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湯豆腐の残り汁をリメイクして「おいしい味噌汁」に!

ある日、母から電話がありました。

「湯豆腐の汁、捨ててる?捨てないで翌日のお味噌汁にしてごらん。

昆布の出汁が出て、おいしいお味噌汁がでるわよ」と。

それを聞いて「なるほど」と。

湯豆腐は昆布を使うから、たしかに出汁が出てそうだと思いやってみると、本当においしくお味噌汁を作ることができました。

台所排水を減らせるので、これは今話題のエコクッキング(環境にやさしい食生活)にもなりますし、栄養面でのメリットとしては湯豆腐の長ねぎや豆腐から流れ出たビタミンB群などもとることができます。

母に良いことを教えてもらったなと思いました。

ちなみに、湯豆腐における昆布の役割をご存知ですか?ひとつは、出汁が出るので湯豆腐がおいしくなること。

そしてもうひとつは、豆腐を強い火から守ること。

豆腐は急激に温度が上がると、かたくなったりスが入ったりと食感が悪くなってしまいます。

その点、鍋底に昆布を敷くことによって豆腐は急な温度変化から守られ、やわらかく煮崩れしにくくなるのです。

また、出がらしの昆布にも栄養は残っています。

とくに昆布に特徴的な成分が、ぬめり成分のアルギン酸。

昔から「昆布は血圧を下げる」と言われていますが、これはアルギン酸の働きによるものです。

■おいしい味噌汁レシピ制作:管理栄養士 長有里子<材料2人分>湯豆腐の残り汁 300-400mlお好みの具材 適量味噌 適量<作り方>1、湯豆腐の残り汁とお好みの具材を入れ、火にかける。

2、具材に火が通ったら味噌を溶く。

もし、湯豆腐の昆布は食べにくいと感じていたら、細かく刻んで味噌汁の具にすると食べやすいですよ。

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