絨毛膜羊膜炎とは?早産の原因になる?症状や治療の方法は?【産婦人科医監修】
目次・絨毛膜羊膜炎とは?・卵膜の絨毛膜と羊膜が感染した状態・絨毛膜羊膜炎には不顕性と顕性がある・絨毛膜羊膜炎と早産との関係・絨毛膜羊膜炎の原因・絨毛膜羊膜炎の症状と検査方法・不顕性の場合・顕性の場合・絨毛膜羊膜炎の治療方法とかかる期間・不顕性の場合・顕性の場合・絨毛膜羊膜炎の胎児への影響は?・不顕性の場合・顕性の場合・絨毛膜羊膜炎の予防法早産の原因で最も多いのは細菌による感染です。
なかでも絨毛膜羊膜炎は、早産の原因の第1位となっています。
自覚症状がほとんどないので、予防をするにはきちんと健診を受けることが大切。
絨毛膜羊膜炎の基本的なことを知っておきましょう。
絨毛膜羊膜炎とは?絨毛膜羊膜炎とは、どんな病気なのでしょうか。
卵膜の絨毛膜と羊膜が感染した状態おなかの中の赤ちゃんは、卵膜(らんまく)という薄いけれど弾力性のある丈夫な膜で包まれています。
卵膜は外側から「脱落(だつらく)膜」「絨毛(じゅうもう)膜」「羊膜」の3層で構成されています。
絨毛膜は表面に絨毛(細かい突起)があり、この一部分から胎盤がつくられ、ママの血液から酸素や栄養を吸収し、おなかの赤ちゃんに送ります。
羊膜はいちばん内側にあり、へその緒の表面も覆っています。
絨毛膜羊膜炎は、絨毛膜と羊膜に細菌が感染し、炎症を起こした状態をいいます。
絨毛膜羊膜炎には不顕性と顕性がある絨毛膜羊膜炎は、進行具合によって「不顕性」と「顕性」の大きく2つに分かれます。
不顕性は子宮内に感染していない状態で、治療を行えば早産を予防でき、妊娠の継続が可能です。
一方、顕性は子宮内に感染している状態で、進行を止めにくく、多くは早産になってしまいます。
そのため、不顕性の段階で早期発見、早期治療をすることが重要になります。
絨毛膜羊膜炎と早産との関係妊娠22週以降から37週未満に出産することを早産といいます。
早産の原因で最も多いのが感染症によるものです。
はじめは、膣内に起こった感染症でも、気づかずにそのままにしておくと、膣内から子宮頸管、さらに卵膜(羊膜、絨毛膜)まで感染が進行してしまいます。
そうなると子宮頸管がやわらかくなったり、卵膜がもろくなって破れたりして、前期破水(陣痛がはじまる前に羊水が流れ出てしまう症状)や早産になるおそれがあります。
おなかの赤ちゃんにとって、最も安全で快適に過ごせる場所は、羊水と卵膜で守られた子宮の中です。
赤ちゃんの体の機能が完成する妊娠37週までは、1日でも長く子宮の中で育てることが大切。
できる限り感染症を予防して、早産になるのを防ぎましょう。
https://millymilly.jp/column/51213絨毛膜羊膜炎の原因絨毛膜羊膜炎は、膣内の細菌のバランスが乱れることから始まります。
本来、膣内はラクトバチルスという乳酸菌(善玉菌)… : によって酸性に保たれ、乳酸菌以外の菌の増殖を防いでいます。
…>>123>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク【ZARAキッズ】子供だからこそ着こなせる!女の子のための春コーデ~BABY篇~失敗おもちゃと成功おもちゃ…娘が生まれて2年で分かったこと想像妊娠とは?なぜ起こるの?症状は?【産婦人科医監修】何の夢をみているの…? 子どもの寝言がおもしろカワイイ!【ふるえるとりの育児日記第9話】松岡修造のアツ~い格言と元気をチャージするお肉レシピをご紹介! [PR]