジ>の薄力粉と抹茶は合わせて振るい、バターと牛乳は合わせて人肌程度に温めておく。

天板にオーブンシートを敷き込んで用意しておく。

オーブンは200℃に予熱しておく。

<抹茶ババロア>の板ゼラチンは分量外のたっぷりの水でふやかしておき、抹茶は少量の分量外のお湯で溶きのばしておく。

作り方<抹茶スポンジ>を作る。

ボウルに卵とグラニュー糖を加えて、湯煎にあてながらハンドミキサー等で線が描ける程度まで泡立て、合わせて振るった薄力粉と抹茶を加えてゴムベラでサックリ混ぜる。

温めておいたバターと牛乳を加えて混ぜ合わせ、用意した天板に流して均一にのばし、200℃に予熱しておいたオーブンで約12~15分焼く。

焼き上がったら天板から外し、冷ましておく。

<抹茶ババロア>を作る。

ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて白くもったりするまですり混ぜ、沸騰直前まで温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜ、鍋に戻して少しトロミがつくまで加熱する。

水気をきった板ゼラチンを加えて溶かし、溶きのばした抹茶も加えて混ぜ、網でこして氷水にあてて粗熱を取る。

別のボウルで生クリームを7分立てにし、(4)に2回に分けて加え、ゴムベラでふんわりと混ぜ合わせる。

<抹茶スポンジ>を6cmのセルクルで5枚抜き、セルクルの底に敷き込む。

(5)の<抹茶ババロア>を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

(ヒント)<抹茶スポンジ>が残った場合は、冷凍庫で保存できます。

使う場合は自然解凍して下さい。

また、アイスクリームなどと合わせてパフェにしてもいいですよ!固まったら型から外し、栗(甘露煮)、ゆで小豆、セルフィーユを飾って仕上げる。

レシピ抹茶ババロア抹茶の香りがふわっと広がる、和風スイーツです。

40分393Kcal・豆乳ババロア粉ゼラチンを少なくする事で、とっても柔らかいババロアに。

きな粉の風味が効いています。

材料(2人分)豆乳200ml卵黄1個分砂糖大さじ2粉ゼラチン2g水大さじ1きな粉適量ミントの葉適量下準備水にゼラチンを振り入れてふやかす。

作り方ボウルに卵黄と砂糖を入れ、泡立て器ですり混ぜる。

鍋に豆乳を入れて中火で熱し、温まったら(1)に少しずつ加えてよく混ぜる。

鍋に戻し入れて弱火にかけ、混ぜながら2~3分火にかける。

火からおろし、ふやかしたゼラチンを加え、余熱で溶かす。

粗熱が取れたら器に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

固まったらきな粉を振り、ミントの葉を飾る。

レシピ豆乳ババロア粉ゼラチンを少なくする事で、とっても柔らかいババロアに。

きな粉の風味が効いています。

1時間136Kcal・ヨーグルトババロア材料(4人分)プレーンヨーグルト200mlハチミツ大4レモン汁小1粉ゼラチン5g水大2生クリーム50mlバナナ1本レモン汁小1キウイ1個ハチミツ大1ミントの葉適量下準備水大4にゼラチンをふり入れ、ふやかしておく。

バナナは食べる直前に切り、レモン汁をからめて飾り用にとっておく。

キウイは皮をむいて食べやすい大きさに切り、ハチミツをかけ冷やしておく。

作り方ボウルにヨーグルト、ハチミツを入れ、ゴムべらで、滑らかになるまで混ぜ合わせる。

ゼラチンを湯せん又は電子レンジで10~20秒、温めて溶かし、(1)に加えて混ぜ合わせる。

別のボウルに生クリームをトロッとなるまで泡立て、(2)に2回に分けて加え、泡立て器で大きく混ぜ、1時間以上冷蔵庫で冷やす。

器に盛り、バナナ、キウイ、ミントの葉を添える。

レシピヨーグルトババロア–・イチゴババロア材料(4人分)イチゴ3/4パック粉ゼラチン10g白ワイン大さじ4水大さじ4グラニュー糖80gレモン汁大さじ1ホワイトキュラソー大さじ1生クリーム200ml生クリーム50mlグラニュー糖大さじ1イチゴ4~6個下準備イチゴはきれいに水洗いし、水気を拭き取りヘタを取ってミキサーにかけピューレ状にする。

網を通してもいいですよ。

白ワインと水を合わせ、粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

湯せんにかけ塊がなくなるまで溶かす。

生クリームは泡立て器で七分立てまで泡立て、冷蔵庫で冷やしておく。

(七分立てとは泡立て器ですくうとトロ~リと落ちる位の柔らかさ)<飾り用>の生クリームはグラニュー糖を加え、泡立て器でしっかりめに泡立て、冷蔵庫で冷やしておく。

イチゴはきれいに洗って水気を拭き取り冷やしておく。

作り方ボウルにイチゴピューレ、グラニュー糖、レモン汁、ホワイトキュラソーを入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせ、溶かしたゼラチンを少しずつ加えながら混ぜ合わせ、一度網を通す。

