エキサイト

肉を解凍するときのポイント!おいしく食べられるおすすめの方法とは?

スーパーの特売日に、肉をまとめ買いして冷凍している人は多いかと思います。

しかし冷凍した肉をおいしく食べる方法は知っていますか?せっかくのおいしい肉をなんとなく解凍していたらもったいないですよ!そこで今回は、冷凍した肉を最大限おいしく食べる為のポイントをまとめてみました。

ベストな解凍方法を中心に、おすすめの冷凍の仕方や解凍した肉をおいしく焼く方法もお教えします!ぜひこれからの参考にしてくださいね。

©https://o-dan.net/ja/目次 [開く][閉じる]■肉をおいしく解凍する方法■おすすめしない肉の解凍方法■短時間で肉を解凍する方法■解凍した肉をおいしく食べよう■解凍してもおいしい肉にするには■正しい解凍方法でおいしく肉を食べよう■肉をおいしく解凍する方法先ほど言ったように食費の節約で安いときに肉をまとめ買いして、冷凍する機会は多いと思います。

「冷凍した肉はおいしさが減る」というイメージはありませんか?食べるなら最大限おいしく食べたいですよね。

そこでまずは、ベストな解凍方法を調べてみました。

・ポイントは『じっくり』©https://pixabay.com/ja/肉のうま味はドリップ(肉汁)にあります。

つまり肉をおいしく食べるには、このドリップを出さない方法が最適です。

ドリップを出さないポイントは、時間をかけてじっくりと解凍することなのです。

次の項から詳しく説明していきます!・半解凍がベスト©https://pixabay.com/ja/解凍する際においしく調理するコツは全解凍しないことです。

全解凍してしまうとドリップが流れでてしまうことがあります。

そこでベストな方法は半解凍です!うま味をとじこめたまま調理ができるので、肉を最大限おいしく食べることができるのです。

それではどのような方法で半解凍の状態にすればいいのでしょう?2つの方法を紹介していきます。

・冷蔵庫で解凍する方法©https://pixabay.com/ja/冷蔵庫で解凍する方法はとてもおすすめです。

冷凍していた肉を冷蔵に移動するだけなので簡単ですし、時間をかけてじっくり解凍することでドリップの流出を抑え、うま味をとじこめたまま調理できます。

しかし冷蔵庫での解凍は数時間かかるので、朝や昼に調理したいときは前日の夜に解凍を始めなければいけません。

「今すぐ調理したい!」という場合には使えない方法なのでご注意ください。

・氷水で解凍する方法©https://pixabay.com/ja/低温で解凍できる氷水もおすすめの方法です。

冷凍していた肉を氷水の中に入れるだけなので、こちらもとても簡単な方法ですね。

ただ室温によっては氷が溶けて温度が上がってしまうので、様子を見ながら氷をたす必要があります。

©https://o-dan.net/ja/肉屋や料理人などその道のプロが、この氷水解凍を推奨しています。

低温の氷水にさらすことでドリップの流出を防げますし、冷蔵庫で解凍するよりも大幅に早く解凍できるからです。

時短で肉をおいしく調理できる方法なので、ぜひ試してみてください。

■おすすめしない肉の解凍方法©https://o-dan.net/ja/肉を解凍するベストな方法は「低温でじっくりと解凍する」なのですが、みなさんはこの方法をとれていますか?次はついついやってしまいがちな、おすすめできない解凍方法をまとめてみました。

なかには食中毒を引き起こす危険な方法もあるので、自分がやっていないかチェックしてみてください。

・電子レンジを使う「肉を解凍するのを忘れた!」こういう場合に1番してしまいがちな解凍方法は、電子レンジの使用かと思います。

©https://pixabay.com/ja/最近では電子レンジに解凍ボタンもあるので、この方法を選ぶかたも多いのではないでしょうか?しかし電子レンジは解凍にムラが出ることや急激な温度変化でドリップが流出し、うま味や品質が損なわれることがあるので、おすすめできません。

・お湯につける©https://pixabay.com/ja/こちらも電子レンジと同じ原理で避けたい解凍方法です。

解凍のムラが出ると調理が難しくなりますし、急激な温度変化はドリップの流出につながり、おいしさを半減させてしまいます。

できるだけ肉をおいしく食べるためにぜひこの方法は避けましょう。

・常温におく解凍方法としては、電子レンジやお湯より温度変化も少ないので良さそうな気がしますが、実はとても危険な方法です。

食品に菌が繁殖する温度は5℃~60℃とされています。

もちろん季節にもよりますが、室内の温度はだいたい15℃~25℃です。

この温度の中、長い時間肉を置いていると菌が繁殖する危険性があるのです。

菌が繁殖する危険性については、次の項で詳しく説明していきます。

・解凍方法が悪いと食中毒に?先ほどお伝えしたように解凍方法によっては、菌が繁殖します。

菌が繁殖し活発に動くことによって、食中毒になる可能性が高くなってしまうのです。

©https://unsplash.com/食中毒は腹痛や下痢、嘔吐などを引き起こし、数日から2週間も続くことがあると言われています。

食中毒が長引くと脱水症状や栄養失調になり、子どもやお年寄りは死亡するケースもあります。

このように危険が潜んでいるので、常温での食品の解凍は絶対にやめましょう。

■短時間で肉を解凍する方法©https://pixabay.com/ja/短時間での肉の解凍はおいしさが逃げてしまうことや、食中毒になる危険性があることを知れましたが、どうしても早く解凍しなければならないときもありますよね。

