濃厚な甘みでお店の味! 「ドライイチジクのタルト」
不老長寿の果物「イチジク」。
前回はナスと組み合わせた、オシャレなマリネをご紹介しました。
ワインと一緒に楽しんでいただけましたか?今回は、ドライフルーツのイチジクをたっぷり使った贅沢なデザートレシピをご紹介したいと思います。
一口食べれば、イチジクのプチプチ食感とタルトのサクサク感、芳醇な香りでたちまち幸せな気分に。
おもてなしデザートにもピッタリです。
人数に合わせて切り分けられるので、手土産としてもいいかもしれません。
紅茶を飲みながら優雅なティータイムを過ごしてくださいね。
ドライフルーツを使っているので、季節を問わず作れるのも嬉しいですね!■ドライイチジクのタルト調理時間 1時間レシピ制作:橋本敦子<材料18cmタルト型1台分> 薄力粉 100g 無塩バター 60g 粉糖 60g 塩 少々 卵 25g 無塩バター 60g グラニュー糖 60g アーモンドプードル 60g 卵 60g ラム酒 適量 水 500ml グラニュー糖 200g イチジク(ドライ) 500g オレンジ(皮) 1/2個分 シナモンスティック 2本 ナパージュ 適量 水 少々<下準備>・<タルト生地>用の無塩バターは1cm角に切っておく。
・薄力粉、粉糖、アーモンドプードルは各々振るっておく。
・<クレーム・ダマンド>の無塩バターは常温にもどしておく。
・<仕上げ>のナパージュに水を加えて混ぜながら火にかけ、煮溶かしておく。
・オーブンを180℃に予熱しておく。
<作り方>1、<タルト生地>を作る。
ボウルに薄力粉を入れ、中央をくぼませる。
くぼみの中に1cm角に切った無塩バターを入れ、無塩バターの上に塩、粉糖を加えて指先でバターを潰すように混ぜる。
無塩バターと粉糖が混ざったら、溶きほぐした卵を加えてよく混ぜる。
2、(1)の無塩バターの粒がなくなってきたら、指先で円を描くようにしながら、少しずつ周囲の薄力粉をくずして中央に混ぜ込んでいく。
ひとつにまとまったらラップに包んで冷蔵庫で30分~1時間休ませる。
※フードプロセッサーを使用する場合は、全ての材料を入れて混ぜ合わせて下さい。
3、<ドライイチジクのシロップ煮>を作る。
鍋に水、グラニュー糖を入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けたらイチジク、オレンジの皮、シナモンスティックを加え、ひと煮たちしたら火を止め、そのまま漬け込んでおく。
※<ドライイチジクのシロップ煮>は前もって用意しておく事をおすすめします。
4、<クレームダマンド>を作る。
ボウルに無塩バターを入れて泡立て器で混ぜ、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる。
その中に溶きほぐした卵を加え、さらに混ぜる。
5、(4)が均一な状態に混ざってきたら、アーモンドプードルを加えて混ぜ、最後にラム酒を加える。
6、(2)の<タルト生地>を厚さ約3~4mmにのばし、タルト型に敷く。
7、(6)に(5)の<クレームダマンド>を入れてまんべんなくのばし、その上に食べやすい大きさに切った(3)の<ドライイチジクのシロップ煮>を並べ、180℃に予熱しておいたオーブンで30~40分焼く。
8、(7)が焼けたら、型から外して冷ます。
冷めたら表面のイチジクに<仕上げ用>のナパージュをぬる。
コツ・ポイント ここではガスオーブンを使用しています。
オーブンによって温度や焼き時間に違いがあるので、普段からお家のオーブンの癖を知っておく事をおすすめします。
※ラム酒の量は、お子さまの年齢に合わせて、調節しながら使ってください。
残ったドライイチジクは、乾燥しないように保存袋や容器に入れて、冷蔵庫で保存して下さいね。
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