混ぜながらボウルの底を氷水にあて、トロミがついてくれば氷水からはずし、生クリームの半量を加えて混ぜ合わせ、残りの生クリームを加え、更にむらなく混ぜ合わせる。

容器に2を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

<飾り用>の生クリームをのせ、イチゴを飾る。

レシピイチゴババロア1時間30分-・ミルクティーババロアとってもなめらかなで濃厚なババロア。

おもてなしに良いですね。

材料(4人分)牛乳400ml紅茶(パック)2個粉ゼラチン10g水大4卵黄2個グラニュー糖70gホワイトキュラソー大1生クリーム大3ミントの葉(あれば)適量下準備水に粉ゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。

作り方鍋に牛乳、紅茶パックを加えて火にかける。

煮立てば2~3分そのまま置き、パックを取り出す。

ボウルに卵黄を入れて泡立て器でほぐし、グラニュー糖を加え、白っぽくなるまで更に泡立てる。

2に1を加えてよく混ぜ合わせ、鍋に戻して木ベラで混ぜながら、煮立てない様に気をつけて、トロミがつくまで火にかける。

火を止め、ゼラチンを加えて完全に溶かし、網でこす。

氷水に当てながらゴムベラで混ぜて粗熱を取り、風味付けにホワイトキュラソーを加える。

別のボウルで、生クリームを軽くトロミがつく位まで(7分立て)泡立てる。

4に5を2回に分けて加え混ぜ合わせ、水でぬらした型に流して冷蔵庫で1時間以上冷やす。

型から出して、あればミントの葉を飾る。

レシピミルクティーババロアとってもなめらかなで濃厚なババロア。

おもてなしに良いですね。

1時間30分266Kcal・カフェモカババロアほろ苦いコーヒー味のババロアは、ちょっぴり大人なスイーツ。

材料(4〜6個分)牛乳300mlコーヒー(インスタント)9g粉ゼラチン8g冷水50ml卵黄2個分砂糖70g生クリーム100ml生クリーム60mlチョコレートシロップ適量ミントの葉適量下準備生クリームは使う10分前に冷蔵庫から出す。

他の材料は全て常温にもどす。

粉ゼラチンに、冷水を加えて10分ほどふやかす。

作り方<コーヒーババロア>を作る。

鍋に牛乳とインスタントコーヒーを入れて、混ぜ溶かしながら沸騰直前まで温める。

ボウルに卵黄を入れて溶きほぐし、砂糖を加えて白っぽくなるまで泡立てる。

(1)を少しずつ加えて、鍋に戻し入れる。

弱火で加熱してトロミがついたら、火を止める。

準備した粉ゼラチンを加えて、溶けたらザルでこす。

粗熱が取れるまで冷水に当てる。

7分立てにした生クリームを加えて混ぜ合わせ、器に注ぎ入れる。

冷蔵庫で1~2時間冷やしかためる。

<飾り>の生クリームをボウルに入れて、6分立てにして(4)に広げる。

チョコレートシロップでジグザグに模様を描く。

垂直の方向に竹串で上下交互に模様を描いて、ミントの葉を飾る。

レシピカフェモカババロアほろ苦いコーヒー味のババロアは、ちょっぴり大人なスイーツ。

30分+-■ババロアをアレンジしてもっと楽しもう!©︎https://unsplash.com/プルンとしたなめらかな食感の甘くて冷たいババロアは、子どもにも大人にも人気の高いデザートです。

基本の材料は、卵・牛乳・砂糖・ゼラチン・生クリームと意外とシンプル。

冷やして固めるという作り方はゼリー・ムース・パンナコッタと同じで、どれもおいしいですが材料や食感など微妙にちがう点もあります。

また現在では、さまざまなアレンジが加えられたババロアもあります。

定番の味ももちろんおいしいですが、お家で作るときにはいろいろなレシピを試してみて、自分好みのババロアを探してみるのも楽しそうですね。

その際には、ぜひ今回ご紹介したレシピも参考にしてみてください!この記事もおすすめ次のスイーツトレンドは「クラフトアイス」?【東京】素材にこだわったアイスが食べ…関連リンク「家飲み派」に捧げる「簡単美味しいおうち居酒屋レシピ」20選!魚焼きグリルで美味しくパンを焼こう!おすすめトーストレシピ4選も!落花生は状態で保存期間が変わる?長持ちさせる保存方法や手作りピーナッツバターレシピも!「今日のご褒美に買って!」ローソンの“極上スイーツ”に癒されちゃう…!小笠原伯爵邸の週末限定「極旬パフェ」ナガノパープル×リキュールの“おとなの味わい”この食コラムに関連するレシピえびとブロッコリーのバゲットサラダ豆腐のニラダレ豪華ちらし寿司朝ごはんの定番!カリカリハッシュドポテトニシンの煮つけ夏野菜のビビンバエノキと玉ネギのみそ汁冷凍里芋の煮っころがし鮭のフライイカと小松菜スパゲティ今あなたにオススメ

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