そんな困ったときに使える、短時間で肉を解凍する方法をまとめてみました。

・流水解凍©https://pixabay.com/ja/まずは冷凍肉に流水をかける方法です。

ボウルかバットを用意すれば簡単にできますが、氷水にさらす方法よりもドリップが出る可能性が高いので、急いでいるときに使う方法にしましょう。

・鍋を使う方法テレビ番組で取り上げられ話題になった、2つの鍋を使って解凍する方法です。

これは目からウロコですよ!鍋を2つ用意する。

1つの鍋に3cmほど水を入れる。

もう片方の鍋を下向きに置く。

下向きに置いた鍋の底に解凍したい肉を乗せ、その上に水を入れた鍋を乗せる。

そのまま解凍できるまで待つ。

肉の大きさによりますが、だいたい5分ほどで解凍できるようです。

これは肉より温度の高い水や、空気の温度が鍋に伝わる熱伝導で解凍する方法です。

お湯ではなく水で解凍できるのが驚きですよね。

しかしこの方法は熱伝導の伝わり方が重要なので、お肉が平らで厚さが均一でないと難しいかもしれません。

・フライパンを使う方法©https://pixabay.com/ja/フライパン1つでできる簡単な方法なので、知っていると便利ですよ。

フライパンに冷凍肉を乗せる。

約70mlの水を入れ蓋をする。

強火で3分焼く。

火を止めて1分置く。

短い時間で解凍できますし、どんな種類の肉でも使用できる方法です。

冷蔵庫で解凍する時間がない!というピンチのときには、ぜひ試してみてくださいね。

・電子レンジを使う場合先ほどおすすめしなかった解凍方法ですが、どうしても電子レンジを使いたいときは3つのポイントをおさえて工夫して使いましょう。

©https://www.pexels.com/ja-jp/冷凍庫から出してすぐに解凍する。

電子レンジは食品の水分に反応して加熱するものです。

解凍する肉の表面が解け始めると解凍ムラができてしまいます。

解凍ボタンは使用しない。

最近の電子レンジには解凍ボタンがあるものが多いと思いますが、これは全解凍をするボタンです。

肉は半解凍がベストな状態なので、少しでもおいしく食べるには解凍ボタンは使用しない方が良いでしょう。

弱加熱で温める。

電子レンジを使用する際は、100W~200Wの弱いW数で加熱しましょう。

時間も短めを設定して様子を見ながら解凍していくのがおすすめです。

電子レンジは急激な温度変化によって、肉のうま味や栄養素を含んでいるドリップが流れ出てしまう可能性が非常に高いです。

電子レンジを使う際は、上記の3点を守って使ってくださいね。

■解凍した肉をおいしく食べよう©https://o-dan.net/ja/さて、おすすめの解凍方法をお伝えしてきたので、これからはその他の注意点や解凍した肉のおいしい焼き方をまとめていきたいと思います。

・冷凍保存期間の目安みなさん、肉の冷凍保存期間はご存じですか?「冷凍したら長期間大丈夫なのでは?」と思っている方も多いかもしれませんね。

結論から言いますと1ヶ月以内です。

また、ひき肉は2週間以内が最適と言われています。

思ったより短くて驚きませんか?この期間を過ぎると、食中毒になる危険性も出てくるので注意が必要です。

期限を忘れないように肉を解凍するときには、包むラップや保存袋に必ず日付を書くようにしましょう。

・再冷凍はNG「肉を解凍したけどやっぱり今日は使わないかも…。

」そんなときもありますよね。

この場合にもう1度冷凍していいのでしょうか。

答えは基本的にNOです。

©https://www.photo-ac.com/それは以下の2点が理由と言われています。

おいしさが損なわれる。

冷凍と解凍を繰り返すと肉の細胞が壊れ、ドリップが流れ出てしまう。

食中毒の危険がある。

食品の温度変化が何度もあると、食品の中にいる菌が活動を始めて増殖してしまう。

以上の理由で再冷凍は避けましょう。

例外として冷蔵庫や氷水で解凍したものは、食品の鮮度が保たれているので再冷凍しても良いと言われています。

しかし何度も冷凍と解凍を繰り返すと、おいしさが損なわれる可能性があるのでお気をつけください。

・ステーキ肉をおいしく焼く方法特においしく食べたい肉と言えばステーキ肉ではないでしょうか?この項では、冷凍したステーキ肉のベストな焼き方をお教えします。

©https://o-dan.net/ja/ベストな方法とはずばり、凍っているステーキ肉をそのまま焼く!です。

フライパンに凍ったままのステーキ肉を乗せる。

蓋をして両面を強火で2分焼く。

火を止めて余熱で2分火を通す。

肉の厚さによって余熱の時間は調整が必要です。

とても簡単ですがステーキ肉のうま味を逃さずジューシーに焼き上げることができる方法なので、ぜひステーキ肉を冷凍した際にはお試しください!・ドリップに注意今回の記事で何回も出てくるキーワードの「ドリップ」。

ドリップは肉のうま味や栄養素を含んでるので、できるだけ流れ出させないことが肉をおいしく食べるコツです。

おさらいですが、ドリップの流出を防ぐポイントは2点です。

解凍は全解凍ではなく半解凍で。

肉を全解凍するとドリップ流出のもとです。

解凍する際は半解凍までにしましょう。

解凍は時間をかけてゆっくりと。

ドリップは急激な温度変化によって溶け出してしまうものですので、それを避けるために冷蔵庫や氷水を使った低温で解凍する方法がベストです。

ドリップの流出を防ぎ、おいしくて栄養のある肉を食べましょう!■解凍してもおいしい肉にするには©https://o-dan.net/ja/肉は買ってきたその日に食べるのがベストですが、冷凍した肉も解凍方法次第でおいしく食べられることが分かりました。

それでは次は解凍方法の前段階である冷凍方法のおすすめをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

・味付けや調理して冷凍©https://o-dan.net/ja/味付けや調理してからの冷凍にはメリットがたくさんありますよ!料理の時間を短縮できる。

味がしみこみやすい。

しっとりと調理できる。

冷凍するときに時間があるかたは、味付けだけでもしてから冷凍するのがおすすめです。

時短で調理ができ、味がしっかりとついたジューシーな肉を食べられますよ!・小分けにして冷凍肉はできるだけ小分けにして冷凍しましょう。

その理由は2つあります。

冷凍の早さ。

肉が少量であればあるほど冷凍が早く完了するので、肉の鮮度が保たれます。

できるだけ肉の鮮度を保つ為に、肉を買ってきたらすぐに小分けにして解凍するようにしましょう。

調理のときの便利さ。

調理をするときに必要な分だけ解凍できます。

先ほどお伝えしたように、例外を除き1度解凍したものは再冷凍してはいけません。

肉を少量使いたいときに小分けをしておくと、とても便利です。

小分けして冷凍すると、肉のおいしさが保たれて調理にも便利です。

簡単なことなのでぜひ実践してみてください。

・冷凍するときのひと工夫実は肉を冷凍するときに簡単にできる裏ワザがあります。

それはアルミホイルを使うことです。

©https://o-dan.net/ja/肉を解凍する際にラップを使う人は多いかと思いますが、実はアルミホイルの方が冷気の伝わり方が早く、肉の鮮度を保ったまま冷凍ができます。

ただし密閉することが必要なので、肉をラップで包んでからアルミホイルで包む方法がベストでしょう。

とても簡単な方法で鮮度を保つことができます。

肉だけでなく食品全般に使える方法なので、ぜひ覚えておいてください!■正しい解凍方法でおいしく肉を食べよう©https://o-dan.net/ja/役に立つ情報はあったでしょうか?肉を冷凍するのは便利ですが、解凍方法を間違えるとおいしさが半減するだけでなく、食中毒の危険もありますので十分お気をつけください。

しかし正しい解凍方法であれば、肉のうま味を損なわずおいしく食べることができます!これから肉の特売日には、気兼ねなくまとめ買いをして冷凍できますね。

上手に解凍して、肉のおいしさを最大限引き出しましょう!関連リンク有楽町・日本橋・丸の内エリアの「テラス席があるお店」おいしい肉料理でおもてなし!銀座の大切な日におすすめのレストラン子どもが喜ぶ!料理家・野口真紀さんに教わる、チャーハンアレンジレシピグリルとオーブンの違いを解説!適切に使い分けておいしい料理を作ろう仙台ご当地グルメ旅|定禅寺通・広瀬通り近くの「牛タン」が楽しめるお店この食コラムに関連するレシピ焼酎のお湯割り冷蔵庫で冷やすだけ!簡単プリン中華風ステーキワサビステーキ丼ひとくちステーキ鶏鍋スープのうどんステーキ野菜添えステーキ牛ステーキの玉ネギソースがけ雪鍋今あなたにオススメ

続きを見る